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リチウムイオン電池の安全性評価と各国試験規格の基礎

リチウムイオン電池の安全性評価と各国試験規格の基礎

~リチウムイオン電池の基礎や熱暴走のメカニズム、事故事例を踏まえ国内外の試験規格の評価方法などの知識を習得し、安全性を高めた製品の開発に活かす~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年10月21日(月) 13時00分16時30分

受講対象者

  • リチウムイオン電池の材料開発、電池開発、安全性試験に携わる方

修得知識

  • リチウムイオン電池の安全性試験の種類とその試験方法
  • リチウムイオン電池に関連する国内外の試験規格

プログラム

 近年リチウムイオン電池はモバイル用途や自動車用途を始め、多くの製品に搭載されている。特にEV (電気自動車) 、HEV (ハイブリッド電気自動車) およびPHEV (プラグインハイブリッド電気自動車) の目覚ましい普及により、高出力で高エネルギー密度の駆動用リチウムイオン電池の需要が急増している。その一方で、リチウムイオン電池の発火や破裂の事故は以前として起きており、その安全性確保については重要な課題となっている。電池の基礎レベルの安全性を確保し、自動車システムやバッテリーパックの設計に関して不可欠なデータを入手するためには性能、信頼性および安全性の試験が必須となる。
 本講義では主にリチウムイオン電池の国内外の安全性試験規格に基づく評価方法についてお話しする。

  1. リチウムイオン電池の基礎
    1. 動作原理
    2. 特徴
    3. 用語および定義
  2. リチウムイオン電池の安全性
    1. 事故事例
    2. 熱暴走の発生メカニズム
  3. リチウムイオン電池の海外・国内の試験規格とその評価方法
    1. JIS規格
      • JIS C 8715-2
    2. UN規格
      • UN38.3
      • UNECE R100
    3. IEC規格
      • IEC62133-1
      • IEC62619
    4. その他の規格
  • 規格の種類は変更になる場合がございます。

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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主催

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受講料

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
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