技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬特許戦略 入門講座

技術者、研究者、開発・企画担当者、特許実務担当者を対象とした

医薬特許戦略 入門講座

~権利化戦略や保護期間延長のための製品戦略などの特許戦略を解説~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、医薬特許に関する実例を元にスケールアップ時の問題点、無菌製剤生産に関する法規改正とそれに対する装置対応について解説いたします。
専門書にも記載されてないノウハウ的な特許関連知識や実務を学ぶことができます。

開催日

  • 2016年6月24日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 製剤における知的財産担当者、管理者
  • 製剤発明の特許申請担当者
  • 製剤に関連する技術者

修得知識

  • 医薬品特許の基礎
  • 創薬ビジネスにおけるLCMの活用

プログラム

 日常業務に特許関連の知識を活用することにより優れた成果を効率的に収めたい技術系、研究・開発系、更に特許実務系の方々に、業務活動に必要な特許の基礎知識についてお話します。そして、医薬分野における特許の特徴および実務的な基礎能力を把握して習得して頂きます。
 さらに、医薬品分野に必須の製品保護期間の延長に重要な役割を持つ製剤特許について、権利化戦略や保護期間延長のための製品戦略などの特許戦略を解説します。単行本等に記載されてないノウハウ的な特許関連知識や実務を学ぶことができます。今後業務で活用できる知識習得の一つとしてこの講演をお勧めします。

  1. 企業の発展および技術の開発に必要な知的財産 (特許) の基礎知識
    1. 企業活動と知的財産 (特許)
    2. 知的財産の保護
    3. 発明を保護する特許権とは
    4. 保護の期間と範囲の影響・重要性
    5. 新製品の保護による企業発展
    6. 技術者の評価と創作意欲の昂進
    7. 企業を発展させる「企業魅力」の創製
  2. 技術者のための特許の基礎知識
    1. 研究開始にすべきこと
    2. 研究のための先行技術調査
    3. 特許公開公報の読み方
    4. 研究と発明完成の時期
    5. 特許権発生 (権利化) の流れ
    6. 特許の保護期間
    7. 特許の要件 (新規性、進歩性など)
    8. 審査と拒絶理由通知
    9. 拒絶理由通知 (指令) への対応
  3. 医薬品のための特許戦略
    1. 知的財産権・業務・戦略とは
    2. 知的財産業務の主なもの
    3. 知的財産 (特許) 戦略に必要な情報
    4. 知的財産業務・戦略に係る部門
    5. 知的財産戦略の課題
    6. 知的財産 (特許) 戦略の策定時期
  4. 具体的な特許戦略を実践すめるための基礎知識
    1. 広い権利範囲を確保するための実施例の確保
    2. 広い権利範囲を確保する出願の時期
    3. 製品化に必要な係争回避の対策
    4. 関連他社特許 (出願) の調査時期と調査内容
    5. ライセンス交渉要否の判断方法
    6. 特許出願要否の判断
    7. 医薬品の特許出願の狙い
    8. ノウハウ技術の取扱いと検討項目
    9. 文献発表時期と権利化への影響
    10. 研究・開発契約における注意事項
  5. 製剤特許の取得・戦略的活用
    1. 製剤発明の把握
    2. 製剤発明の特許出願における留意点
    3. 製剤発明の特許出願 (基本出願、戦略出願)
    4. 製剤発明の特許出願の時期
    5. 出願時期による製剤保護期間の延長
    6. 製剤発明の分類 (技術分野の相違)
    7. 錠剤 (成分、構造、外型) の新規性の主張点
    8. 製剤発明の進歩性の主張点
  6. 創薬ビジネスのライフサイクルマネージメント (後発品対策も含む)
    1. 物質特許による医薬品の保護期間
    2. 医薬品の特許保護で考慮すべき事項
    3. 製薬企業の発展に必要な事項と製品の長期保護
    4. 医薬品を保護する特許発明の種類
    5. 医薬品保護を最大化する製剤特許
    6. 製剤発明を活用した製品保護期間の延長 (特許戦略)
    7. 剤形変更による特許存続期間の延長 (具体的事例)

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/27 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品開発に使えるタンパク質の理論的デザイン法とタンパク質のフォールディング予測法 オンライン
2024/11/27 医薬品の製品開発/薬事戦略策定と新規事業計画書作成のポイント オンライン
2024/11/27 IPランドスケープ入門 オンライン
2024/11/27 医薬品開発における効率的な開発計画策定およびスケジュール管理のポイント オンライン
2024/11/28 TRIZの実践と効果的活用法 オンライン
2024/11/28 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/11/28 機械学習/AIによる特許調査の高度化で実践するスマート特許戦略 オンライン
2024/11/28 医薬品品質試験における生データの取扱いとQC実施のポイント 東京都 会場・オンライン
2024/11/28 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/11/28 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/11/28 残留溶媒に関する規制と申請上の留意点、規格値設定の考え方 オンライン
2024/11/28 医薬品開発における非臨床安全性評価とCTDの記載・信頼性確保 オンライン
2024/11/28 生成AI活用における法的留意点と実務対応 オンライン
2024/11/29 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン
2024/11/29 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2024 オンライン
2024/11/29 無菌医薬品 GMP入門 東京都 会場・オンライン
2024/11/29 機械学習/AIによる特許調査の高度化で実践するスマート特許戦略 オンライン
2024/11/29 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2024/11/29 QMS構築によるオーバークオリティ判断と治験効率化にむけた活用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 キヤノン〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/7/30 キヤノン〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/25 有機EL〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/25 有機EL〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/10 芳香剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/10 芳香剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/1 パテントマップの全知識 (増刷改訂版)
2013/12/20 紙おむつ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)