技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品等に関する最近の重要判例を踏まえた特許権の活用のあり方

今後、企業に必要な特許戦略の方向性は

医薬品等に関する最近の重要判例を踏まえた特許権の活用のあり方

~医薬品延長登録やプロダクトバイプロセスクレームに関しての判例をもとに解説~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年5月25日(木) 12時30分 16時00分

プログラム

 最近、最高裁判所、知的財産高等裁判所において医薬品関連の特許実務に影響を与える重要な判断が数多く示されている。
 本セミナーでは、医薬品延長登録やプロダクトバイプロセスクレームに関しての判例をもとに解説し、今後企業として考えるべき特許戦略についての方向性が見出せるような講座にしたいと考えています。

  1. 医薬品の特許権の存続期間延長登録に関する判例
    1. 知的財産高等裁判所2009年5月29日判決 (パシープカプセル事件)
    2. 知的財産高等裁判所2014年5月30日判決 (アバスチン事件)
    3. 最高裁判所2015年11月17日判決 (アバスチン上告事件)
  2. 延長された特許権の効力の範囲に関する裁判例
    1. 東京地方裁判所2016年3月30日判決 (オキサリプラチン事件)
    2. 知的財産高等裁判所2017年1月30日判決 (同控訴事件)
  3. 併用医薬品に関する東京地方裁判所と大阪地方裁判所の判断について
    1. 論点
      • 医療関係者の利用、支配、教唆の有無
      • 特許法101条2号への該当性
    2. 東京地方裁判所2013年2月28日判決
    3. 大阪地方裁判所2012年9月27日判決
  4. プロダクト・バイ・プロセス・クレーム
    1. 知的財産高等裁判所2012年1月27日 (プラバスタチンナトリウム事件)
    2. 最高裁判所2015年6月5日判決 (同上告事件)
      • クレーム解釈について
      • PBPクレームと明確性要件との関係について
      • 明確性要件違反とした最高裁判所判決の説明について
    3. 最高裁判所判決以降の実務 (射程を狭める方向での運用)
      • 特許庁の審査基準の変更
      • 知的財産高等裁判所の判決
    4. 知的財産高等裁判所2013年2月28日判決 (二重瞼形成用テープ事件)
    5. 知的財産高等裁判所2013年2月28日判決 (ローソク事件)
    6. 2013年2月28日判決 (ロール苗搭載樋付田植機事件)

会場

新宿区立 新宿文化センター

4F 第3会議室

東京都 新宿区新宿 6-14-1
新宿区立 新宿文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/27 PIC/S GMPをふまえた医薬品のサンプリング基礎知識 オンライン
2024/11/27 治験薬GMP入門 オンライン
2024/11/27 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品開発に使えるタンパク質の理論的デザイン法とタンパク質のフォールディング予測法 オンライン
2024/11/27 医薬品の製品開発/薬事戦略策定と新規事業計画書作成のポイント オンライン
2024/11/27 IPランドスケープ入門 オンライン
2024/11/27 医薬品開発における効率的な開発計画策定およびスケジュール管理のポイント オンライン
2024/11/28 TRIZの実践と効果的活用法 オンライン
2024/11/28 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/11/28 ICH Q12,Q14の要件と承認後変更管理 (PACMP) の具体的進め方 オンライン
2024/11/28 開発段階 (求められる要件) に応じたQbDによる製剤開発と品質規格・Validation実施範囲 オンライン
2024/11/28 機械学習/AIによる特許調査の高度化で実践するスマート特許戦略 オンライン
2024/11/28 医薬品品質試験における生データの取扱いとQC実施のポイント 東京都 会場・オンライン
2024/11/28 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2024/11/28 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/11/28 残留溶媒に関する規制と申請上の留意点、規格値設定の考え方 オンライン
2024/11/28 医薬品開発における非臨床安全性評価とCTDの記載・信頼性確保 オンライン
2024/11/28 生成AI活用における法的留意点と実務対応 オンライン
2024/11/29 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン
2024/11/29 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2024 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/11 抗ウイルス薬 (CD-ROM版)
2021/10/11 抗ウイルス薬
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価 (書籍版 + ebook版)
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/31 経営・事業戦略に貢献する知財価値評価と効果的な活用法
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書