技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

潜在ニーズの見える化と商品開発への活かし方

潜在ニーズの見える化と商品開発への活かし方

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、マーケティングの基礎から解説し、評価グリッド法、調査・分析手順と勘所、実務への活かし方について詳解いたします。

開催日

  • 2015年12月11日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 商品企画・開発業務、市場調査に携わる方
    • 特に面接調査

修得知識

  • 消費者ニーズや価値観の基本的特性
  • マーケティングを商品開発に活かすための基礎知識
  • 市場調査の実際とそこに存在する問題点
  • インタビュー調査の基礎知識
  • 評価グリッド法の理論と実際

プログラム

 今日、消費者のニーズや価値観を把握するための調査は、ますますその重要度を増しています。しかし画期的な商品を生み出すためには、消費者が口にする「見かけのニーズ」から一歩踏み込んで、その背後にある「真のニーズ」を把握することが不可欠です。
 本講座では、消費者の真のニーズとは何か、またその把握を目的とした調査の基本的な考え方を押さえた上で、評価グリッド法の理論背景、その調査・分析手順と勘所、実務への活かし方を紹介します。さらに時間が許せば、消費者が十分な知識を有していない新技術領域での消費者調査の危険性と対応策についても論じます。

  1. 市場環境の変化にともなう顧客ニーズの多様化
    1. そもそも顧客ニーズ (価値観) とは?
    2. ニーズを階層的に捉えることの重要性:「真のニーズ」と「見かけのニーズ」
    3. 顧客ニーズの発展段階と対応策
    4. 顧客ニーズの多様性と対応策
  2. 今日の商品開発におけるマーケティング調査の役割と問題点
    1. 商品開発タイプの変化と調査の役割の変化
    2. マーケティング調査の体系と問題点:マーケティング調査に潜む危険性に気づいていますか?
  3. 効果的・効率的な潜在ニーズの抽出・分析手法
    1. 質的調査 (インタビュー調査) の基礎知識
    2. 評価グリッド法とエスノグラフィックアプローチ:ポスト「グルイン」の2つの潮流
    3. 評価グリッド法の徹底理解
      1. 評価グリッド法の基本的考え方
      2. 評価グリッド法の開発経緯
      3. 評価グリッド法の適用事例
      4. 評価グリッド法の作業手順とバリエーション
      5. 評価グリッド法の強み・弱み
      6. 評価グリッド法の最新動向:魅力品質・当たり前品質への対応他
  4. 感動商品創出の勘所
    1. 「見える化」した潜在ニーズをどのように商品開発に落とし込むのか
    2. マーケティング調査の今日的課題
      1. ユーザーに聞くこと自体に意味があるか?
      2. 調査結果が必要精度を満足しているか?
      3. 調査結果の使い方 (意思決定への活用法)
    3. 新技術領域でのマーケティング調査の危険性と対応策
      1. 新技術をユーザーに評価させるのは自殺行為!
      2. 新技術評価のためのマーケティング調査の考え方

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/23 自社コア技術から発想するテーマ創出法 オンライン
2024/4/23 医薬品開発における事業性評価・ポートフォリオ分析と意思決定手法 オンライン
2024/4/25 潜在ニーズを見つける具体的かつ体系的な活動 オンライン
2024/4/25 研究開発・技術部門が行う情報収集とそのセオリー、ノウハウ オンライン
2024/4/25 特許情報調査における検索式の考え方と実施ポイント オンライン
2024/4/25 マーケティング基礎概論 (全2回) オンライン
2024/4/25 マーケティング基礎概論 (基本戦略と具体的施策) オンライン
2024/4/26 技術者・研究者に必要なマーケティングの基礎、知識と実践 オンライン
2024/4/26 R&D部門での生成AI活用およびDXによる材料設計の加速化 オンライン
2024/5/1 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2024/5/7 医薬品開発における事業性評価・ポートフォリオ分析と意思決定手法 オンライン
2024/5/10 IPランドスケープの取り組み事例と実施体制の構築 オンライン
2024/5/10 R&D部門での生成AI活用およびDXによる材料設計の加速化 オンライン
2024/5/14 研究・実験データ収集、管理への仕組み作りと蓄積データの活用 オンライン
2024/5/14 R&Dマーケティング「基本編」「実践編」2日間セミナー オンライン
2024/5/14 研究者・技術者が価値ある活動を行うために絶対に知っておかなければならないマーケティングの基本理論 オンライン
2024/5/15 コア技術の明確な定義、設定プロセスと継続的な育成と強化手法 オンライン
2024/5/15 技術者・研究者に必要なマーケティングの基礎、知識と実践 オンライン
2024/5/15 企業間データ連携の推進・課題と材料開発への活用 会場
2024/5/20 革新的新商品・技術、新規事業を生み出すアイデアが湧き出る発想法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2022/8/31 研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/2/28 With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2020/10/30 研究開発者のモチベーションの高め方と実践事例
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2018/12/27 R&D部門の“働き方改革”とその進め方
2018/9/28 コア技術を活用した新規事業テーマの発掘、進め方
2018/5/31 “人工知能”の導入による生産性、効率性の向上、新製品開発への活用
2013/10/26 新たな患者満足度測定手法と増患・増収対策
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2011/11/2 インドの食習慣・食品産業と日本企業の事業機会