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誤使用・誤操作を防止する製品設計と安全評価

誤使用・誤操作を防止する製品設計と安全評価

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、製品の誤使用による事故の未然防止とその対応策について詳解いたします。

開催日

  • 2016年11月29日(火) 10時00分 17時00分

プログラム

第1部 誤使用、誤操作防止に向けた外的手がかりの効果とその評価

(2016年11月29日 10:00〜12:00)

  1. ヒューマンエラーと外的手がかりの役割
    1. 人間の基本特性とヒューマンエラー
    2. 外的手がかりの役割 (制止,防護,修正)
  2. 外的手がかりの種類
    1. 対象
    2. 表示
    3. ドキュメント
    4. 電子アシスタント
  3. 外的手がかりを利用されやすいようにするには
    1. 利用の動機づけを高める
    2. 外的手がかりの効果と実現可能性
  4. 外的手がかりの評価
    1. 使えないように防護する
    2. インクルーシブデザインを目指す
    • 質疑応答

第2部 誤使用、誤操作を防ぐ安全を考慮した製品設計の進め方

(2016年11月29日 12:45〜14:45)

  1. 製品設計に潜在するリスク
    1. 製品設計の3大リスク
    2. 過去のリコール事例から安全に関する感度を磨く
  2. 製品安全の基礎知識
    1. 製品安全に関する7つのキーワード
    2. 安全な製品とは許容できる程度にリスクが低い製品である
    3. 製品安全を考慮した設計手法とは
  3. 安全な製品を設計するための手法
    1. 3ステップメソッド ⇒ リスクを低減するための考え方
      1. 本質的安全設計 … 危険源自体を除去するか、リスクを低減する
      2. 保護手段 … 保護カバーやセンサーでリスクを低減する
      3. 使用上の情報 … 警告ラベル等で注意喚起を行う
    2. リスクアセスメントによる分析、評価
      1. 意図される使用 … 予見可能な誤使用の明確化
      2. 危険源の特定 (同定)
      3. リスクの見積り/評価
    3. フェールセーフ設計<故障することを前提に設計する>
    4. フールプルーフ設計<誤った使い方でも危険が生じない、使用できない設計に>
    5. 警告表示から読み取る残留リスク
  4. 設計プロセスで「安全」を作り込むテクニック
    1. 安全な製品を設計するためには情報の入手が不可欠
    2. 設計手順の明確化
    3. 設計ツールの活用 (要求仕様書と簡易FMEA)
    4. 安全設計の実践への展開
    • 質疑応答

第3部 製品事故を未然に防ぐための共用品の考え方

(2016年11月29日 15:00〜17:00)

  1. 製品事故とユニバーサルデザイン (共用品) について
    1. 共用品とは
    2. 日常生活における不便さ調査
    3. 共用品と製品安全に関して
  2. 共用品に関する日本工業規格
    1. ISO/IECガイド71に関して
    2. 表示に関する規格
    3. 操作性等に関する規格
  3. 共用品と安全性
    1. 事例1.家電製品
    2. 事例2.玩具
    3. 事例3.その他
    • 質疑応答

講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

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: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
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