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化粧品の使用感評価と製品開発

Zoomを使ったライブ配信セミナー

化粧品の使用感評価と製品開発

~長く愛用される魅力的な商品設計 / 官能評価 / 触感評価 / 感性評価 / 硬軟感 / 粗さ感~
オンライン 開催

開催日

  • 2020年12月15日(火) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 触感の捉え方
  • 化粧品使用感の主観的評価法
  • 官能評価の基礎技術
  • 化粧品処方開発のヒント
  • 触覚の基礎科学
  • 官能評価の方法
  • 物性計測値と官能評価値との関係を理解する方法

プログラム

第1部. 化粧品官能評価の基礎と結果の表し方

(2020年12月15日 12:30〜14:15)

 化粧品の使用感評価には、主観的評価 (官能評価) が重要である。そこで、官能評価の基本から、触感、使用感の捉え方、評価項目・評価尺度の決め方、評価用語の発想と選定、専門パネルのつくり方についてお話しする。
 また、化粧品の使用感を人に正しく伝えるための結果の表し方や見せ方についても、実例を示しながら解説する。

  1. 触感、使用感の捉え方
    1. 皮膚感覚のメカニズム
    2. 触感とは何か
    3. 触感の定量化
  2. 化粧品の使用感評価試験のデザイン設計
    1. 使用感評価試験の種類と試験設計
    2. 官能評価の基準、項目・尺度の決め方
    3. 官能評価アンケートの作り方
    4. サンプルの選択と評価パネルの選定
    5. 官能評価デザイン設計者の資質と専門パネルの教育
  3. 結果の表し方、見せ方
    1. 官能評価結果の解析方法
    2. 結果の表し方
    3. 結果の見せ方、ビジュアル化

第2部. 化粧品開発時における触感評価と事例

(2020年12月15日 14:30〜16:00)

 触れたときの印象は、香粧品を取り扱う際に誰しもが体験する。触れることは日常の中で意識されることの最も少ない感覚であるが、触感が生活の中でもたらす印象に与える影響は少なくない。
 本セミナーでは、触覚の基礎科学知見に加えて、触感が心理にもたらす作用について、演者らの研究知見を交えて紹介する。そして、演者が提案してきた「触楽入門」の観点から論じる。また触感は、香粧品の愛用を促進するために重要な要素であり、視覚や聴覚、嗅覚から得られる魅力的な感性価値と比較すると即時性はないが、長く使い続けることでもたらされる使用感への慣れは触覚特有の感性価値でもある。
 本セミナーでは、官能試験を通して香粧品の感触を評価する方法についても概説する。

  1. 触覚の基礎と心理作用
    1. 触覚刺激を受容する機械受容器と温度受容器の仕組み
    2. 触感覚の身体部位差
    3. 触感覚の加齢変化
  2. 触感が生活の中でもたらす印象に与える影響
    1. 触感の3要素
    2. 温度感覚の心的効用
    3. クロスモーダル触感
  3. 触感評価と個別の各論
    1. 触感評価の手順
    2. 感性評価と心理実験の違い
    3. 硬軟感の感性評価
    4. 粗さ感の感性評価
  4. 研究事例
    1. 皮膚のやわらかさの感性評価
    2. 押し込み感の感性評価

第3部. Q&A パネルディスカッション

(2020年12月15日 16:00〜16:30)

主催

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受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

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本セミナーは終了いたしました。

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