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変形性膝関節症の病態/診断/国内外評価方及び待望される薬剤像

保存的治療を中心とした

変形性膝関節症の病態/診断/国内外評価方及び待望される薬剤像

~再生医療の現状、治験デザイン上の注意点とは~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年12月14日(水) 12時30分16時30分

修得知識

  • 変形性膝関節症の病態
  • 薬物療法 (内服、外用、注射、サプリメント) の実際
  • 物理療法・装具療法の適応
  • 手術療法 (鏡視下手術、骨切り術、人工関節等) の適応と実際

プログラム

 変形性膝関節症患者は、潜在患者も含めて3000万人とも言われており、高齢化が進む日本では年々増加の一途を辿っています。この疾患を如何に予防・治療するかは、高齢者の介護度に大きく関わり、強いては介護費用削減につながると期待されます。
 講演では、本疾患の病態を述べ、それに対する保存的治療を中心にお話ししたいと思います。私自身は、なるべく保存的治療、必要なら最小侵襲手術を施し、人工関節は最後の手段と位置付けしています。保存的治療に係る薬剤、サプリメント、理学療法、装具の可能性を示し、これらを扱うメーカー各位にとってお役に立てるような講演にしたいと思います。

  1. 変形性膝関節症の疫学
    1. 年齢構成は?
    2. 性別分布は?
  2. 変形性膝関節症の病因・病態・鑑別疾患
    1. 一次性と二次性とは?
    2. 素因にはどのようなものがあるのか?
    3. 変形だけでなく随伴する病変にはどのようなものがあるか?
    4. 鑑別すべき疾患にはどのような疾患があるか?
    5. それらの診断方法について
  3. 変形性膝関節症の評価法
    1. 国内外の評価法を紹介する
  4. 現在の変形性膝関節症治療ガイドライン
  5. 変形性膝関節症の薬物療法
    1. NSAIDsの使い分け、軟骨に優しいNSAIDsとは?
    2. 高齢者に安全なNSAIDsとは?
    3. 慢性疼痛に対するオピオイド系薬剤の使い方
    4. 待望される薬剤とは?
    5. ヒアルロン酸Na注射剤の効果
    6. グルコサミンやコラーゲンなどのサプリメントの効果について
  6. 変形性膝関節症の物理療法・装具療法
    1. 急性期と慢性期の物理療法
    2. 足底板や膝装具の効果とそれらの適応は?
  7. 変形性膝関節症の手術療法
    1. 鏡視下手術で何が出来るか?
    2. 自家骨軟骨移植術、骨髄刺激法とは?
    3. 高位脛骨骨切り術
    4. 内側型変形性膝関節症に対する単顆置換術 (UKA)
    5. 進行例に対する全人工関節置換術 (TKA)
    6. 再生医療の現状
  8. 治験デザイン上の注意点、プラセボについて
  9. まとめ

主催

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