技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

AI技術を利用した医薬品開発における特許戦略の新たな視点

AI技術を利用した医薬品開発における特許戦略の新たな視点

~AI技術の特徴に配慮して的確に特許を取得する特許戦略~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年3月30日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品に関連する研究開発担当者、事業開発担当者、知的財産担当者

修得知識

  • AI技術を利用した医薬品開発の特許動向
  • 特許を視野に入れた研究開発戦略
  • AI創薬において、どのような特許を取得すべきか
  • AI技術やIoT技術と医薬品の融合領域の留意点、特許調査の手法とコツ
  • 最近の特許事例

プログラム

 近年、第四次産業革命が推進される中、AI技術を利用した医薬品研究への期待が高まっています。とくに、ドラッグ・リポジショニングやビッグデータ創薬などは、今後の医薬品研究のテーマとして注目されています。このようなAI技術を利用した医薬品研究には、特許の取得と活用が必要不可欠です。とくに、AI技術の特徴に配慮して的確に特許を取得する特許戦略は、今後の研究活動や事業活動にとって有効です。
 本講演では、このような視点から、AI技術を利用した医薬品開発における特許戦略の新たな視点について説明し、今後の課題と対応策について解説します。

  1. AI技術を利用した医薬品開発の特許動向
    1. 特許出願の最近の傾向 (新たな創薬技術を中心に)
    2. AI技術を利用した医薬品特許の動向
      • ドラッグ・リポジショニング
      • タンパク質相互作用と標的分子の予測など
    3. IoT技術を利用した医薬品特許の動向
      • ビッグデータ創薬
      • ゲノム・オミックス
      • リード化合物の最適化など
    4. 特許マップによる分析
      • 国籍別分析
      • 企業別分析
      • 技術要素別分析など
  2. 特許を視野に入れた研究開発戦略 (AI創薬を中心に)
    1. 特許出願のタイミング
      • 新規な有効成分
      • 医薬用途の最適化
      • DDS製剤などの特許出願戦略
    2. 研究開発に必要な特許調査
      • AI技術やIoT技術と医薬品の融合領域の留意点
      • 特許調査の手法とコツ
    3. 研究開発戦略と特許戦略の一体化
      • 研究部門と知財部門の協力体制
      • 研究者と知財担当者の連携の在り方など
    4. 今後の研究開発戦略と特許戦略の方向性
  3. どのような特許を取得すべきか (AI創薬を中心に)
    1. 特許を受けるための要件 (IoT関連技術の審査事例について)
    2. どの程度の進歩性が要求されるのか (従来技術との比較データなど)
    3. どの程度の開示が要求されるのか
      • 実験データ
      • 薬理データなど
    4. 広くて強い特許とはどのような特許か
      • 有効成分
      • 医薬用途
      • DDS製剤などのクレームの傾向と課題
    5. 特許審査への対応について
      • 拒絶理由への対応方法
      • 面接審査の活用方法
      • 拒絶査定を回避するコツなど
  4. 事例研究 (AI創薬を中心に)
    1. ドラッグ・リポジショニング
    2. ビッグデータ創薬、ハイスループットスクリーニング
    3. 遺伝子発現プロファイル、ゲノム・オミックス
    4. 疾患ネットワーク、薬剤ネットワーク、標的ネットワーク
    5. タンパク質相互作用、標的分子のネットワーク
    6. 事例を踏まえた最適な明細書・クレームの提案
    • 質疑応答・名刺交換

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/19 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン
2024/11/19 ICH Q12,Q14の要件と承認後変更管理 (PACMP) の具体的進め方 オンライン
2024/11/19 ラボと製造の現場におけるデータインテグリティ実務とCSV 監査証跡の定期レビューとQAレビュー オンライン
2024/11/19 空調システムの維持管理とバリデーション オンライン
2024/11/19 治験薬GMP入門 オンライン
2024/11/20 製薬用水の基礎と実践知識を理解する オンライン
2024/11/20 実務に役立つ医薬品GCP入門講座 オンライン
2024/11/20 GMP監査の基礎と実践 オンライン
2024/11/20 変形性関節症の病態/治療・診断技術の現状と臨床現場が望む新薬像 オンライン
2024/11/20 リポソームと脂質ナノ粒子の基礎・調製・評価および応用のポイント オンライン
2024/11/20 FDA査察対応セミナー 入門編 オンライン
2024/11/21 他社特許の読み方、分析法と障害特許への対応 オンライン
2024/11/21 エンドトキシン管理の要件と最新動向を踏まえた課題解決のアプローチ オンライン
2024/11/21 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 東京都 会場
2024/11/21 医薬品R&D段階でのNPV活用と課題解決策 オンライン
2024/11/21 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/11/21 新規モダリティにおける事業性評価手法 オンライン
2024/11/21 ICH Q5A ウイルス安全性評価/品質審査での論点と次世代シーケンシング利用/薬事申請に当たっての留意点 オンライン
2024/11/21 mRNA医薬品の基礎および設計・合成と製造のポイント オンライン
2024/11/21 医薬品開発における効率的な開発計画策定およびスケジュール管理のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/3/26 ビッグデータ・AIの利活用に伴う法的留意点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/1 軸受の密封 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集