技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

体外診断薬における特許戦略と主要国特許要件

体外診断薬における特許戦略と主要国特許要件

~強い特許明細書作成の留意点とは~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年3月19日(火) 13時00分 16時00分

修得知識

  • 体外診断薬の現状と課題
  • 体外診断薬の発明の特殊性
  • 各国における特許保護適格性とクレーム形式
  • 米国における特許適格性 (101条) の問題点と対策
  • 近年の審査基準の改訂と今後の法改正の方向性

プログラム

 新しい医薬品の開発が難しくなってきている中、製薬産業は、バイオマーカーやコンパニオン診断薬の開発を通じて個別化医療による薬剤開発効率化をねらっている。また、近年の先端医療分野における研究開発の進展に伴い、我が国の特許実務においても人間を診断する方法の発明を保護する方向で見直しが行われてきた。体外診断薬のように世界的な事業展開が必要な分野では、諸外国における特許要件の違いを理解することは重要である。
 本セミナーでは、これらについて具体例を挙げて解説するとともに、米国における診断方法の発明についての特許適格性を満たすようなクレームの書き方についても言及する。

  1. 体外診断薬の現状と課題
    1. 体外診断薬とは
    2. バイオマーカーとコンパニオン診断薬
    3. 個別化医療に向けての課題
  2. 体外診断薬の発明
    1. 物の発明
      • 事例紹介:ヒト完全型副甲状腺ホルモンをアッセイするためのキット (特許第4132677号)
    2. 方法の発明
      • 人間を診断する方法は産業上利用可能か
      • 人間を診断する方法に該当しないものの類型
      • 医療機器の作動方法
      • 最終的な診断を補助するための人体のデータ収集方法
    3. 用途発明
      • 用途発明とは
      • 用途発明に関する審査基準
      • 事例紹介
    4. 新規性・進歩性
    5. 実施可能要件・サポート要件
  3. 各国における特許保護適格性とクレーム形式
    1. 米国
    2. 欧州
    3. 中国
    4. 韓国
    5. 台湾
  4. 米国における特許適格性 (101条)
    1. Myriad合衆国最高裁での争点
    2. Prometheus合衆国最高裁での争点
    3. 特許適格性を満たすようなクレームの書き方
  5. 近年の審査基準の改訂と今後の法改正の方向性
    1. 食品の用途発明
    2. 存続期間の延長登録制度
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/27 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2025/1/27 希少疾患治療薬開発にむけた治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2025/1/27 インドネシアにおけるハラール認証BPJPHをふまえた医薬品・医療機器開発等の留意点とポイント オンライン
2025/1/28 遺伝子治療薬の開発・薬事戦略と承認取得 オンライン
2025/1/28 少人数知財部 (10名以下) における知財業務の効率化と連携、運営のポイント オンライン
2025/1/28 分析法バリデーション超入門講座 オンライン
2025/1/28 企業間または産学官連携における共同研究開発の契約実務と留意点 オンライン
2025/1/28 薬価算定の基礎と希望薬価取得ノウハウ オンライン
2025/1/28 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/1/28 高薬理活性物質を扱うマルチパーパス設備での洗浄評価基準と洗浄管理の留意点 オンライン
2025/1/28 医療機器・体外診断用医薬品におけるQMS省令対応のポイント オンライン
2025/1/29 特許分析における生成AI/ChatGPT活用と競合他社の弱みの見つけ方 オンライン
2025/1/29 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練 オンライン
2025/1/29 日米欧主要国の医療・薬価制度の概要と価格戦略のポイント オンライン
2025/1/29 洗浄バリデーションの基礎と残留許容値、回収率設定の科学的根拠の示し方 オンライン
2025/1/29 細胞培養 超入門講座 オンライン
2025/1/29 凍結乾燥製剤の基礎、スケールアップ技術とバリデーション実施のポイント オンライン
2025/1/29 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2025/1/29 再生医療等製造施設におけるGCTP (製造管理・品質管理) 対応のポイントと査察対応 オンライン
2025/1/29 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/10/5 電子辞書 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/10/5 電子辞書 技術開発実態分析調査報告書
2012/8/31 カーオーディオ5社 技術開発実態分析調査報告書
2012/8/31 カーオーディオ5社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/8/20 建機部品大手9社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/8/20 建機部品大手9社 技術開発実態分析調査報告書
2012/7/30 電動工具 技術開発実態分析調査報告書
2012/7/30 IH調理器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/7/30 IH調理器 技術開発実態分析調査報告書
2012/7/30 電動工具 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/7/20 精密機器7社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/7/20 精密機器7社 技術開発実態分析調査報告書
2012/7/5 デジタル印刷機 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)