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エポキシ樹脂の分析、硬化度・硬化収縮測定、劣化・不具合解析

エポキシ樹脂の分析、硬化度・硬化収縮測定、劣化・不具合解析

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年3月7日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

第1部 エポキシ樹脂の構造、 硬化メカニズムの概要

(2017年3月7日 10:30〜12:30)

  1. エポキシ樹脂の概要
    1. エポキシ樹脂の化学構造と特徴
    2. エポキシ樹脂の種類と合成、硬化反応について
  2. 主な硬化剤と硬化メカニズム
    1. 主な硬化剤の種類
      • アミン系
      • 酸無水物系
      • ポリチオール系
      • フェノール系 他
    2. エポキシ樹脂の光硬化とその材料
      • 光酸発生剤とエポキシ樹脂の光硬化
      • 光塩基発生剤とエポキシ樹脂の光硬化
      • 光潜在性チオール
      • 酸増殖剤
      • 塩基増殖剤 他
    3. その他
  3. エポキシ樹脂硬化物の物性
    • 質疑応答

第2部 (エポキシ樹脂を含めた) 高分子材料の環境試験 による 変質・劣化機構と分析評価事例

(2017年3月7日 13:15〜14:45)

 (エポキシ樹脂を含めた) 高分子有機材料に対する信頼性試験の必要性と材料の変質劣化のメカニズム、および変質劣化の分析・評価事例についてご紹介する。

  1. 信頼性試験
    1. 試験装置種類
    2. 試験目的
  2. 材料劣化のメカニズム
    1. 信頼性試験、評価
    2. ポリマー変質・劣化
    3. 劣化反応機構
  3. 分析評価の流れ
    1. 分析装置・手法の選択
      • 装置種類
      • 装置対応内容
      • 装置原理
    2. データ解釈・考察
      • 専門知識の重要性
      • データの読み取り方
      • オージェ分析
  4. 表面分析、定性分析
    1. 表面分析、定性分析
      • 分析手法の位置付け
      • 分析化学で使用される代表的な装置
      • 対象物ごとの分析手法・装置の選択
    2. 分析事例
      • FT-IR分析
      • TOF-SIMS分析
      • XPS分析 (ESCA)
  5. 観察による分析・評価
    1. SEM観察
      • 表面観察
      • 断面加工からの観察
    2. SAT観察 (超音波顕微鏡)
      • 非破壊観察
      • 空気層、剥離観察
  6. 化学処理、化学分析手法による表面観察
    • ポリマー結晶観察
    • ポリマー海島観察 (マッピングによる視覚化)
    • 質疑応答

第3部 エポキシ樹脂系接着剤の 硬化収縮率、応力測定について

(2017年3月7日 15:00〜16:30)

 ありとあらゆる産業分野において機械的接合から接着による接合の占める割合が 増加している。そのため、製造工程、製品性能、寿命にあたえる影響も大きく、 樹脂収縮、樹脂の硬化応力を正確に把握する事が重要である。

  1. 概要
  2. 熱硬化性樹脂とUV硬化樹脂
  3. 収縮率について
  4. 収縮応力について
  5. JISに規定された測定方法
  6. 分析手法による測定方法
  7. その他の手法
  8. 接着材の要求される機能
  9. 反応過程における収縮率
  10. 反応過程における応力
  11. 連続的樹脂硬化収縮測定手法
  12. 測定例
    • 質疑応答

講師

  • 有光 晃二
    東京理科大学 理工学部 先端化学科
    教授
  • 清野 智志
    株式会社アイテス 品質技術部
    取締役, 統括部長
  • 中宗 憲一
    株式会社アクロエッジ
    代表取締役

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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