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マイルド・ストロングハイブリッドシステムの最新動向、部品技術と48V電源の可能性

マイルド・ストロングハイブリッドシステムの最新動向、部品技術と48V電源の可能性

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、燃料電池車の機構システム、昇圧DC-DCコンバータの基本回路構成・制御方式、DC-DCコンバータの冷却システム・ノイズ対策技術、次世代パワー半導体の課題と対応について解説いたします。

開催日

  • 2015年11月12日(木) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 各社のハイブリッド車の機構システムの違い
  • 各社の今後のハイブリッド車、次世代自動車の戦略
  • 燃料電池車の機構システム
  • 昇圧DC-DCコンバータの基本回路構成、制御方式
  • DC-DCコンバータの冷却システム、ノイズ対策技術
  • 次世代パワー半導体の課題と対応

プログラム

まずは各社のハイブリッド車の機構システムの違いについて紹介する。そこから各社の今後のハイブリッド車、次世代自動車の戦略を読み解く。次に次世代自動車として注目される燃料電池車の機構システムについて紹介する。そしてその機構で重要なキー技術である昇圧DC-DCコンバータの基本回路構成、制御方式を紹介する。そこには車載用電源だからこそ求められる、冷却システム、ノイズ対策技術が存在する。その技術を仔細に紹介し、今後の車載用電源で必要となる技術の方向性を見極める。さらに次世代パワー半導体であるSiCがハイブリッド車に搭載されることで、どの様なメリットがあり、どの様な問題点が呈出してくるかを具体的な項目として列記し、次世代パワー半導体の台頭する市場に対して、技術の布石を打つ。

  1. 市販化されたハイブリッド車の技術最前線
    1. メルセデスベンツSクラスハイブリッドシステム
    2. BMW3シリーズハイブリッドシステム
    3. アウディの48V系システムに対する戦略
    4. 我が国のハイブリッド車の現状の機構と今後の予測
  2. 燃料電池車の駆動システム
    1. 燃料電池車の基本システム
    2. 各主要部品の搭載位置
    3. 昇圧DC-DCコンバータの回路構成
    4. 昇圧DC-DCコンバータの冷却システム
    5. 昇圧DC-DCコンバータのノイズ対策技術
  3. 各ハイブリッド車におけるパワーエレクトロニクスシステム
    1. プリウス用DC-DCコンバータの分解説明
    2. レクサス用DC-DCコンバータの回路・構造説明
    3. メルセデスベンツSクラス用DC-DCコンバータの回路説明
    4. メルセデスベンツSクラス用インバータモジュールの冷却システム
    5. BMW i3用インバータモジュール
  4. ハイブリッド車へのSiC適用の利点
    1. SiC適用による冷却システムへのインパクト
    2. SiC適用によるインバータ前段平滑キャパシタへの小型化効果
    3. SiC適用による燃費へのインパクト
  5. ハイブリッド車へのSiC適用の問題点
    1. スイッチング周波数50kHz時における伝導性・放射性ノイズ
    2. スイッチング時の急峻なdv/dtが及ぼすノイズへの問題点
    3. 110℃系冷却水使用時の推奨SiCモジュール設計法
  6. ハイブリッド車へのGaNの適用可能性
    1. 降圧DC-DCコンバータへの適用事例
    2. 大容量バッテリ充電器への適用事例
    3. コンプレッサ用インバータへの適用事例
    4. 48V系DC-DCコンバータへの適用事例
    5. V系電源の最前線
    6. 各社の48V系電源に対する戦略
    7. 48V電源用DC-DCコンバータの市場に残れる条件
    8. 48V電源用DC-DCコンバータの最適回路構成
    9. 48V電源搭載ハイブリッド車の今後
    • 質疑応答

講師

  • 山本 真義
    名古屋大学 未来材料・システム研究所
    教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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受講料

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: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)
複数名
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複数名同時受講割引について

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  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
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