技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、細胞周辺技術において、いかに広くて強い特許をいかに取得するのか、今後どのような特許を取得すべきかについて詳解いたします。
(2019年8月20日 10:00〜12:00)
新規細胞の発明では、天然の細胞と区別しつつ明確に細胞を特定することで、細胞寄託をせずに権利化をすることが望ましい。本セミナーでは、このような新規細胞およびその作製等の技術の権利化で注意すべき審査上の取り扱いを概観したうえで、特許事例を踏まえたクレームの立て方を紹介する。
(2019年8月20日 12:45〜14:45)
生体外で加工した細胞や組織を患者に移植する再生医療・細胞治療技術において、細胞加工の多くは、細胞培養である.細胞医療・細胞治療技術を事業化するためには、限られた数の細胞から、所望の機能を備えた必要量の細胞や組織を、リーズナブルなコストで、迅速に製造する細胞培養技術が必要である.また、細胞培養によって得られ、患者に移植される細胞や組織については、その有効性のみならず、十分な安全性が確保されなければならない.これら様々な要請がある中で、再生医療・細胞治療に適した細胞培養技術の開発が盛んに行われている. 本講演では、細胞培養に用いる培地・添加剤・培養条件に着目して、再生医療・細胞治療技術の事業化を見据えた特許戦略について検討する.
(2019年8月20日 15:00〜17:00)
再生医療を下支えする「細胞の保存技術」分野では保存液、保存機器、保存方法等で多くの研究成果が生まれ、数多くの特許出願がなされている。細胞を凍結保存する場合、水分子が氷結すると細胞膜が傷つき、致命的なダメージを受ける。これを防ぐために、試料に凍結保護剤 (e.g. DMSO) を添加し、結晶化を抑制し細胞をガラス化状態で保存する。しかし、凍結保護剤には細胞毒性があり、保存した細胞が組織へと分化する可能性もあるため、新たな凍結保存法が求められている。
細胞の保存機器等については、凍結保存作業を容易かつ確実に行える装置、低コストかつコンタミネーションを防止する保存装置、単純でコンパクトな細胞培養容器、運搬用容器も求められている。
本技術分野で世界の先頭に立つことを目指すならば、特許戦略に工夫が必要である。経験・勉強を基にした演者のお話しが、皆様のお役にたてれば幸甚です。
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