技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

インサート成形の基礎技術と最新動向およびフィルム加飾への応用展開

インサート成形の基礎技術と最新動向およびフィルム加飾への応用展開

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、プラスチック加飾技術の動向からシートフォーミング、3Dインサート成形の最新技術までを3名の講師が解説いたします。

開催日

  • 2016年7月21日(木) 11時00分 16時30分

受講対象者

  • プラスチックメーカーの研究開発・生産製造に携わる方 (初心者から中級者まで)
  • プラスチック製品のデザイナー・製品設計担当者
  • フィルム、プラスチック成形加工メーカーの研究開発・生産製造に携わる方
  • 真空成形・熱成形の製品のユーザー
  • 包装の技術者・研究者
  • 自動車材料の技術者・研究者

修得知識

  • 加飾技術による付加価値を理解し、高級感・品格を与える技術手法
  • 加飾技術における三次元加飾の位置付けを理解し、製品開発に使うための基礎
  • 新しい技術コンセプトのヒント
  • 枚葉タイプ高機能性フィルムの3D成形技術と加飾成形機の工法と特徴
  • 枚葉タイプ高機能性フィルムの業界ニーズと今後の展望

プログラム

第1部. 三次元加飾技術の基礎と技術動向

(2016年7月21日 11:00~12:30)

  1. 加飾技術の概論
    1. 加飾という言葉はいつ頃から使われるようになったか
    2. 加飾技術には具体的にどのようなものがあるのか
    3. 一次加飾と二次加飾とは
    4. 何故加飾が注目されているのか
    5. コストを上げても加飾する意味
    6. 加飾によって得られること
  2. フィルム・シートを貼る
    1. 金型内表皮貼合低圧成形 (SP – モールド、ダイプレスト)
    2. フィルムインサート成形
    3. 三次元貼り合わせ (TOM工法)
    4. インサート用フィルム
    5. フィルムインサートをベースとした複合技術 (高品位、シボ転写)
  3. インクを貼る
    1. 間接印刷 (転写) の概要
    2. ホットスタンプ
    3. 水圧転写
    4. 三次元転写NATS
    5. 金型内転写
  4. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

第2部. インサートに必要なシートフォーミングの成形技術

(2016年7月21日 13:15~14:45)

  1. シートフォーミングの基本概念
    1. 成形法 (フォーミングの特徴)
    2. フォーミングとモールディングの違い
    3. 熱形式による分類
  2. 真空成形 (バキュームフォーミング)
    • 特徴/プロセス
  3. 熱成形 (サーモフォーミング)
    • 特徴/プロセス
  4. 真空成形と熱成形の特徴・比較
  5. シートフォーミング (シート成形)
    • 圧力形式による分類
  6. 真空成形の不良現象とその対策
    • 不良現象/トラブルシュート
  7. 熱成形に特有な不良現象とその対策
    • 不良現象/トラブルシュート
  8. 成形理論
    • 巨視的現象
  9. 設計技法
    • 設計の原則
    • 質疑応答・名刺交換

第3部. 高機能性フィルム用3Dインサート加飾成形の最新技術

(2016年7月21日 15:00~16:30)

  1. はじめに
    1. 会社概要
    2. ソディックのあゆみ
    3. 製品ラインナップ
  2. V – LINE®の特徴
    1. 射出・可塑化機構
    2. スクリュウタッチ逆流防止機構
    3. 直圧型締機構
  3. 圧空成形機「SDFシリーズ」の紹介
    1. 3D加飾成形技術
    2. SDFとは
    3. SDFの原理と特徴
  4. 自動車業界のニーズ
    1. 世界の自動車生産推移
    2. 高機能性フィルムの採用事例
    3. 高機能性フィルムに求められるもの
  5. 今後の展望
    • 質疑応答・名刺交換

会場

江東区文化センター

3階 第3研修室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 溶融製膜/溶液製膜によるフィルム成形技術の基礎と実際 オンライン
2024/4/24 プラスチック用添加剤の基礎と選び方・使い方のポイント、その注意点 オンライン
2024/4/24 ディスプレイ向け光学フィルムの基礎・市場と高機能化技術トレンド オンライン
2024/4/24 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/4/25 押出成形のDX化と活用技術 オンライン
2024/4/26 塗装・コーティング現場のゴミ・異物対策実践セミナー 東京都 会場
2024/4/26 共押出多層フィルムの成形技術、押出安定化とトラブル対策 オンライン
2024/5/9 ファインセラミックス成形プロセスにおける高分子の役割とバインダー設計 オンライン
2024/5/9 溶融製膜/溶液製膜によるフィルム成形技術の基礎と実際 オンライン
2024/5/10 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/5/13 車載用プラスチックの基礎と最新動向 オンライン
2024/5/15 ヒートシールのくっつくメカニズムと不具合対策、品質評価 オンライン
2024/5/22 ポリフェニレンサルファイド (PPS) 樹脂の基礎と応用技術の総合知識 オンライン
2024/5/22 プラズマCVD (化学気相堆積) 装置による高品質薄膜の成膜技術、および量産化対応 オンライン
2024/5/23 プラスチックレンズの基礎とトラブル対策事例 オンライン
2024/5/28 セラミックス材料の成形・焼結プロセスの基礎と機械・機能性向上のための微構造制御 オンライン
2024/5/28 樹脂成型の知識 オンライン
2024/5/28 プラスチックフィルムにおける各樹脂特性、添加剤・成形加工技術および試験・評価方法 オンライン
2024/5/29 フィルムへの塗工技術とプロセス最適化、トラブル対策 オンライン
2024/5/30 ガスバリア技術の基礎と活用動向およびウェットプロセスによるウルトラ・ハイバリア技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/12/25 CFRP/CFRTPの界面制御、成形加工技術と部材応用
2020/1/17 最新プラスチック加飾技術の動向と今後の展望
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2015/9/1 マンガと写真でわかる初歩のシート成形
2014/6/25 断熱フィルム 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/25 断熱フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/8/5 透明導電性フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/5 透明導電性フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/25 正しい分散剤の選定・使用方法と、分散体の塗布性を上げる添加剤技術
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2012/5/7 機能性ポリエステルフィルム市場の徹底分析
2012/1/30 水処理膜の製膜技術と材料評価