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e-Axle向け部品・材料の開発動向と適用事例

e-Axle向け部品・材料の開発動向と適用事例

~樹脂材料、インバータ、軸受 e-Axleで要求される特性・性能と実際の使われ方~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、次世代自動車普及のキーテクノロジーであるe-Axle技術について取り上げ、使用される樹脂、求められる要求特性、課題について解説いたします。

開催日

  • 2025年1月30日(木) 10時30分 16時00分

修得知識

  • 電気絶縁性や耐熱性への要求が高度化する際に候補となる樹脂
  • 軽量化を狙いに金属を樹脂に置き換える時に課題となる放熱性、電磁波遮蔽性等の解決法
  • 樹脂の長期耐久性への理解
  • 成形方法との組合せによる長期信頼性アップの手法
  • 樹脂新素材への潜在ニーズ、開発のヒント
  • 各地域のサーキュラエコノミー、カーボンニュートラル施策の最新動向
  • 自動車向け機能性高分子材料の基礎知識
  • 電気自動車の性能向上に貢献する最新パワーモジュール実装技術
  • 軸受の目線でのe-Axle向けの開発動向と耐電食技術
  • e-Axleの構造と軸受に求められる機能、技術課題とその対策技術 (開発品)
  • 電食のメカニズムとその対策技術 (研究結果、開発品)

プログラム

第1部 e-Axleにおける樹脂材料への要求特性と適用事例

(2025年1月30日 10:30〜12:00)

 樹脂を提案・提供する立場、樹脂を使用する立場の両方の視点から、e-Axleのどこにどんな樹脂が使用されているのか? そこに、どんな課題、ニーズがあるのか? より優れたe-Axle開発のためにどんな樹脂が提案されているのか? を専門的になりすぎることなく、具体例をしめして、わかりやすく説明する。

  1. 樹脂の長期耐久性と評価方法
    1. 機械的特性
    2. 電気絶縁特性
  2. xEV主機モーターにおける樹脂材料への要求特性と適用事例
    1. マグネットワイヤの変化と樹脂材料への要求特性の変化
    2. 高出力化、高電圧化と樹脂材料への要求特性の変化
  3. xEVインバーターにおける樹脂材料への要求特性と適用事例
    1. 高出力化、高電圧化と樹脂材料への要求特性の変化
    2. 高放熱化と樹脂材料への要求特性の変化
  4. ギヤにおける樹脂材料への要求特性と適用事例
  5. バスバーにおける樹脂材料への要求特性と適用事例
  6. シール材における樹脂材料への要求特性と適用事例
  7. 上記部品からなるe-Axleにおける樹脂材料への要求特性と適用事例
    1. e-Axleの低背化、小型化への樹脂の取り組み
    2. e-Axleの軽量化への樹脂の取り組み
  8. カーボンニュートラルへの取り組み
    • 質疑応答

第2部 EV用インバータの開発動向と高出力密度化材料技術

(2025年1月30日 13:00〜14:30)

 世界的にサーキュラエコノミーへの転換が進められ、カーボンニュートラルに向けた目標が各地域で掲げられている。電気自動車の導入はこれらカーボンニュートラル政策の中核に据えられ、開発の加速、普及が拡大している。本講演では電気自動車のインバータの開発状況と高性能化に向けた、材料技術を解説する。

  1. サーキュラエコノミーと各国の脱炭素化政策
    1. サーキュラエコノミープラン
    2. 各国の脱炭素政策の動向と電気自動車の位置づけ
  2. 電気自動車の市場・開発動向
    1. 地域ごとのEV市場
    2. インバータおよびパワーモジュール市場
    3. EV用インバータの開発動向
    4. インバータの構造と出力密度比較
    5. パワーモジュールの構造および開発動向
  3. パワーモジュールの高性能化
    1. 実装技術と課題
    2. 高出力密度化
    3. 実装材料技術
    4. 高耐熱化技術
    5. 高耐圧化技術
    • 質疑応答

第3部 e-Axle向け軸受の開発動向と耐電食技術

(2025年1月30日 14:50〜16:00)

 この講義では、e-Axle向け軸受の開発動向と耐電食技術について、御紹介します。今後さらに重要性が増していくe-Axleに対し、軸受メーカーとしての取り組みを御紹介するとともにe-Axleの大きな課題の一つである電食について、メカニズムとその対策技術を研究と開発の2方面からアプローチした結果を御提供します。これにより、最新の技術動向とその応用可能性を包括的に理解することができます。

  1. e-Axle向け軸受の開発動向
    1. 背景
      • 脱炭素化の取り組みと環境対応車の普及
    2. e-Axleとは
      • e-Axleの構成とその重要性
    3. e-Axle向け軸受に求められる機能
      • 高速、希薄潤滑、電食など
    4. e-Axle向け軸受の技術課題と開発品紹介
      • 同軸e-Axle対応大径深溝玉軸受
      • 特殊熱処理技術「HA-C」
  2. 耐電食技術
    1. 電食とは
    2. 一般的な電食のメカニズム
    3. 電食に対する研究結果
      • 放電痕形状から電食損傷度合いを予測する方法の提案
      • 極圧剤の反応膜形成によるフルーチング抑制効果の検討
    4. 耐電食用軸受に求められる機能
    5. 耐電食用軸受の技術課題と開発品紹介
      • セラミック玉絶縁軸受の紹介
      • 絶縁被膜付き軸受の紹介
      • 樹脂モールド絶縁軸受の紹介
      • 導電軸受、導電機構の紹介
  3. 今後の展望
    • 質疑応答

講師

  • 伏見 勝夫
    有限会社カワサキテクノリサーチ
    主席コンサルタント
  • 石井 利昭
    日立Astemo株式会社 技術開発統括本部 技術プラットフォーム本部 材料技術開発部
    チーフエンジニア
  • 影山 恭平
    NTN株式会社 軸受事業本部 技術ユニット 開発実験部 要素開発グループ
    主任

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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