技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

FMEA・DRBFMの基礎と活用方法

FMEA・DRBFMの基礎と活用方法

~迅速・正確に進めていくための考え方、実施法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、正しい設計・工程FMEA及び設計審査の進め方を解説いたします。

開催日

  • 2019年5月28日(火) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 正しい設計・工程FMEA及び設計審査の進め方

プログラム

 トップダウンFMEAでは、まず機能を記載し、次に故障を想定し「この故障はなぜ起きるか?」と思いつく不具合を列挙する。これだと最初の故障の想定に漏れが生じ、さらに思いつく不具合にも漏れが生じ、FMEAは形だけの形骸化を避けられない。
 ボトムアップFMEAでは、先に故障を想定しない。部品ごとに故障モード (構造破壊) を列挙して「これが起きたらどんな影響が起きるか?」とボトムアップに追究する。従って、全ての故障を漏れなく予測することができる。
 「故障」とは機能障害であり、「故障モードとは」構造の破壊です (JIS定義) 。誤ったFMEAではこの区別がなく、故障も破壊も不良も、不具合は全て故障モードだと考えて失敗する。
 設計変更の際に、データに基づいて設計審査とFMEAを迅速・正確に行うDRBFMを進めよう。「分かり易い、やり易い」ことで圧倒的な人気を得ている絶対評価4点法を身につけよう。

  1. ご案内
    1. 固有技術と管理技術
    2. FMEA理論の系統
    3. 信頼性技法の役目
    4. システムの構成
    5. 故障モードの定義 (JIS)
    6. 潜在的故障モードの誤り
    7. FMEAは重点管理に非ず
  2. 製品設計FMEA
    1. FMEAの手順
    2. 例題1の対象
    3. ボトムアップ・トップダウン
    4. 真壁肇先生の事例
    5. 故障モードの列挙
    6. 機能ブロック図は不要
    7. 評価
    8. 演習問題
    9. ダメなFMEAの事例
  3. FMEA概論
    1. 相対法の欠陥
    2. 対策が複数の場合
    3. 部品業者の場合
  4. 特性要因図 (工程設計の準備)
    1. JISの定義
    2. 品質管理の意味
    3. 管理用特性要因図
    4. 魚骨図と表形式
  5. 工程FMEA
    1. 手順
    2. 工程の故障モード
    3. 例題
    4. QA表とQC工程表
    5. QC工程表 (左半分)
    6. QC工程表 (右半分)
    7. QC工程表とFMEAの合体
  6. DRBFM (故障モードに基づく設計審査)
    1. より迅速・正確な設計審査
    2. 機能・商品性の低下
    3. その他の心配点
    4. FMEAの実施
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/6 品質管理の基礎 (1) オンライン
2024/6/7 未然防止のためにFTAを効率的に使いこなすポイント 東京都 会場・オンライン
2024/6/7 電子機器の故障未然防止・故障解析入門講座 オンライン
2024/6/7 試験部門 (QC) におけるデータの電子化とインテグリティ対策 オンライン
2024/6/12 品質管理の基礎 (2) オンライン
2024/6/12 GMP事例集 (2022年版) 徹底解説セミナー オンライン
2024/6/13 異物ゼロへのアプローチ オンライン
2024/6/14 化粧品の品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応 千葉県 オンライン
2024/6/18 開発・設計・生産技術段階での試作品の適切な評価方法 オンライン
2024/6/19 Excelを使ったシミュレーションで直感的に学ぶサンプリング試験 (抜取検査) の全体像を把握し、適切に設計・運用する具体的ノウハウ オンライン
2024/6/19 はじめての品質対応/なんとか改善したい品質対応 5つのポイント オンライン
2024/6/21 ヒューマンエラーから脱却するための「人間重視のヒューマンエラー防止法」 東京都 会場・オンライン
2024/6/21 GMP/GQP-QAが行うべき逸脱管理とCAPAの適切性の評価とチェックリストの活用 オンライン
2024/6/21 非臨床試験QC/QAの留意点とGLP品質マネジメントシステムから学ぶ非臨床試験の信頼性保証 オンライン
2024/6/21 品質管理の基礎 (3) オンライン
2024/6/24 製造現場におけるヒューマンエラーの発生メカニズムと実践的な対策 東京都 会場
2024/6/24 公差設計入門 オンライン
2024/6/25 品質管理の基礎 (4) オンライン
2024/6/27 信頼性の基礎と加速試験の進め方および試験結果の活用法 オンライン
2024/6/27 経済的リスクを元に算出する検査基準・規格値と安全係数決定法 オンライン