技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療機器開発における臨床試験 (治験) の立案と実施

Zoomを使ったライブ配信セミナー

医療機器開発における臨床試験 (治験) の立案と実施

~医療機器の特徴を踏まえた試験計画の企画、効率的な体制構築と実施のポイント~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、国内臨床開発を適正に実施し、成功させるための必須知識となるGCP基準及びGCPに基づいた実施の体制構築と運用について解説いたします。

開催日

  • 2021年2月16日(火) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 医療機器臨床開発部門
  • 医療機器企画担当者
  • 医療機器の新規参入者

修得知識

  • 医療機器開発の基本的特徴
  • 医療機器GCPと関連する法規則の内容
  • 医療機器GCPに基づく臨床開発の準備と運用
  • 承認申請に向けての基本的な関連事項
  • 今後の動向 – 日本の規制基準改革と国際調和

プログラム

 新医療機器開発おいて、製造販売承認前に臨床試験 (治験) を国内で実施することはあまり多くありません。医療ニーズの高い画期的な医療機器についても、海外開発のものは海外臨床試験の成績が利用されることが多く、国内臨床試験を行う機会は限定されています。しかし、画期的なリスクの高い新規の医療機器の開発に際しては国内で治験を実施することが不可欠になります。
 国内の治験を実施することにより承認申請のための臨床データを取集する際には、医療機器の臨床試験実施の基準 (GCP) を遵守することはその基本です。そのため臨床開発にかかわるスタッフの方々に、国内臨床開発を適正に実施し成功させるべく、基本知識として、GCP基準及びGCPに基づいた実施の体制構築と運用について理解し習得することを本講座で目指しています。現在懸念されている新型コロナ感染症の影響下での患者中心の臨床試験の動向についても紹介します。

  1. 医療機器の臨床開発プロセスの特徴 (特殊性)
    • 性能試験等におけるPhase、臨床試験におけるFeasibility Study/ Pilot試験とPivotal試験
  2. 医療機器の臨床試験の実施の基準に関する省令 (以下、医療機器GCP) 及びガイダンスとの関連において留意すべき「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」 (以下、薬機法) 及び同規則
  3. 医療機器GCPの概要
    1. 医療機器GCP用語の解説
    2. 医療機器GCP省令・ガイダンスの内容
    3. 他の医薬品GCP (再生医療等製品を含む) との相違又は比較
    4. 米国・欧州などの医療機器GCP等規制要件
    5. 医療機器GCPの要求事項
    6. 必須文書および記録の作成
    7. 医療機器GCP実地調査、医療機器GCP適合性書面調査
    8. 治験中の不具合、感染症等の報告
    9. GCP信頼性確保
  4. 治験の準備、依頼、運営・管理の要件:いかに効率的に構築し運営又は管理を行うか
    1. 人員 (スタッフ) 、設備
    2. 手順書 治験実施計画書、治験機器概要書、総括報告書
    3. 申請書概要 (STED) 等
  5. まとめ:的確な薬事申請に向けての治験の計画と実施 (依頼を含む) に向けて
  6. 補足:COVID-19対策下における患者中心の臨床試験に関する動向
  7. 参考資料・文献

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/26 欧州体外診断用医療機器規則 (IVDR) の要求事項と対応ノウハウ オンライン
2025/5/26 FDA QMSR発出のインパクトセミナー オンライン
2025/5/27 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMS入門と効果的かつ効率的運用 (2日間) オンライン
2025/5/27 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMS入門 オンライン
2025/5/27 各国医療機器薬事規制セミナー オンライン
2025/5/28 中東主要国の薬事・薬価比較と現地対応手法 オンライン
2025/5/28 医薬品と医療機器の早期承認取得のためのPMDA戦略策定のポイント オンライン
2025/5/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン
2025/5/29 再生医療産業分野における新規事業・研究開発テーマ企画の心得と市場参入戦略 オンライン
2025/5/29 薬事承認・保険適用・診療報酬改定に関する理解とそれらを総合した戦略の重要性とその要点 (実践・戦略編) オンライン
2025/5/30 医療機器・プログラム医療機器の保険戦略 オンライン
2025/5/30 薬価算定ルールと費用対効果評価 (医療経済評価) 及び評価手法 オンライン
2025/5/30 生物学的安全性評価の進め方とデータ評価のポイント オンライン
2025/5/30 各国医療機器薬事規制セミナー オンライン
2025/6/2 医療機器設計開発プロセス 基礎講座 オンライン
2025/6/3 欧州体外診断用医療機器規則 (IVDR) の要求事項と対応ノウハウ オンライン
2025/6/3 有害事象の評価について、とくに因果関係判断にかかる、個別症例の評価の考え方と集積検討の考え方 オンライン
2025/6/4 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2025/6/4 欧州医療機器規則 (MDR) において要求されている市販後活動とその要求事項 オンライン
2025/6/5 滅菌製品の微生物汚染菌 (バイオバーデン) 測定試験の基礎と微生物試験のバリデーション オンライン