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自動運転におけるセンサ情報処理アルゴリズムの基礎理論とその応用例

自動運転におけるセンサ情報処理アルゴリズムの基礎理論とその応用例

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、自動運転に必要なセンシングアルゴリズムの基礎から、実際の自動運転システムへの応用まで、カルマンフィルタを中心とした内容として、分かりやすく丁寧に解説を行います。

開催日

  • 2016年5月19日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • センサに関連する技術者、開発者
  • 画像処理・物体認識に関連する技術者、研究者
  • 自動車の自動運転に関連する技術者、開発者

修得知識

  • センサ情報処理に関する基礎理論
  • カルマンフィルタと状態推定
  • 複数物体追跡の基礎
  • 自動車の運転支援・自動運転におけるセンサフュージョンの技術動向

プログラム

 これまでドライバの運転支援に関する研究が世界各国で行われてきました。このような研究の成果として現在では「ぶつからない車」などとして市販車に安全運転支援システムが搭載されるようになってきております。一方、自動車自身が知能を持ち、無人でも走行可能な更に進んだ自律的な自動運転システムに関しても、活発な研究開発が行われています。このようなシステムには高度なセンシングアルゴリズムが必要不可欠となります。
 本講演では、自動運転に必要なセンシングアルゴリズムの基礎理論から、実際の自動運転システムへの応用まで、カルマンフィルタを中心とした内容として、分かりやすく丁寧に解説を行います。

  1. 自動車の運転支援・自動運転に関する研究動向と必要技術
    1. 研究動向と必要技術
    2. オンボードセンサの実例
    3. 自動車における状態推定アルゴリズムの実例
  2. カルマンフィルタと状態推定
    1. 誤差統計量の表現方法
    2. 最小分散推定とマルチセンサフュージョン
    3. カルマンフィルタによる状態推定
    4. 拡張カルマンフィルタによる状態推定
  3. 移動物体の追跡と運動推定
    1. カルマンフィルタとデータアソシエーション
    2. マルチターゲットトラッキング
  4. 自動車の自動運転への適応
    1. 金沢大学において開発中の自動運転自動車の概要
    2. 自動運転自動車による市街地公道走行実証実験の概要

講師

  • 菅沼 直樹
    金沢大学 高度モビリティ研究所
    教授

会場

東宝土地 株式会社 高橋ビルヂング
東京都 千代田区 神田神保町3-2
東宝土地 株式会社 高橋ビルヂングの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,111円 (税別) / 49,800円 (税込)
複数名
: 36,111円 (税別) / 39,000円 (税込)

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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 82,222円(税別) / 88,800円(税込)
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