技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品 開発初期・事業性評価 / Excel販売予測コース

医薬品 開発初期・事業性評価 / Excel販売予測コース

東京都 開催 会場 開催 PC実習付き デモ付き

概要

本セミナーは、医薬品の事業性評価、販売予測の2テーマをセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 87,210円(税込) → 全2コース申込 割引受講料 61,560円(税込)

開催日

  • 2017年3月24日(金) 13時00分 16時30分
  • 2017年3月29日(水) 10時30分 16時30分

プログラム

2017年3月24日「Excelを使用した医療用医薬品の販売予測の実務」

 医療用医薬品の販売予測は、過去のトレンドに基づいて作成するVolume Trend Forecastのみならず、患者数に基づいて年間ベースで予測するPatient based forecast、罹患数に始まり治療フローに基づき月間ベースで予測するPatient flow forecast、さらに市場のダイナミック (New, Switch, Repeat) データを利用して月間で予測するPatient Dynamics Forecast等がある。疾患領域によって適したModelは異なるが少なくとも複数の方法を利用してvalidationすることが望ましい。
 数学的な推計モデルの話は扱わず、私自身の実務経験に基づいたエクセルで可能な販売予測の方法を紹介する。

  1. 販売予測の目的
  2. 販売予測の基本的なStep
  3. Patient Based Model (Yearly)
    • 患者数予測 (潜在患者、診断、治療、Therapeutic Class)
    • 治療日数の予測
    • 自社製品の患者数シェア予測 (疾患クラス、競合製品の予測を含む)
  4. Patient Dynamics Model
    • New/Switch/Repeat ptsとDrop – out curve
  5. Patient Flow Model (Monthly)
    • 1st line, 2nd line, 3rd lineの取扱
  6. Volume Trend Model (Monthly)
  7. その他
    • Sensitivity Analysis
    • 質疑応答・名刺交換

2017年3月29日「医薬品の売上予測・市場予測算出法とプロジェクトの事業性評価」

 Microsoft Excelを用いた、シンプルながらも高度な予測テクニックの数々を紹介する。マクロやモジュールなどは一切用いなくても、こんなに説得力のあるモデルを構築できる。高価なデータベースを購入しなくても、公表されている情報だけでここまでのことができる。実際に手を動かして、Excelのワークシートを一から作る手順を関数の使い方を説明しながら解説してゆく。

  1. NDBオープンデータの活用法
    • 2016年10月に公開されたNDBオープンデータは、ほぼ全数データであることからサンプルの代表性などの心配をする必要がないことに加えて今回の公表物が性年齢階層別に抽出されていることから、デモグラフィック分析から将来患者数の予測まで、マーケティングや研究・開発企画系の分析に極めて有用である。今回はこのデータの応用例としていくつかの分析を行う。
  2. ピークマーケットシェアのアサンプションの算出法・市場調査を行わない場合
    • ピークマーケットシェアは通常は市場調査を行うことによって最も説得力のある形で推計できるが、必ずしも市場調査ができる場合ばかりではない。そのような場合でも、何らかのピークマーケットシェアに関するアサンプションを持てる方法を解説する。
  3. 経営層の前で予測の合意を売るためのExcelの見せ方のテクニック
    • 売上予測の目的は、その時点での最善を尽くして売上を予測し、その予測の下となるアサンプションについて経営層を含めた全社的な合意を得ることである。そのためには、アサンプションと予測売上との関連性を可視化することが重要である。そのような見せ方の参考になるようなExcelのテクニックを紹介する。
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 尾張 康生
    アストラゼネカ株式会社 コマーシャルエクセレンス部 I&A ケーパビリティ デヴェロップメント
    ダイレクター
  • 長手 寿明
    e-Projection
    代表

会場

芝エクセレントビル KCDホール
東京都 港区 浜松町二丁目1番13号 芝エクセレントビル
芝エクセレントビル KCDホールの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 57,000円 (税別) / 61,560円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 30,000円(税別) / 32,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 57,000円(税別) / 61,560円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/12 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/2/12 高薬理活性物質を扱うマルチパーパス設備での洗浄評価基準と洗浄管理の留意点 オンライン
2025/2/12 製薬業界で必要となる創薬企画の発想法とBeyond-the-pill/Around-the-Pillのトレンド オンライン
2025/2/12 特定臨床研究での求められる信頼性レベル・逸脱対応と監査実施 (事例をふまえ) オンライン
2025/2/13 ニトロソアミン原薬関連不純物 (NDSRI) に対する分析技術、試験法開発 オンライン
2025/2/13 計算ブラックボックスからの脱却と精度評価の本質に迫る オンライン
2025/2/13 技術マーケティングによる新規事業・R&Dテーマの発掘 オンライン
2025/2/14 薬物間相互作用 (講義と演習) - 入門・実践 全2日間 オンライン
2025/2/14 医薬品凍結乾燥の条件設定、設備、バリデーション、スケールアップおよび失敗事例と対策 オンライン
2025/2/14 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン
2025/2/14 試験検査室管理におけるGMP対応の重点チェックポイント オンライン
2025/2/14 薬物間相互作用 - 入門編 (講義と演習) オンライン
2025/2/17 目的に応じた統計手法の選択とデータ解析のポイント オンライン
2025/2/17 リスクベースのGCP監査 オンライン
2025/2/17 具体的データ事例を用いた安定性試験の統計解析と開発段階に応じた規格設定 オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Dコース:CMC申請・薬事デザイン編) オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Bコース:非臨床安全性評価・臨床開発編) オンライン
2025/2/17 GMP工場における設備・機器の維持管理 (保守点検) と設備バリデーションの実際 オンライン
2025/2/18 医薬品マーケティング・市場予測 オンライン
2025/2/18 PV・MA・マーケティング部門における医療情報データ (RWD) 活用の実践 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性