技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高分子分野の新規開発テーマ 見つける・育てる・実らせる

技術を踏まえて考える

高分子分野の新規開発テーマ 見つける・育てる・実らせる

愛知県 開催

概要

本セミナーでは、高分子分野における新製品開発の経験豊富な講師が、高分子材料の新規開発テーマについて詳解いたします。

開催日

  • 2018年5月17日(木) 10時30分 16時30分

プログラム

 「次世代を担う、展望豊かな開発テーマの獲得」は、高分子分野に限らず全ての会社が望む課題です。新規テーマに関する論証の多くは、マーケティングとマネジメント論を中心に据えた文系論理の中で展開されておりました。それらは観念的な「あるべき論」や技術者の共感が得られにくい方法論が主流を成し、技術構築への具体的道筋が描けていないという欠点が否めませんでした。
 本講演の最大の特色は、高分子分野の新規テーマ確立に関するコンサルティングに豊富な実績を有する講師を迎えることにより、技術的な論証が展開される点にあります。また、講師自身も多くの新規テーマを開拓し確立させた技術者であるため、「技術者の立場になって論ずる」という視点の重要性も説かれます。 これらを重層的に理解することで、企業の新規テーマ開発に関わる全ての部門の方々にとって “新鮮な論点と情報に接する時間” となることを企図し、プログラムを構成致しました。

  1. 有望テーマを見つけるための土壌
    1. 新規開発に携わる方のための “必修知識”
      • 温故知新 つまり 化学史教養の重要性
      • 研究開発部門の人間関係 さらに 社風と呼ばれる魔物
      • ”ないものねだり” の日本市場 かたや “値段が全て” の海外市場
    2. 高分子分野ならではの “落とし穴”
      • 化学屋の独り相撲 「天然物合成化」
      • 乗り遅れ恐怖感先行 「ナノテクノロジーテーマ」
      • 大量生産前提発想からの脱却と現実の壁
    3. 他力本願再考 “外野陣の無責任”
      • 検証 技術動向調査会社の予測レポート
      • 大市場形成のはずだった 「生分解性プラスチック」の教訓
      • 経済学が説くマーケティング論との距離感
  2. 見つけたテーマを骨太に 育てる 実践力
    1. 短命に終わった新規開発製品の共通項
      • ユーザーの開発要求に応えるという中途半端
      • 代替競合材料に疎いだけの無意味な開発
      • 完敗の電波吸収体開発騒動と技術の大局観
    2. 新規テーマを取り巻く状況と情況
      • テーマが駆逐され自社完結が困難化する時代
      • 共同研究という選択肢の収支と責任論
      • 社内点検 「テーマが伸びるシステム vs. 潰れるシステム」
  3. 育てたテーマを実らせる手法 ~実例から学ぶ新規テーマの萌芽と確立
    • 「低硬度熱伝導性シリコーンゴム 開発物語」
      講師は世界に先駆けて「低硬度 熱伝導性シリコーンゴム」を開発させた技術者でもあります。
      これを教材として、着想から完成に至るさまざまな場面で生じた難題と克服過程を具体的に説明します。活きた教材から、多くのことを感じ取っていただけると思います。
  4. 余録 新規展開につながる視点
    • “機能よりも印象” あるいは “セミ構造材料化”
    • 異業種との接点構築の勧め
    • 質疑応答・名刺交換

主催者より

 熱伝導性組成物、導電性組成物、ゴム組成物、シリコーン、顔料配合、カーボンブラック etc.
 組成物関連技術者のスキルアップに、はたまた営業マンの商品知識の強化や話題作りに役立てる豆知識まで、渡辺先生は材料技術だけに留まらず、その歴史的背景、社内体制やマーケティングの課題などにも波及させた含蓄に富む講演を展開し好評を博しております。
 そんな渡辺先生が、企業が絶えず取り組み続けていくべき、新規開発テーマの見つけ方から、育て方、実らせ方についてまでを解説します。皆様が実際に扱っている材料の技術的背景を睨み、当分野ならではの具体的事例を用い、本音ベースで展開される講演で、より実質的な学習効果を得られることを願っております。

講師

  • 渡辺 聡志
    材料技術研究所
    技術コンサルタント

会場

愛知県産業労働センター ウインクあいち

10F 1006

愛知県 名古屋市中村区 名駅4丁目4-38
愛知県産業労働センター ウインクあいちの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 35,750円 (税別) / 38,610円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様でお申込みの場合、1名につき 38,610円(税込) (7,560円 割引)
  • 3名様以上でお申込みの場合、1名につき 35,750円(税込) (10,800円 割引)
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 71,500円(税別) / 77,220円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 98,250円(税別) / 106,110円(税込)
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。
講演順序・プログラムは変更となる場合がございます。予めご了承ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時
2019/3/22 技術英文契約書作成のポイントと的確な読み方 東京都
2019/3/22 乳化重合・懸濁重合等による高分子微粒子の調製 東京都
2019/3/25 レオロジーを特許化・権利化するには 東京都
2019/3/26 プラスチック / ゴム材料のトライボロジーの基礎と制御・評価 東京都
2019/3/26 精密ラジカル重合の基礎と機能性高分子の精密合成 東京都
2019/3/26 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点と解決 東京都
2019/3/27 異種材料接着における表面処理事例と界面評価技術 東京都
2019/3/27 ポリウレタンフォームの成形技術とトラブル対策 東京都
2019/3/28 異種材料接着 (樹脂/金属、樹脂/樹脂) のメカニズムと接合界面の密着性評価 東京都
2019/3/28 樹脂成形品のそり発生機構とアニール処理 東京都
2019/3/29 高分子材料の難燃化技術 東京都
2019/3/29 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 東京都
2019/3/29 透明樹脂の光学特性向上 東京都
2019/3/29 大気圧プラズマによる樹脂・フィルムの表面処理と接着性の改善技術 東京都
2019/4/4 高分子系自己修復材料の設計、修復メカニズムと応用展望 東京都
2019/4/4 高分子絶縁材料における絶縁破壊メカニズムの理解と材料設計 東京都
2019/4/9 高剪断成形加工法の基礎と新規材料創出への応用 東京都
2019/4/10 プラスチック、フィルム、容器包装材における電子線滅菌・殺菌の考え方、設備運用、応用 東京都
2019/4/11 高分子材料における残留応力の基礎と測定および低減策 愛知県
2019/4/12 UV硬化における深部硬化技術 東京都

関連する出版物

発行年月
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/12/27 R&D部門の“働き方改革”とその進め方
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/11/30 複雑高分子材料のレオロジー挙動とその解釈
2018/9/28 コア技術を活用した新規事業テーマの発掘、進め方
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/2/20 自動車用プラスチック部品・材料の新展開 2016
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/11/26 エンプラ市場の分析と用途開発動向 2013
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/6/3 プラスチックのタフニングと強度設計
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)