技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
今からおよそ80年前の高分子化学黎明期の1931年に初めての合成繊維素材としてのナイロン66を発明し、高分子化学の歴史に不滅の金字塔を打ち立てたDuPontのカローザス (W. H. Carothers, 1896年〜1937年) が最初に精力的に取り組んだポリマーはナイロン66のようなポリアミドではなく脂肪族ポリエステルであったことは意外と知られていない。しからば、脂肪族ポリエステルはこのように古くから知られた古典的なポリマーであるにもかかわらず、今日までほとんど実用化されることがなかったのは何故だろうか?その理由は、脂肪族ポリエステルは一般的に熱的・機械的性質のみならず成形加工性にも劣り、それらを実用化するためには極めて高度な高分子材料設計 (分子設計/配合設計) 技術が求められたためである。
これまでアカデミアの世界では特定の要素のみを取り上げ、それが高レベルであることが強調される研究報告が目白押しである。しかしながら、技術の世界では要素間の相互作用から免れることはできず、各要素は独立に振る舞うことはできない。例えば、仮に耐熱性を高めることができても、逆に耐衝撃性が低下するようでは有用な技術とは言えない。今やミクロな要素分析的アプローチである「科学」からの脱却と、構成要素間の相互作用から生まれるマクロな世界のダイナミズムである「技術」を重視する視点への転換が求められている。
本セミナーは “カローザスの果たせなかった夢” 脂肪族ポリエステルの理想の化学構造とその実用化技術を追い求めて産学両分野で1980年代の後半より今日までの約30年間、ポリ乳酸を中心とする脂肪族ポリエステルの基礎・応用研究から技術・事業開発までを世界に先駆けて成し遂げた講師による高分子材料設計 (分子設計/配合設計) 技術の最前線を旅する物語である。貴方も学術的ロマンと異国情緒の漂う次世代高分子材料設計の旅に出掛けませんか。
タイプ | 具体例 | 相溶性 | TgやTmへの影響 |
A | 可塑剤 | 良好 | 低下 |
B | ブロック共重合体、高分子系界面活性剤 | 不良 | なし |
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2025/9/16 | ゼロカーボンを目指す持続可能な社会におけるプラスチックの循環利用法 | オンライン | |
2025/9/17 | ポリウレタンの構成構造、材料設計、分析解析、国内外事情 | オンライン | |
2025/9/17 | 高分子材料へのフィラーのコンパウンド技術およびナノコンポジット化技術、その特性・分散性制御と機能性付与 | オンライン | |
2025/9/18 | 溶解度パラメータ (SP値、HSP値) の基礎、求め方、応用技術 | オンライン | |
2025/9/18 | 半導体封止材用エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤の種類と特徴および新技術 | オンライン | |
2025/9/18 | 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) 基礎から最新活用まで | オンライン | |
2025/9/19 | 溶解度パラメータ (SP値、HSP値) の基礎、求め方、応用技術 | オンライン | |
2025/9/19 | エポキシ樹脂の配合設計と硬化剤の選び方、使い方 | オンライン | |
2025/9/24 | 摩擦振動・異音の入門講座 | オンライン | |
2025/9/24 | 基礎から学ぶポリイミドの高性能化・機能化設計 | オンライン | |
2025/9/25 | 押出・延伸・冷却による構造制御と可視化・解析による機能発現の最適化 | オンライン | |
2025/9/25 | 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 | オンライン | |
2025/9/26 | 基礎から学ぶポリイミドの高性能化・機能化設計 | オンライン | |
2025/9/26 | ソフトマテリアルの摩擦・摩耗メカニズムおよび材料内部のひずみや接触挙動の可視化技術と摩擦・摩耗制御への応用 | オンライン | |
2025/9/29 | PVA (ポリビニルアルコール) の基礎と高機能化 | オンライン | |
2025/9/30 | 高分子材料 (プラスチック・ゴム) の基礎知識とその劣化・破壊原因と対策 | オンライン | |
2025/9/30 | PVA (ポリビニルアルコール) の基礎と高機能化 | オンライン | |
2025/9/30 | PVA (ポリビニルアルコール) の基礎知識と機能化設計 | オンライン | |
2025/10/3 | 物理劣化・物理再生理論に基づいたリサイクルプラスチックの高度物性再生技術と高度循環型社会構築 | オンライン | |
2025/10/3 | 高分子の難燃化・不燃化技術と難燃材料の開発及び規制動向 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2018/11/30 | エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方 |
2018/7/31 | 高耐熱樹脂の開発事例集 |
2018/4/12 | 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018 |
2018/3/19 | 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 |
2018/3/18 | 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2017/7/31 | 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集 |
2017/7/31 | プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術 |
2017/6/19 | ゴム・エラストマー分析の基礎と応用 |
2017/2/27 | プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術 |
2017/1/31 | 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術 |
2016/8/31 | ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ |
2014/11/30 | 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2014/8/28 | 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法 |
2014/6/15 | 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2014/6/15 | 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 |
2013/9/2 | 機能性エラストマー市場の徹底分析 |
2013/5/20 | ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2013/5/20 | ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 |
2013/4/25 | 新しいプロピレン製造プロセス |
2013/4/5 | 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発 |