技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品包装デザイン・形態・使用感の差別化成功 / 問題事例

医療従事者・患者の視点から見た

医薬品包装デザイン・形態・使用感の差別化成功 / 問題事例

~そのデザインは医療従事者から高い評価を得られるのか~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、現行医薬品の包装・表示ラベルの問題点と改善について、医療従事者・患者からの評価と事例を交えて詳解いたします。

開催日

  • 2014年4月17日(木) 10時30分 16時20分

受講対象者

  • 医薬品包装に携わる担当者

修得知識

  • 医療現場で評価される医薬品包装・表示デザインの例
  • 現行医薬品の包装・表示ラベルの問題点
    • ラベル
    • 使用期限表示
    • PTPシート
    • 包装形態など
  • ジェネリック医薬にみる包装・表示デザインの差別化成功と失敗事例

プログラム

 製薬企業の包装デザイン設計に関わる担当者が、自社内で議論を重ね開発・採用に至った医薬品であっても、そのデザインが医療従事者から高い評価を得られるとは限らない。包装デザインで差別化をはかり選ばれる製品を目指した試みも、その思惑に反し医療現場では受け入れにくい製品と位置づけられることもある。医療現場が安易に、成功事例/失敗事例を選別すべきではないが、結果的には他社製品と比較して「見劣り」する製品が存在することも事実である。
 そこで本講では、現在臨床現場で使用されている医薬品包装のデザイン、形態、使用感に関する医療従事者・患者からの評価を交え、「見劣り」しない医薬品包装や、現場で今後必要とされる医薬品包装のヒントについても提示したい。

  1. 医療現場で問題となる医薬品包装・表示デザイン事例
    1. 現行医薬品の包装・表示ラベルの問題点
      • 外見が類似している医薬品
      • 包装形態に問題がある医薬品
      • ラベル表示に問題がある医薬品
      • 使用期限の表示に問題がある医薬品
      • PTPシートの表示に問題がある医薬品
      • ブリスター表示に問題がある医薬品
    2. ジェネリック薬品の問題点
      • 薬用量の表記方法とメディケーションエラー
      • 誤解を生みやすいラベル、商品名
      • 使い方が難しい経口製剤の例
  2. 医療現場で評価される医薬品包装・表示デザインの例
    1. キット製剤・プレフィルド製剤の医療現場での評価
    2. ピッチ印刷によりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
    3. カードブリスターによりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
    4. イラストやシンボルマークの導入によりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
  3. 医薬品包装・表示デザイン改善策のヒント
    1. キット化が望まれる医薬品
    2. プレフィルド化が望まれる医薬品
    3. ブリスター化が望まれる医薬品
  4. ジェネリック医薬にみる包装・表示デザインの差別化成功と/失敗事例
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 下枝 貞彦
    東京薬科大学 薬学部 臨床薬剤学教室
    教授

会場

機械振興会館

地下3階 B3-1

東京都 港区 芝公園3-5-8
機械振興会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料
    • 1名あたり定価半額の22,500円(税別) / 24,300円 (税込)
    • 2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
    • 同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    • 3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
    • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
    • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
      申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
    • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/6 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2025/1/6 EU規制をベースにしたPharmacovigilance監査の基礎 オンライン
2025/1/7 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2025/1/8 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2025/1/8 失敗成功事例から学ぶ原薬の各ステージでのスケールアップ製造のポイント オンライン
2025/1/8 GMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2025/1/8 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン
2025/1/8 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン
2025/1/9 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2025/1/9 承認申請・メディカルライティングコース オンライン
2025/1/9 CTD/照会回答書作成のためのメディカルライティング オンライン
2025/1/9 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/10 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/1/10 欧州連合 (EU) の食品包装規制と安全問題の最新動向 オンライン
2025/1/10 インド・中国における医薬品薬事戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2025/1/14 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2025/1/14 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2025/1/14 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2025/1/14 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2025/1/14 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ