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センサー印刷作製に向けた材料、プロセス技術の開発

センサー印刷作製に向けた材料、プロセス技術の開発

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年12月2日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

第1部 ウェアラブル・スマート・デバイスを実現するプリンテッド・エレクトロニクス技術と国際標準化

(2016年12月2日 10:30〜12:10)

 プリンテッドエレクトロニクスを材料技術側からレビューし、同技術の市場発展への国際標準化の関与について解説する。
 注目を集めているウェアラブルエレクトロニクスとプリンテッドエレクトロニクスの接点を材料技術と国際標準化の観点から解説し、特に衣服型ウェアラブル・デバイスにおけるプリンテッドエレクトロニクス技術の応用例について紹介する。

  1. プリンテッドエレクトロニクスに用いられる高分子フィルム材料
  2. プリンテッドエレクトロニクス用基板材料の国際標準化動向、国際標準化の意義
  3. ウェアラブル・スマート・デバイスに必要な材料技術と国際標準化
  4. 衣服型ウェアラブル・デバイスにおけるプリンテッド・エレクトロニクス技術の応用
    • 質疑応答

第2部 床やベッドの裏からそれとなく人を見守るフィルム状非接触式人感センサ

(2016年12月2日 13:00〜14:40)

 我が国は既に超高齢化社会に突入しており、高齢者を安心・安全に見守る技術の重要性が一段と高まっていますが、これぞというものがなかなか生まれてきていません。
 その理由を既存技術の特徴比較などから紐解きつつ、課題解決に向けて自身が開発に取り組んでいる静電容量型フィルム人感センサとその印刷作製手法、さらには呼吸モニタリングなどの応用事例について解説します。

  1. 超高齢化社会がもたらす様々な課題と現状
  2. 色々な見守り技術 – その長所と短所 –
    1. ウエアラブルデバイス、接触式デバイス
    2. 非接触式デバイス
    3. その他様々なアプローチ
  3. 印刷で作るフィルム近接センサ
    1. 設計コンセプト (フィルム、印刷作製)
    2. 作製手法 (スクリーン印刷、スクリーンオフセット印刷)
    3. 性能
      1. 平置時
      2. 曲げ時
    4. さりげない呼吸モニタリング
  4. 今後の展望
    • 質疑応答

第3部 印刷技術を応用したフレキシブルセンサシートの開発

(2016年12月2日 14:50〜16:30)

 本発表では、次のIoT社会やウェアラブルデバイスとして期待されるフレキシブルデバイスについて、現状の研究開発動向及びその課題を紹介します。
 その課題解決策として、我々が現在研究開発している無機ナノ材料の大面積印刷技術によって実現する低価格フレキシブルセンサ等を紹介します。
 最後にフレキシブル・ウェアラブル健康管理デバイス実現へ向けた課題を取り上げ、有機、無機両材料融合によるデバイス実現へ向けた今後の課題などについて議論していきます。

  1. はじめに
    1. 過去、現在、そして未来の電子デバイス
    2. フレキシブル・ウェアラブルデバイス研究の動向
    3. フレキシブルデバイスの将来的応用先
    4. フレキシブル・ウェアラブルデバイスの実用化への課題
  2. 無機ナノ材料
    1. ナノ材料の形成方法
    2. 簡単な半導体物理からわかるナノ材料の特長
  3. 無機ナノ材料印刷技術とそのデバイス特性
    1. 歪みセンサ
    2. 温度センサ
    3. その他センサ
  4. フレキシブルデバイス応用
    1. フレキシブル・ウェアラブルデバイスの可能性探索
  5. まとめ及び今後の展望
    • 質疑応答

講師

  • 前田 郷司
    東洋紡 株式会社 総合研究所
    主幹
  • 野村 健一
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 フレキシブルエレクトロニクス研究センター
    主任研究員
  • 竹井 邦晴
    大阪府立大学 工学研究科
    教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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