技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

製薬会社における医療経済・アウトカムデータ (HEOR) とHTAの費用対効果分析のデータ処理の仕方

製薬会社における医療経済・アウトカムデータ (HEOR) とHTAの費用対効果分析のデータ処理の仕方

~各企業内でどのように費用対効果分析を実施していくか?~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年4月24日(木) 10時30分 16時20分

プログラム

第1部 『マーケッティングの製品戦略における医療経済・アウトカムデータ (HEOR) 活用』

(2014年4月24日 10:30〜13:00)

 日本でもレセプトデータ等のリアルワールドデータによる実臨床に基づいた患者の治療実態が把握可能となり、患者さん中心の医療からも患者アウトカムの情報がますます重要となりつつある。本講演では、これらのデータを活用した情報づくりおよび情報提供を事例と共に解説。また、開発段階から上市後までのライフサイクルを通じてのHEORの活用可能性についても解説。

  1. ステークホルダー (医者、患者、医療政策者等) の視点からの情報提供
    1. ギャップとアンメットニーズ
    2. HEORの観点からの効果的なメッセージ創出と情報提供
  2. リアルワールドデータとその活用
    1. リアルワールドデータとは
    2. リアルワールドデータの種類と利点・限界点
    3. 活用事例
  3. 患者アウトカム
    1. 患者アウトカムと患者報告アウトカム
    2. リアルワールドデータによる患者アウトカム
    3. 活用事例
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 『HTAにおける費用対効果分析の実施、データの処理の仕方』

(2014年4月24日 13:50〜16:20)

 中医協における費用対効果評価の導入検討は、昨年末に中間的整理が行われ、今後の方向性が示された。4月からは、企業側にデータ・分析の提出が求められ、これらの具体例によって検討が継続されていくものと思われる。本コースでは、費用対効果を基本から見直し、各企業内で、どのように費用対効果分析を実施していくかを考えたい。

  1. 費用対効果評価専門部会での議論
    1. 2年間の議論の内容
    2. 中間的整理の内容
  2. 医療経済評価研究における分析手法に関するガイドライン
  3. 費用対効果分析の実施
    1. 比較対照
    2. 医療経済モデル
    3. 効果指標の種類
    4. 間接比較
    5. QALY
    6. 費用の推計
    7. ベースケース分析と感度分析
    8. 分析レポートの作成
  4. 海外モデルの活用
  5. 費用対効果分析の実例から考える
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 大西 佳恵
    クリエイティブ・スーティカル 株式会社
    日本代表
  • 桑原 比呂世
    武田薬品工業 株式会社 医療政策・アクセス統括部
    主席部員

会場

芝エクセレントビル KCDホール
東京都 港区 浜松町二丁目1番13号 芝エクセレントビル
芝エクセレントビル KCDホールの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,000円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料
    • 1名あたり定価半額の25,000円(税別) / 27,000円 (税込)
    • 2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
    • 同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    • 3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
    • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
    • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
      申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
    • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/22 国内/海外の外部委託試験施設に信頼性基準試験を委託する際の信頼性確保の留意点 オンライン
2024/11/22 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2024/11/22 希少疾患における治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2024/11/22 知って得する統計的寿命予測法のあれこれ オンライン
2024/11/22 情報不足な開発初期段階において医薬品の事業性評価を適切に進める為のデータ活用と売上予測の方法 オンライン
2024/11/22 GMP監査・無通告査察実施時におけるポイントとQA・QCの各対応 オンライン
2024/11/25 知財ポートフォリオの構築と知財戦略の策定・遂行の仕方 オンライン
2024/11/25 薬価算定/制度の要点と加算取得に向けた薬価戦略のポイント オンライン
2024/11/25 研究開発テーマの費用対効果算出と経営層への伝え方、成果を得るためのポイント オンライン
2024/11/25 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/11/25 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 オンライン
2024/11/25 統計手法の基礎 オンライン
2024/11/25 コンプライアンス違反の事例から学ぶGMP現場の改善策 オンライン
2024/11/25 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/11/25 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン
2024/11/26 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/11/26 分析法バリデーション入門講座 オンライン
2024/11/26 Pythonによるデータ解析の基礎と実務への応用 オンライン
2024/11/26 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/11/26 研究企画が知っておかなければならないR&Dテーマ評価の基礎知識 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定