技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラスチック・フィルム材料のバリア性の基礎と製品設計への応用

プラスチック・フィルム材料のバリア性の基礎と製品設計への応用

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、プラスチックの気体透過性など基礎から、最新のバリア評価技術について解説いたします。

開催日

  • 2016年11月15日(火) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 高分子フィルム / 高分子膜に関連する技術者
    • 包装材料
    • 太陽電池バックシートの酸素・水蒸気バリア材
    • LEDの酸素・水蒸気バリア材 など
  • 高分子膜のバリア評価の妥当性に課題・不安がある方
  • 高分子膜の初心者

修得知識

  • バリア膜の基礎知識
  • 水蒸気透過率の評価技術
  • ハイバリアフィルムのバリア性評価

プログラム

 有機材料であるプラスチックフイルムと無機材料を複合することで従来の食品包装分野よりも数桁バリア性能が向上したハイバリアフイルムが検討されている。更なるバリア性能の向上は従来の気体および水蒸気透過率評価法では対応できず、新たな評価技術も開発されている。
 このような状況でプラスチックが微量ながらも気体や水蒸気を透過させてしまうのはなぜか?そして、微量な透過率を確実に評価するにはどのような点に注意するかを理解することはハイバリアフイルムを開発あるいは利用していく上で重要です。これらの基礎的な事項について詳細に解説いたします。

  1. 包装材料としての高分子材料

  1. 高分子膜の透過現象
    1. 多孔膜と非多孔膜
    2. Fickの法則
    3. 溶解拡散
  2. バリア性
    1. ガス遮断性
    2. 防湿性
  3. 高分子膜の気体および水蒸気透過率評価法
    1. 測定法の分類
    2. 気体透過率および水蒸気透過率測定法に関する従来規格
    3. 最近規格化された水蒸気透過率測定法
    4. その他の新しい評価法
  4. 様々なバリアフイルム
    1. 均質膜
    2. ラミネート膜
    3. 複合膜
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/26 光学用透明樹脂の基礎、屈折率制御および光吸収・散乱メカニズムと高透明化 オンライン
2024/11/26 機械学習を用いたCO2分離回収材料の探索、設計とその活用 オンライン
2024/11/26 ポリマー・高分子材料のモノマー化・解重合技術の基礎とケミカルリサイクルの技術動向 オンライン
2024/11/27 光硬化型材料の基礎と応用のポイント オンライン
2024/11/27 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2024/11/27 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術 オンライン
2024/11/27 プラスチックのマテリアルリサイクル技術入門 オンライン
2024/11/27 加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情 オンライン
2024/11/27 粘着・剥離のメカニズムとその制御 オンライン
2024/11/27 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/11/28 固体高分子材料の動的粘弾性測定 オンライン
2024/11/28 プラスチック成形品の残留応力発生メカニズム&長期信頼性の予測法 オンライン
2024/11/28 熱分析の基礎、測定と正しいデータ解釈 オンライン
2024/11/28 ガス分離膜の細孔径・ガス透過性評価手法とシリカ系多孔膜によるCO2分離技術 オンライン
2024/11/29 UV硬化接着剤の材料設計と深部硬化 オンライン
2024/11/29 トライボロジー 入門講座 オンライン
2024/11/29 半導体封止材・放熱シートの高熱伝導化と開発動向 オンライン
2024/12/3 加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情 オンライン
2024/12/4 エポキシ樹脂の基礎および各硬化剤の使い方・選び方 オンライン
2024/12/4 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/8/30 次世代パワーデバイスに向けた高耐熱・高放熱材料の開発と熱対策
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 分離工学の各単位操作における理論と計算・装置設計法