技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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以下のセミナーの同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。
通常受講料 : 138,510円 (税込) → 申込割引受講料 112,860円 (税込)
本コースは、「押出機内の樹脂挙動の基礎および溶融混練評価と最適化」”:/node/15872と* 「 二軸スクリュー押出機における 混練分散の最適化とトラブル対策」と* 「 二軸押出機の(溶融混練)分散品質スケールアップ」のセミナーをセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
*(caution)3テーマ 通常受講料 : 138,510円 (税込) → 申込割引受講料 112,860円 (税込)
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二軸押出機・混練機やミキシングエレメントを有する単軸押出機を用いて高分子材料の混練がなされている。また、押出機・混練機内の材料挙動をシミュレーションにより予測する技術は年々進歩しており、実現象予測には制約も多くあるが、混練を含めた実際のプロセス設計、装置設計に応用されてきている。
単軸押出機と二軸押出機の違い (構造、操作) を初心者でも容易に理解出来るように数式をほとんど使わず、経験を基に説明したい。
講演者は30年あまり、品質のスケールアップが一義的にできる分散技術を研究してきた。スケールアップには「挙動のスケールアップ」と「品質のスケールアップ」がある。前者の解析は割合容易であるが、後者は難物である。100有余年のせん断混練操作の歴史で、なかなか正解が得られていない。今の業界では、二軸押出機に代表されるせん断力応用機種がほほ100%用いられているが、せん断分散は分散過程に不均一性を内在しているためである。せん断応力、せん断歪に代表される、品質に関わる種々の物理量をもってしても、分散品質と1:1に対応しない。混練操作を通して、これらの物理量が平均値としてしか解析できないためで、各部分でレベルの違う分散過程があり、これが全体に混ざり合う分散作用では、不均一挙動になるのが当然と思われる。このような現象には緩和則を用いて、当たらずとも遠からず (すごく近い) のスケールアップ則を実現する手法が用いられ、品質予測が割合容易にできる技術を紹介する。実際の分散作用に関して、破砕分散、分配分散を含むスケールアップに関与するせん断分散作用をまず理解いただく。最近の傾向としてメルトフラクチャーを有効に分散に利用する技術も紹介する。最近話題の伸長流動分散作用に関しても理解いただく。後者は不均一性の少ない分散形態である。これらの混練形態において、スケールアップの手法を考察する。一方、スケールアップが必要でない分散操作をいくつか紹介する。これらの技術の応用として、最近の傾向であるナノ分散は、こうした不均一性の存在しない、スケールアップが容易な技術に裏打ちされなければなかなか実現できない。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/6/9 | 高分子複合材料のレオロジーとメカニズムに基づく材料設計 | オンライン | |
2025/6/10 | スパッタリング法による薄膜形成技術とトラブルシューティング | オンライン | |
2025/6/11 | ポリマーアロイにおける相溶化剤の使い方、分散条件の設計、評価解析 | オンライン | |
2025/6/11 | 高分子材料における結晶化プロセスの基礎、構造形成とその制御および構造解析技術 | オンライン | |
2025/6/11 | 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 | オンライン | |
2025/6/12 | 粉体・粒子を密充填するための粒子径分布、粒子形状、表面状態の制御 | オンライン | |
2025/6/12 | スパッタリング法による薄膜形成技術とトラブルシューティング | オンライン | |
2025/6/12 | 粒子分析技術の基礎から応用まで | オンライン | |
2025/6/12 | 窒化物フィラーの表面処理技術と凝集力、充填量、配向の制御 | オンライン | |
2025/6/12 | 分子シミュレーションの基礎と高分子材料の研究・開発の効率化への展開 | オンライン | |
2025/6/13 | 粒子分析技術の基礎から応用まで | オンライン | |
2025/6/13 | 熱分析入門 | オンライン | |
2025/6/13 | 高分子材料の劣化メカニズムと高耐久化設計および劣化評価技術 | オンライン | |
2025/6/13 | 溶融製膜/溶液製膜によるフィルム成形技術の基礎と実際 | オンライン | |
2025/6/16 | 熱分析入門 | オンライン | |
2025/6/16 | UV硬化樹脂の硬化度・物性の測定評価と硬化不良・密着不良などのトラブル対策 | オンライン | |
2025/6/16 | 高分子材料の劣化メカニズムと高耐久化設計および劣化評価技術 | オンライン | |
2025/6/16 | 可塑剤・フタル酸エステルを取り巻く国内外の規制・市場動向と今後の課題 | オンライン | |
2025/6/17 | 無機ナノ粒子の粒子径、形状制御と表面処理、分散性向上 | オンライン | |
2025/6/17 | FT-IRを用いた樹脂の劣化解析と寿命予測への活用可能性 | オンライン |
発行年月 | |
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2020/3/31 | 自己修復材料、自己組織化、形状記憶材料の開発と応用事例 |
2020/1/31 | 添加剤の最適使用法 |
2020/1/31 | 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の求め方と微粒子の分散安定化への活用術 |
2019/12/20 | 高分子の表面処理・改質と接着性向上 |
2019/10/31 | UV硬化技術の基礎と硬化不良対策 |
2019/1/31 | マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集 |
2018/12/27 | 押出成形の条件設定とトラブル対策 |
2018/11/30 | エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方 |
2018/7/31 | 高耐熱樹脂の開発事例集 |
2018/4/12 | 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018 |
2018/3/19 | 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 |
2018/3/18 | 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2018/2/28 | 顔料分散の基礎講座 |
2017/7/31 | 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集 |
2017/7/31 | プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術 |
2017/6/19 | ゴム・エラストマー分析の基礎と応用 |
2017/2/27 | プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術 |
2017/1/31 | 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術 |
2016/11/29 | 二軸押出機 |
2016/8/31 | ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ |