技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオ医薬品のCTD-Q作成

バイオ医薬品のCTD-Q作成

~妥当性の根拠とまとめ方~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年3月30日(金) 12時30分 17時30分

プログラム

セッション1 『バイオ医薬品における特異事項と同等性/同質性評価』

(2018年3月30日 12:30~13:45)

バイオ医薬品のCMC申請・コモン・テクニカル・ドキュメント (CTD) 作成時に留意すべき事項について、ICH Q8~11の考え方を基本とし、バイオ医薬品の特異事項を考慮しながら考察する。

  1. 全体の流れ
    1. 重要品質特性の特定
    2. 製造工程開発
    3. 品質管理戦略構築
  2. CQAの特定
    1. 特性解析
      1. 構造その他の特性
      2. 不純物
    2. リスクアセスメント
      1. リスク特定
      2. リスク分析
      3. リスク評価
  3. 製造工程開発及び品質管理戦略の構築
    1. 概略
    2. 製造方法及びプロセス・コントロール
    3. 原材料の選定
    4. 重要工程、重要中間体
    5. プロセス・バリデーション/プロセス評価
    6. 同等性/同質性
  4. 原薬の管理
  5. 標準物質
  6. ライフサイクルマネジメント
    • 質疑応答

セッション2 『バイオ医薬品CMC申請資料における留意事項・品質パートの考え方』

(2018年3月30日 14:00~15:15)

バイオ医薬品の製造と品質管理等の開発に携わる最新の業界や薬制動向,ベンチマーク,技術背景などを踏まえ、開発から市販まで,さらには市販後の,CMC 申請資料における留意事項や考え方に関して学習する。

  1. バイオ医薬品のCMC開発計画とCMC申請資料 (CTD M2およびM3) の作成
    1. 国内で開発し国内で販売する場合
    2. 国内および海外の両方で開発し,その両方で販売する場合
    3. CMC申請資料作成時の留意点
  2. CMC (品質) パートの記載内容
    1. 品質パート (原薬) の記載内容/記載範囲例
    2. 品質パート (製剤) の記載内容/記載範囲例
    3. 品質パート (その他) の記載内容/記載範囲例
    • 質疑応答

セッション3 『バイオ医薬品における「製造方法・工程内管理」記載ポイント』

(2018年3月30日 15:30~16:15)

3.2.S.2.2の記載のポイントに加えて、ICH 12の要素を取り入れた申請資料をどのように記載するべきかについて概説する。

  1. ロット及びスケール
  2. 細胞培養及びハーベスト
    1. フローチャートの記載
    2. 各工程の詳細
    3. 工程パラメータと許容範囲
      1. 工程パラメータと許容範囲の記載例
      2. CPPとKPP
    4. 工程内試験の記載
    5. その他
  3. 精製工程及び修飾反応
    1. フローチャートの記載
    2. 各工程の記載
  4. 充てん,保存,移送 (出荷)
  5. デザインスペース
    • 質疑応答

セッション4 『バイオ医薬品における目的物質由来不純物・製造工程由来不純物の分析/評価事例と記載方法』

(2018年3月30日 16:30~17:30)

バイオ医薬品における目的物質由来不純物・製造工程由来不純物の包括的な管理戦略について理解し、承認申請書のどのセクションにどのような内容を記載すべきかについて把握する。

  1. 不純物の選定
    1. 目的物質由来不純物の選定
      1. 目的物質由来不純物のリスクアセスメントのケーススタディ
    2. 製造工程由来不純物の選定
      1. 製造工程由来不純物のリスクアセスメントの例
  2. 分析法の選定
  3. 不純物の分析
    1. 製造ロット分析・製造工程分析
    2. 不純物クリアランス試験
    3. 構造・特性解析
  4. 管理方法の確立
    • 質疑応答

講師

  • 川崎 ナナ
    横浜市立大学大学院 生命医科学研究科 創薬再生科学研究室
    教授
  • 李 仁義
    神戸大学 大学院 科学技術イノベーション研究科
    客員教授
  • 鈴木 幹雄
    中外製薬 株式会社 CMC開発部
  • 花田 直之
    協和発酵キリン株式会社 生産本部 バイオ生産技術研究所

会場

大田区産業プラザ PiO

6F D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,000円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 25,000円(税別) / 27,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 51,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 81,000円(税込)
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/27 mRNA/核酸用DDS技術におけるLNP設計・調製とLNP製剤の品質評価法 オンライン
2024/5/27 事例・Excel演習で学ぶ管理図の作成方法と合理的なOOTの判断方法 オンライン
2024/5/28 バイオ医薬品で起こる蛋白質凝集メカニズム、凝集体形成防止・製剤安定化に関する取組み方、品質管理、ストラテジー オンライン
2024/5/28 GMP超入門 オンライン
2024/5/28 医薬品品質試験における生データの取扱いとQC実施のポイント 東京都 会場・オンライン
2024/5/28 ラボと製造におけるCSVとデータインテグリティの実務速習 オンライン
2024/5/28 新規モダリティ分野における各事業性評価手法と不確実性要素の注意点 オンライン
2024/5/28 メディカルライティング講座 (中級) オンライン
2024/5/28 ICH E6 (R3) に見る臨床開発におけるCSVの最新情報 オンライン
2024/5/28 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2024/5/28 メディカルライティング講座 (初級・中級) オンライン
2024/5/29 GxP領域データの (完全) 電子化プロセスとデータインテグリティ対応のポイント オンライン
2024/5/29 駄目なSOPと、あるべきSOPから学ぶヒューマンエラー防止に必要なSOPの具体的書き方の工夫と文書管理の実践 東京都 会場・オンライン
2024/5/29 改正GMP省令を踏まえたGMP適合性調査対応 効率的なGQP/GMP - QA連携とQA/QC業務範囲の明確化 オンライン
2024/5/29 医薬品と医療機器の早期承認取得のためのPMDA戦略策定のポイント オンライン
2024/5/29 非GLP試験における信頼性確保 東京都 会場・オンライン
2024/5/29 NGSを用いたウイルス管理 オンライン
2024/5/29 原薬におけるMF登録・記載・適合性調査・照会対応とプロセスバリデーション結果を基にしたMFへの落し込み オンライン
2024/5/29 再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント (入門講座) オンライン
2024/5/30 上級経営陣/責任役員にむけたGMP、GQP教育とQA/法令順守体制の整備 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/2/26 核酸医薬・mRNA医薬の製造分析の基礎と基盤技術開発
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法 (製本版 + ebook版)
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)