技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品・医療機器・再生医療医療等製品におけるエンドトキシン試験とバリデーションの留意点

医薬品・医療機器・再生医療医療等製品におけるエンドトキシン試験とバリデーションの留意点

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、GMPバリデーション、品質リスクマネジメントの留意点について、国内外の薬事規制動向を踏まえながら詳しく解説いたします。
そして、エンドトキシン規格値の設定、データ解釈上のポイントとピットフォール、問題解決手法やプロセスを解説いたします。

開催日

  • 2019年5月30日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • エンドトキシンの基礎
  • 臨床分野に関する専門知識と最新情報
  • 局方エンドトキシン試験法の実際とバリデーション手法、課題への対処法、解決力
  • 医薬品・医療機器・再生医療等製品におけるエンドトキシン試験の進め方、留意すべき事項と重要ポイント
  • 品質リスクマネジメント実践の要点

プログラム

 本セミナーでは、医薬品・医療機器・再生医療等製品の品質確保におけるエンドトキシン管理の重要性、国際調和されたエンドトキシ試験法の正しい理解と実践、GMPバリデーション、品質リスクマネジメントの留意点について、国内外の薬事規制動向を踏まえながら詳しく解説します。
 また、エンドトキシン規格値の設定、データ解釈上のポイントとピット フォール、問題解決手法やプロセスを学び、当該試験法とその意義、臨床も含めた今後の課題について理解を深めるとともに日々の業務への効率的な活用を図ります。

  1. エンドトキシンの測定及び除去
    1. エンドトキシンの本体
    2. エンドトキシンの生物活性と人体への作用
    3. リムルステスト (LAL) の原理と反応機構
    4. 発熱性物質試験法との相関
    5. 各種リムルステストの特徴と基本性能
    6. エンドトキシンの除去及び不活化
    7. 医薬品や医療機器等の製造工程における品質管理
  2. エンドトキシン試験法とバリデーション
    1. 日米欧三極薬局方エンドトキシン試験法と国際調和
    2. GMPバリデーションの考え方と進め方
    3. エンドトキシン規格値の設定と留意すべき事項
    4. 反応干渉因子の影響と対処法
    5. 試験の精度と有効性の保証
    6. 最大有効希釈倍率の求め方
    7. 試料の取り扱い (保存・サンプリング・プール・希釈・抽出)
    8. エンドトキシン試験法の代替法 (リコンビナントLAL/HCPT)
    9. Low Endotoxin Recovery (LER) を巡る諸問題と最新動向
  3. LALの臨床応用
    1. 血中エンドトキシンの測定 (敗血症の補助的指標)
    2. 血中βグルカンの微量定量 (深在性真菌症の早期診断 (補助診断) ・治療効果の判定)
    3. 動物モデルを用いた病態解析と医薬品開発への応用
    4. 血液浄化療法の進歩と今後の展開 (敗血症)
    5. 透析液の清浄化 (人工透析)
  4. 医療機器の特性を踏まえたエンドトキシン試験
    1. 医療機器に使用される高分子素材
    2. 生物学的安全性評価の考え方
    3. 生体適合性と生体吸収性
    4. in vitro発熱性物質試験法
    5. 医療機器・医用材料のエンドトキシン試験 (抽出法含む)
  5. 再生医療等製品 (ヒト細胞加工製品) の安全性評価
    1. 品質リスクマネジメントの基本的な考え方
    2. 原材料の適格性
    3. 微生物安全性評価と品質管理の要点
    4. エンドトキシン管理の重要性
    5. エンドトキシン規格値の設定
    6. 今後の課題と将来展望
    7. Take-home messages
    • 質疑応答・総合討論

講師

  • 田村 弘志
    LPS (Laboratory Program Support) コンサルティング事務所
    代表

会場

大田区産業プラザ PiO

6F C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/22 医薬品開発における製剤開発の各段階で必要となる統計解析基礎講座 オンライン
2024/5/22 実務で使える製造販売後調査等 (GPSP) 実施における留意点 オンライン
2024/5/22 医療機器開発の為の生物学的安全性評価の基礎と評価手法 オンライン
2024/5/22 診断薬業界に求められるビジネスモデルと事業・製品戦略 オンライン
2024/5/22 医療機器 洗浄バリデーションセミナー オンライン
2024/5/23 希少疾患の臨床開発・承認申請戦略 戦略構築への活用 オンライン
2024/5/23 希少疾病用医薬品 (オーファンドラッグ) の薬価算定の実際と薬価戦略 オンライン
2024/5/23 医薬品 洗浄バリデーションセミナー オンライン
2024/5/24 動物用医薬品開発の為の医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2024/5/24 GCP調査に向けたSOPの作成と管理並びにTMFの整備 オンライン
2024/5/24 将来の環境や戦略を踏まえた医薬品売上予測 オンライン
2024/5/24 マイクロ流体デバイス技術を用いた生体模倣システム (MPS) の技術動向と培養条件や材料要求特性・集積化検討 オンライン
2024/5/27 医療・ヘルスケア分野参入に向けた新規事業・研究開発テーマ企画応援 全2日間セミナー オンライン
2024/5/27 新規事業・研究開発テーマ企画の心得と戦略 オンライン
2024/5/27 神経障害性疼痛の最新治療とメディカルニーズ オンライン
2024/5/27 非臨床試験における信頼性基準適用のための着眼点 オンライン
2024/5/27 mRNA/LNP (脂質ナノ粒子) 医薬品コース オンライン
2024/5/27 mRNA/核酸用DDS技術におけるLNP設計・調製とLNP製剤の品質評価法 オンライン
2024/5/27 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/5/27 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Aコース 基礎編) オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/7/27 ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/5/10 分析法バリデーション実務集
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2016/12/16 バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2015/9/30 医療機器/ヘルスケア関連商品の薬事法 (薬機法) “超”入門講座【2】
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/30 コンタクトレンズ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/30 コンタクトレンズ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/4/1 メディカルバイオニクス(人工臓器) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)