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粒子分散安定化に最適な分散剤・添加剤の選定技術

粒子分散安定化に最適な分散剤・添加剤の選定技術

~粒子分散安定化 スキルアップセミナー【Bコース】~
東京都 開催 会場 開催

以下、「粒子分散安定化 スキルアップセミナー」(全3回)との申し込みで特別割引にて受講いただけます。

開催日

  • 2013年12月10日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 微粒子を扱う技術者
    • 界面化学
    • 化粧品
    • 食品
    • 印刷 (インク・塗料・トナー)
    • 薬品 など
  • 微粒子分散・微粒子凝縮に関連する技術者、研究者
  • 分散・凝集について基礎から学びたい方

修得知識

  • 分散安定化の基礎
  • 分散剤の選定方法
  • レオロジーの基礎
  • 分散から塗布、成膜までそれぞれのプロセスで必要な添加剤の構造・機能・役割

プログラム

 粒子の分散安定化は材料設計において基本技術の一つである。有機顔料や金属酸化物・金属、カーボン系など粒子の構造・特性はそれぞれ異なる。また用途により、分散媒体やマトリクス (バインダー) も多岐にわたる。可能ならば、統一的・汎用的な見方があると、分散へのアプローチが楽になる。ここではコーテイング分野の実例を多く取り上げて、分散設計へのガイドとしたい。
 あわせて、分散液を塗布するときにおける実際的な問題 (濡れ性・沈降・泡・平滑性など) についても、その解決策を紹介する。分散剤をはじめ、ここに紹介する各種添加剤はできうる限り、その構造と特徴、選択方法を示すようにした。

  1. どのようにして分散安定化を図るか:粒子とマトリクスと分散剤
    • ―問題は沈降?透明性?粒度分布?色?導電性?
    • ―溶媒のみ?バインダーも入る?
    • ―そもそもどのような性質の粒子か?有機顔料、金属酸化物、金属、カーボン系
  2. どうして分散剤で分散・安定化が図られるのか:メカニズム
    • ―粒子との相互作用、まずは吸着すること
    • ―周りにも気を使うこと、バインダー・溶媒との相互作用
    • ―忘れてならないのは最終製品の姿、使われ方、特性への影響
  3. では具体的にどのような分散剤があるのか:その構造と特徴
    • ―比較的小さな分子の分散剤、直鎖状ポリマー
    • ―分岐した構造の分散剤、いわゆるくし形構造
    • ―ABブロックの分散剤
    • ―超分岐タイプの分散剤
    • ―水系、溶剤系、UV系向けそれぞれの分散剤
  4. 最終製品によって求められる特性は異なる
    • ―カーボン系粒子の分散例
    • ―CNTの分散例
    • ―シリカ、アルミナの分散例
    • ―インクジェットでの分散例
  5. ではどのようにして分散液を均一に塗布するか;消泡剤、濡れ剤、レべリング剤
    • ―泡をなくしたい、水系では消泡剤は必須
    • ―きちんと基材に濡らしたい、薄膜では特に問題が多い、水系では深刻
    • ―塗布した時はよいが乾燥過程で平滑性が損なわれる
    • ―表面張力が関与するのはわかるが、どのようにして調整する
  6. 粘性制御について整理しておこう
    • ―分散体による粘性
    • ―添加するだけで粘性をコントロールするレオロジーコントロール剤
    • ―そもそも粘弾性・レオロジーの基礎
    • ―どんな粘性がこのましい
  7. 表面張力についても確認しよう
    • ―液の表面張力
    • ―固体・フィルムの表面張力
    • ―表面張力を上げる添加剤
    • ―表面張力を下げる添加剤
    • 質疑応用・名刺交換

講師

  • 若原 章博
    ビックケミー・ジャパン株式会社
    シニアソリューションナビゲーター

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

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: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
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