技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

リチウムイオン電池電極における観察および分析評価技術と、電池特性との相関

リチウムイオン電池電極における観察および分析評価技術と、電池特性との相関

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、従来の機器分析による基礎から説明し、寿命や信頼性向上に直結したりするような、一歩踏み込んだ評価技術について紹介致します。

開催日

  • 2015年4月24日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 電池材料の特性と開発課題を的確に評価し得る分析技術
  • 電極構造の特徴を数値化・指標化し、電池特性と結び付ける方法
  • 電極製造の問題点

プログラム

 リチウムイオン2次電池高性能化には、新しい蓄電池材料の構造や特性について、的確かつ迅速に評価できる分析技術が必要です。
 従来の機器分析による手法を改良・発展させ、電極の分析結果と電池特性とを分かりやすく相関付けたり、寿命や信頼性向上に直結したりするような、一歩踏み込んだ評価技術について紹介致します。

  1. はじめに
  2. 電池材料の特徴と開発課題およびそれを的確に評価し得る分析技術について
    1. 正極材
    2. 負極材
    3. バインダ
    4. セパレータ
    5. 電解液
  3. 電極シートとしての特性評価
    1. 正極電極
    2. 負極電極
  4. リチウムイオン電池における劣化解析アプローチ
    1. 電池セルの劣化
    2. 正極における劣化解析
    3. 負極における劣化解析
    4. 電解液、分解ガスによる劣化解析
  5. これまでの分析技術の課題
  6. 電極構造の特徴を数値化・指標化し、電池特性と結び付けるために!
    1. 電極の空隙解析
    2. 導電ネットワーク解析
    3. 導電助剤分散度
    4. バインダ分布の定量
    5. 電極3D構造解析
  7. 各種in situ測定法で電極変化を直接観察する事で、電極製造における課題解決のヒントを得るために!
    1. 電極断面における反応分布のin situ観察
      (レーザ顕微鏡、イメージングRaman、放射光X線)
  8. 充放電に伴い電池内部で発生する材料組成の変化から、寿命や信頼性向上のヒントを得るために!
    1. 活物質表面の薄膜等の組成分析
    2. 電池内封ガス分析
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 末広 省吾
    株式会社 住化分析センター 大阪ラボラトリー 技術開発センター
    主幹部員
  • 木村 宏
    株式会社 住化分析センター マテリアル事業部

会場

ゆうぽうと

5F くれない東

東京都 品川区 西五反田8-4-13
ゆうぽうとの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/21 エマルションフローによるリチウムイオン電池 (LIB) の水平リサイクル オンライン
2025/3/25 リチウムイオン電池の劣化評価、寿命推定技術 オンライン
2025/3/26 リチウムイオン蓄電池最適管理のための残量・劣化推定技術解説 オンライン
2025/3/26 有機系材料を用いたナトリウムイオン電池の特性と最新研究動向 オンライン
2025/4/7 リチウムイオン電池のリユース・リサイクルの現状と課題、今後の展望 オンライン
2025/4/11 リチウムイオン電池のリユース・リサイクルの現状と課題、今後の展望 オンライン
2025/4/14 xEV用バッテリパックの設計と安全性試験・品質管理方法 オンライン
2025/4/16 全固体電池の開発動向と製造プロセスに関する考察および電池試作と評価・解析技術 オンライン
2025/4/18 車載用電池事業の政策と事業競争力および次世代電池に関する展望 オンライン
2025/4/21 電池バインダーの設計、技術動向と電極製造技術 オンライン
2025/4/22 有機分子を活物質とするリチウムイオン電池とレドックスフロー電池 オンライン
2025/4/24 電気自動車をはじめとした次世代自動車の動向とビジネス・チャンス オンライン
2025/4/25 リチウムイオン電池用導電助剤の開発動向と分散、活用技術 オンライン
2025/4/25 全固体リチウム電池材料と電池構築の基礎と実用化に向けた最新技術動向 オンライン
2025/4/28 固体高分子電解質 (SPE) の基礎と応用 オンライン
2025/4/30 有機分子を活物質とするリチウムイオン電池とレドックスフロー電池 オンライン
2025/5/7 全固体リチウム電池材料と電池構築の基礎と実用化に向けた最新技術動向 オンライン
2025/5/13 LIB製造における塗工・乾燥のコツ、ドライ方式の最新動向 オンライン
2025/5/16 汎用リチウムイオン電池の特性・健全度 (劣化度) ・寿命の評価手法の詳細 オンライン
2025/5/22 LIB製造における塗工・乾燥のコツ、ドライ方式の最新動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/4/11 世界の車載用LIBのリユース・リサイクル 最新業界レポート
2022/3/9 EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍版)
2022/3/9 EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍 + PDF版)
2022/2/18 2022年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2022/1/20 脱炭素へ、EVの役割と電池・原材料の安定供給 2030/35年モデルと諸問題の検証
2021/12/10 2022年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2021/8/20 2021年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2021/6/28 AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向
2021/6/22 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル2021
2021/4/26 全固体リチウムイオン電池の実用化と新たな材料市場 (書籍版 + CD版)
2021/4/26 全固体リチウムイオン電池の実用化と新たな材料市場
2021/4/16 2021年版 蓄電池・蓄電部品市場の実態と将来展望
2021/3/19 2021年版 モビリティ市場・技術の実態と将来展望
2021/2/19 2021年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2020/12/11 2021年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2020/12/1 リチウムイオン電池の安全性確保と関連する規制・規格と表示ルール 2021
2020/11/13 2021年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2020/8/21 2020年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2020/4/17 2020年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望