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プラスチックの劣化評価・診断方法と成形品の破損トラブル解析

プラスチックの劣化評価・診断方法と成形品の破損トラブル解析

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、プラスチック・ゴム材料における不良発生のメカニズムから最適な分析手法の選択、試料調整まで、豊富なトラブル事例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2019年4月23日(火) 12時30分 16時15分

受講対象者

  • 樹脂メーカー、成形加工メーカー、プラスチック各種製品の研究開発・生産製造・管理に携わる方
  • プラスチック製造・プラスチック製品に関わる品質管理者

修得知識

  • プラスチックの劣化現象
  • 結晶性高分子材料の構造と物性
  • プラスチックの劣化分析および構造解析手法
  • 汎用プラスチックの成形品における破損トラブルの事例
  • 成形品の破損トラブルを防ぐための対応法

プログラム

第1部 プラスチック材料における劣化状態の評価と非破壊診断

~オレフィン材料を中心に解説~

(12:30~14:15)

 プラスチック材料においては、光や熱など様々な要因により外観や物性の低下が起こりますが、この劣化現象は、要因の多様性と高分子材料の階層性との協奏により、見た目上非常に複雑になり、劣化状態を把握するのは一般的に困難とされています。
 本講演では、汎用樹脂のポリオレフィン材料の光および熱による劣化現象を中心に、高分子材料の構造と物性の関係を基盤として、この複雑な劣化現象を構造論的に解説するとともに、その評価および非破壊診断法についてお話しします。

  1. はじめに:プラスチック材料の分類と材料物性
  2. プラスチックにおける構造と物性の関係
  3. プラスチックにおける劣化要因と劣化現象
  4. 一般的な劣化指標
    1. 外観の変化
    2. 分子構造の変化
    3. 表面状態の変化
  5. 劣化による構造変化と非破壊診断
    1. プラスチックにおける劣化機構
    2. 応用例1: 光劣化による高次構造の変化
    3. 応用例2:ラマン分光による劣化の非破壊診断
    • 質疑応答

第2部 各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析

(14:30~16:15)

 種々のプラスチックの破損トラブルについて、実例をもとにお話をします。併せて、これらの破損トラブルを防ぐための対応についてもお話しします。

  1. はじめに
  2. 汎用プラスチックにおける破損トラブル
    1. ポリエチレン
    2. ポリプロピレン
    3. ポリスチレン
    4. ポリ塩化ビニル
    5. ABS樹脂、AES樹脂、透明ABS樹脂
    6. ポリメチルメタクリレート
  3. 汎用エンジニアリングプラスチックにおける破損トラブル
    1. ポリアミド
    2. ポリアセタール
    3. ポリカーボネート
    4. ポリブチレンテレフタレート
    5. スチレン変性ポリフェニレンエーテル
  4. スーパーエンジニアリングプラスチックにおける破損トラブル
    1. ポリフェニレンサルファイド
    2. フッ素系樹脂
  5. なぜ破損トラブルは起こるのか~原因とその対策について
  6. おわりに
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

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