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研究開発テーマの“遅れ対策”と効率化ノウハウ

研究開発テーマの“遅れ対策”と効率化ノウハウ

~R&Dテーマ遅延の根本的原因をどのように洗い出し、遅れない仕組みを作るか~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年5月17日(金) 10時00分 17時15分

プログラム

第1部. 開発スケジュール遅延を未然に防ぐためのチームの作り方、進捗管理のポイント

(10:00〜11:30)

プロジェクトを円滑に進めるkeyは「人 (ヒト) 」だと思います。開発スケジュール遅延を未然に防ぐために、まずはプロジェクトチーム作りを意識されてはいかがでしょうか? 本講座では、プロジェクトチーム作りのポイント、メンバーにとって納得性の高い開発計画策定方法、およびチームミーティングやツールを利用したプロジェクト進捗管理のポイントについて、事例を交えて考えてみたいと思います。
  1. プロジェクトチーム作り ~開発計画策定前に”場作り”から
    • チームメンバー間の関係構築 (チームビルディング)
    • 意見を交わせる雰囲気作り (ファシリテーション)
    • チームの目的・目標 (価値観) の共有
  2. 開発計画策定
    • 会社方針・戦略をもとに”チームの計画”を作る
    • ステークホルダーとの関わり (コミュニケーションの重要性)
    • チームメンバーにとって納得性の高い計画とは?
  3. 進捗管理
    • チームミーティングにおける進捗管理
    • リスクの監視
    • ツールの利用
    • PMOとの協業
    • 質疑応答

第2部. 研究開発テーマの遅れ対策 ~研究開発の効率化、生産性の向上~

(12:15〜13:45)

 研究開発の遅れ対策はすなわち広義にはRDの生産性向上ということであり、それはRDマネジメントの古今東西変わらぬ重要課題である。その取り組み方は業種やテーマの性格で異なるところだが、今回は演者が関わった化学系素材メーカーでの研究開発マネジメントの経験から、RD現場でよく見られる開発遅れの原因とその具体的防止対策の例を紹介する。また中長期の新規テーマに関しては遅れの原因がそもそも筋の良くないテーマに取り組んでいることに起因していることが多い。そこで研究開発の生産性を上げる新規テーマの発掘の仕方とテーマの推進マネジメントを紹介する。

  1. 自己紹介、ハリマ化成紹介
  2. 研究開発の生産性
  3. 研究開発テーマの分類
  4. 開発効率を妨げるもの
  5. 既存事業周辺短期テーマの開発生産性向上策
  6. 遅れを防止するRD現場のマネジメント
  7. 新規テーマの生産性
  8. 筋の良いテーマとは
  9. 新規テーマの発掘
  10. 新規テーマ成功確率向上
    • 質疑応答

第3部. 納期通りに製品開発を成功に導くためのポイントと具体策

(14:00〜15:30)

 研究開発テーマ (製品開発テーマ) を計画通りに達成する為には、まず製品開発の目的・目標の設定が重要である。製品開発テーマが計画通りに進まないのは往々にして製品開発を進めていく過程で様々な情報が入り、当初の目標の妥当性や達成の可能性が疑われる場合がある。このような場合は各部門が担う責任や目標が不明確になり、部門間の連携が取れなくなり、結果として製品開発テーマが暗礁に乗り上げる。本講演では事業戦略を反映した製品開発テーマの選定、開発目標の設定、納期管理についてサプライチェーン・エンジニアリングチェーンの連携、製品開発のリーダー役割について言及する。

  1. 自己紹介
  2. 研究開発・製品開発とは
  3. 事業戦略策定のプロセス
  4. 製品開発が上手く行かない理由
  5. 製品開発を成功に導くためのポイント
  6. 正しい目標設定 (事業戦略から開発目標選定)
  7. 組織間連携 (サプライチェーン・エンジニアリングチェーン)
  8. リーダーシップ (リーダーの役割)
  9. 結び
    • 質疑応答

第4部. 遅れが生じた研究開発テーマの評価と中止・撤退判断の仕方

(15:45〜17:15)

 1人の研究員が複数の研究テーマを担っていると、どうしてもテーマの難易度や注力度に差が生まれ、テーマ進捗の遅れに繋がっていきます。その遅れの要因について、組織の仕組みと人財スキルの2面からとらえて、その対策を提案します。1つ目は研究全体のポートフォリオ管理です。2つ目は人財育成です。ポートフォリオ管理については、ステージの定義や裁量 (本社裁量/現場裁量) を見直していきます。人財育成については、納期意識を高めながら、現場での研究スキルアップを図っていきます。このような活動事例を交えて、当社の研究開発体制をご紹介いたします。

  1. サッポロイノベーションラボの概要
  2. ステージゲート法による研究進捗管理とその課題
  3. 研究開発のポートフォリオ体制による対策、ステージの見直し
  4. 人財育成
  5. 新規事業創出へ
    • 質疑応答

講師

  • 一村 昌彦
    国立がん研究センター中央病院 臨床研究支援部門 研究企画推進部 臨床研究支援室
  • 稲葉 正志
    ハリマ化成グループ 株式会社
    顧問
  • 小林 直之
    サッポロホールディングス株式会社 R&D本部 価値創造フロンティア研究所
    研究主幹

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
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  • 2名様以上でお申込みの場合、
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本セミナーは終了いたしました。

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