技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

電磁遮蔽のメカニズムと近傍磁界遮蔽技術の基礎と応用

電磁遮蔽のメカニズムと近傍磁界遮蔽技術の基礎と応用

~車載機器低周波磁界遮蔽の基礎と考え方~
東京都 開催

開催日

  • 2018年7月25日(水) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 電磁遮蔽、電磁波吸収の考え方
  • 電磁波吸収・遮蔽に必要な範囲の電波伝搬
  • ミリ波用電波吸収体設計法
  • 導電材板の遠方界・近傍界遮蔽特性
  • 低周波電力機器の近傍磁界遮蔽の考え方

プログラム

 本セミナーでは電磁遮蔽の中でも特に低周波磁界の遮蔽に重点を置き、基本的な考え方を解説する。電磁波吸収・遮蔽について必ずしも専門ではないエンジニアの方々を対象にし、必要に応じて電磁気学、電気回路、電磁波工学などの解説を行う。
 ハイブリッド自動車や電気自動車の駆動系、各種装置電源などの電力機器では、数kHz~数100kHzのスイッチング周波数を基本波とする高調波成分が100MHzあたりまで連続的に発生している。大電流・高電圧のスイッチングに伴う大振幅磁界や電界が発生し、電源部からの漏えいする成分によって外部機器との干渉が懸念されるので電磁遮蔽が必要とされる。100MHz以下の周波数帯において電磁遮蔽を行うとき、遮蔽材位置は発生源からの電波的距離が極近傍の空間領域 – いわゆる近傍界にあるとして扱う。近傍界電磁遮蔽は遠方領域における電磁遮蔽とは異なった特徴があり、特に磁界発生源近傍の磁界遮蔽は、遮蔽量を大きくすることが難しい。ここでは、金属を含む導電材による近傍磁界遮蔽について解説する。

  1. 各種電磁遮蔽材・手法
  2. 不要電磁波発生源
    • 電界発生源
    • 磁界発生源
    • 遠方界と近傍界
    • コモンモード電流
  3. 電磁遮蔽の現象と伝送線路
    • 伝送線路理論
    • 電磁波伝搬 – 伝送線路 – 電気回路
    • 導電材層の等価電気回路
  4. 導電材を用いる電磁遮蔽
    • 損失材内の電波伝搬
    • 表皮効果と表皮深さ
    • 導電材層の遠方界遮蔽効果
  5. 低周波帯磁界遮蔽の考え方
    1. 金属を含む導電材層の近傍界遮蔽効果
      • 近傍磁界遮蔽量の考え方
      • 導電率・厚みと磁界遮蔽量
    2. 金属筐体の低周波共鳴
      • 複数の漏えい源があるときの遮蔽量
      • 低周波共鳴現象の意味
    3. 表皮深さの設定、電磁波漏えい源
      • 金属板厚みと表皮深さ
    4. 放熱用開口の電磁遮蔽
      • 導波管構造の筐体
      • 遮断効果と遮断周波数
      • 遮蔽量
      • 磁性体シートの効果・適用法
      • 穴あき金属板
      • 小ホール理論による漏えい成分
      • 遮蔽量を大きくする手法
    5. 金属格子、周期穴金属板の近傍界磁界遮蔽効果
    • 質疑応答

講師

  • 畠山 賢一
    兵庫県立大学 大学院 工学研究科 電子情報工学専攻
    教授

会場

芝エクセレントビル KCDホール
東京都 港区 浜松町二丁目1番13号 芝エクセレントビル
芝エクセレントビル KCDホールの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。
講演順序・プログラムは変更となる場合がございます。予めご了承ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時
2019/1/30 電磁波吸収体・シールド技術の基礎と設計・評価方法 東京都
2019/2/5 セット分解でみるADAS, Cluster, Head Up Display, etc. 東京都
2019/2/8 基板から装置・システムまでのグラウンドとシールド 東京都
2019/2/13 車載・曲面・可撓性パネルに求められる素材と技術動向 東京都
2019/2/19 車載電子製品・部品における放熱・耐熱技術と将来動向 東京都
2019/2/21 車載電子機器の放熱、封止技術 東京都
2019/2/22 電子機器・回路のノイズ対策 基礎講座 東京都
2019/2/27 ディスプレイ用光学フィルムの技術動向と開発のポイント 東京都
2019/3/6 コネクテッドカーの展望と求められるセキュリティ対策 東京都
2019/3/6 AEC-Q100やJEITA ED-4708を中心とした車載用半導体信頼性認定ガイドライン 東京都
2019/3/12 車載用イメージセンサ・カメラの業界・技術動向と用途展開 東京都
2019/3/13 高速通信に要求される半導体・パッケージ・ノイズ対策 材料技術 東京都
2019/3/19 車載カメラ、ディスプレイの技術・市場動向 東京都
2019/4/9 電磁波シールドのメカニズムと材料の評価・選定 東京都
2019/4/10 電波吸収体、電磁遮蔽材/透過材の考え方、設計法入門 愛知県
2019/4/15 次世代自動車における熱マネジメント技術 東京都
2019/4/16 市場・技術・実物の3つの視点から探る車載用LiDARの最新動向 東京都