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IPランドスケープの実践とポイント

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IPランドスケープの実践とポイント

~戦略提言レポートの書き方、知財情報解析とマップの書き方、読み解き方、ビジネスモデルへの落とし込み方、企業でのIPランドスケープ活動の進め方~
オンライン 開催

開催日

  • 2020年12月15日(火) 10時00分 17時15分

プログラム

第1部. IPランドスケープ3.0 ~IPランドスケープによる戦略提言レポート~

(2020年12月15日 10:00〜11:30)

狭義のIPランドスケープとは知財情報解析をフル活用した戦略提言であり、その実践に役立つのが講師が2011年から提唱してきた知財情報戦略である。いくら優れた分析手法であっても経営幹部の琴線に触れる (魅せる) 戦略提言に繋がらなければ無意味であり、それにはストーリ性と魅せるエグゼクティブサマリーが不可欠である。これらに重点をおいて知財情報戦略をバージョンアップしたものがIPランドスケープ3.0であり、本講演では、具体的事例を用いてプロフェッショナルアーキテクトの技を紹介したい。
  1. 狭義のIPランドスケープとは
  2. 戦略提言のための「論点のゴール」
  3. IPランドスケープ2.0とは
    1. IPランドスケープ2.0による潮流把握
  4. IPランドスケープ3.0とは
  5. 事例1) 中国×AI編
    1. ストーリー構築
    2. 魅せ方
  6. 事例2) MaaSの注目潮流編
    1. ストーリー構築
    2. 魅せ方
  7. 番外編 (AIを巡る世界的な開発競争)
    1. 量子コンピューターとAIチップで激突する米中勢
    2. 自社商材の機能強化に余念のない韓欧勢
    • 質疑応答

第2部. IPランドスケープ実践のための知財分析 ~特許マップの読み書き~

(2020年12月15日 12:15〜13:45)

 IPランドスケープ実践において知財情報解析は欠かせない重要な要素です。実践にあたっては様々なツールや特許マップを上手に活用し戦略提案へとつなげるスキルが求められます。特許マップというと、ツールの操作習得といった「書く」ことに注目されがちです。データ整理としてツールをきちんと使えることは大事なことですが、実践ではツールに頼ってマップを作るのではなく、知りたいことを的確に「書く」ことが求められます。また、その先にある仮説設定・提案策定へとつなげるためには、特許マップから何が起きているのかを「読む」力も必要なスキルとなってきます。
 本講座では、統計的データや質的データを用いた事例を通して、特許マップを「読む・書く」力について紹介します。

  1. IPランドスケープをうまく進めるためには
  2. 「見る」と「取る」の2つの分析
  3. 統計的データの事例
  4. 質的データの事例
  5. 指標的データの事例
    • 質疑応答

第3部. IPランドスケープ実践の為の思考支援ツール

~ビジネスモデルをIP視点でデザイン・分析する~

(2020年12月15日 14:00〜15:30)

 IPランドスケープにより事業戦略の方向性が指し示されますが、その戦略をビジネスモデルに落とし込み、かつ知的財産により強化するための思考ツールは少ない状況です。本講座では、知的財産を効果的に効かせたビジネスモデルを設計 (IPデザイン) するフレームワークとして「VIPMAP」を紹介します。VIPMAPは利害関係者間の価値交換に基づき、知的財産の効力を効果的に発揮させるビジネスモデルを設計・分析するための思考ツールです。本講座では、VIPMAPの活用事例として、特許公報を起点としたビジネスモデル検討、新興ビジネスの分析、そして最近注目される経営デザインシートと組み合わせたビジネスモデル分析について紹介します。

  1. IPデザインについて~ビジネスモデルを知財で強化する為に
  2. IPデザインのための思考ツール「VIPMAP」
  3. VIPMAP活用例1~特許公報を起点としたビジネスモデル検討
  4. VIPMAP活用例2~フードトラックのビジネスモデル分析
  5. VIPMAP活用例3~経営デザインシートとのコラボ
    • 質疑応答

第4部. 企業内IPランドスケープ活動の進め方 ~マネジメントに関する考察~

(2020年12月15日 15:45〜17:15)

 2017年4月に特許庁が発表して以来、一般紙などでも注目されてきた「IPランドスケープ」であるが、3年が経過した今、日々多様な手法、組織的な活用が進んでいる。実は特許分析として類する活動を既にしていた、という各社もあるが、顧客である社内の認知、期待度が大きく変わってきている。こうした中で、どのようにこの取組みをこの組織的にマネジメントしていくか。未だ多くの企業の中では知的財産部門に対する理解度も低い中で、この活動の位置づけをどう融合させていくか、という課題があると考えている。
 そこで本講座では簡単な活動事例を踏まえた上で、IPL活動をマネジメントする上での組織活動上の基本的な考え方と課題仮説、今後の方向性についての考察を述べる。

  1. 積水化学工業とIPL活動
    1. 積水化学工業のご紹介
    2. 当社IPL活動のご紹介
  2. 実践事例
    1. 研究開発部門向けのIPL活動
    2. IPLによる価値提供、3つの方向性
      • 経営
      • 事業
      • 企画
    3. 課題、起こっていること
  3. マネジメント上のポイント
    1. 知的財産部門の特性
    2. 方向性を定める、その上での方向性
    • 質疑応答

講師

  • 山内 明
    株式会社 知財ランドスケープ
    代表取締役社長 / CEO
  • 佐藤 貢司
    三井化学 株式会社 知的財産部 情報調査グループ
    チームリーダー
  • 川邊 光則
    岩谷産業 株式会社 中央研究所 知的財産担当
    部長
  • 梶間 幹弘
    積水化学工業 株式会社 R&Dセンター 知的財産グループ (つくば)

主催

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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

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本セミナーは終了いたしました。

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