技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、リウマチ診療と開発の現状、患者が求めている医療、今後のリウマチ診療の動向について、講師の経験を交えて詳解いたします。
2003年の生物学的製剤の登場はリウマチ診療を激変させたと言っても過言ではありません。生物学的製剤の投与により患者は関節の腫れと痛みから開放され、QOLは大きく改善し、健常人と変わらない ADLを維持することも可能となりました。これに合わせる様に、リウマチ診断の為の検査が進歩し、新たな診断基準も出されました。発症早期にリウマチと診断し、早い段階から積極的な治療を行なっていくことが求められ、更に最近ではT2Tという概念も提唱されています。
その後も続々と生物学的製剤が登場し、2013年には経口低分子量化合物 (JAK阻害薬) が上梓され、昨年はインフリキシマブバイオシミラーの製造販売も認可されました。患者にとっては治療の選択肢が拡がると同時に自分自身で治療法を決めることが益々難しくなっています。まだまだ新規の薬剤やバイオシミラーの開発が進んでいます。リウマチ治療がもっと複雑になると予想されます。
リウマチ診療を専門とし、多くのリウマチ患者を対象とした臨床試験に携わって来た経験に基づいてリウマチ診療と開発の現状、患者が求める医療、今後のリウマチ診療はどの様な流れになって行くのかも紹介して行き、そこから医療現場での医師が望む治療のあり方は何であるかをあぶり出せればと思います。
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