技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

再生医療用製品の製造工程のリスク評価と品質構築

再生医療用製品の製造工程のリスク評価と品質構築

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、再生医療製品製造のミニマムリクワイアメントと今後の規制方針を鑑みながら、製品の品質確保のための要求事項について解説致します。

開催日

  • 2013年9月26日(木) 13時00分16時30分

受講対象者

再生医療製品に関連する技術者、開発者、管理者

修得知識

  • 再生医療製品の開発について
  • 製造工程の設計
  • 最終製品の品質評価

プログラム

 生きた細胞を製品として扱う再生医療では、製品の最終滅菌ができないものがほとんどであり、品質評価の技術も現状では十分ではありません。そのため従来の医薬品や医療機器とは異なる品質管理手順が不可欠となり、従来の規制を遵守しつつ安全・安心・安価な製品を供給することが非常に難しい状況です。
そこで、再生医療製品の「早期承認制度」を導入する薬事法の一部改正や、医療法/医師法下での幹細胞治療に一定の規制をかけつつ細胞の培養・加工の「委託」を可能にする安全性の確保に関する法案が進められ、産業化の促進が期待されています。
 そこで本講演では、再生医療製品製造のミニマムリクワイアメントと今後の規制方針を鑑みながら、製品の品質確保のための要求事項についてお話しします。

  1. 再生医療製品の開発
    1. 再生医療 (細胞・組織加工) 製品の分類
    2. 医薬品・医療機器開発との相違点
    3. 再生医療の安全確保法および薬事法改正について
  2. 製造工程の設計
    1. 再生医療製品におけるリスク評価
    2. 購買管理 (試薬・資材の選定) /細胞のバンク化
    3. 製造スケジュールの構築
  3. 製造施設
    1. 無菌操作環境とバイオハザード対策の確保
    2. 機器・施設バリデーションとモニタリング
    3. 取り違え・交差汚染防止対策
    4. 衛生管理
  4. 最終製品の品質評価
    1. 最終製品の品質管理に求められる要件
    2. 工程内試験と確認試験
  5. 最終製品の保存と搬送
    1. 再生医療製品の最終形態について
    2. 製品の搬送に必要となる評価
    • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

タイム24ビル

4F セミナールーム

東京都 江東区 青海2丁目4-32
タイム24ビルの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/10/31 再生医療等製品における治験薬製造の進め方とトラブル対応 オンライン
2025/10/31 中国医薬品・生物製剤の承認申請の留意点と中国DMF (原薬/添加物/包装材) 登録申請の全容 オンライン
2025/10/31 医療業界 (医療機器・診断薬・再生医療業界) における新規事業開発の進め方と導出/導入・契約、交渉業務の注意点 オンライン
2025/10/31 承認申請パッケージにおける外国データ利用のポイントと対面助言の事例 オンライン
2025/10/31 GMP準拠の現場作業員が身に着けるべき手技・手順・管理基準と誤りやすいトラブル対策 オンライン
2025/11/4 医薬品製造・試験記録におけるデータインテグリティ入門講座 オンライン
2025/11/4 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検およびデータ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫 オンライン
2025/11/4 分析法バリデーションの基本事項と重要ポイント オンライン
2025/11/4 再生医療等製品における治験薬製造の進め方とトラブル対応 オンライン
2025/11/4 バイオ医薬品における分析法バリデーション 基礎講座 オンライン
2025/11/4 動物用医薬品開発における薬事規制対応とヒト用医薬品における有効成分の汎用事例 オンライン
2025/11/4 CSV/DI対応を踏まえた医薬品GMP分野におけるITシステム (MES/LIMS/CDS等) 構築の要点 オンライン
2025/11/5 GMPにおける適正なキャリブレーションシステムの構築と計測器校正担当者への効果的な教育法 オンライン
2025/11/5 初心者のための細胞培養入門講座 オンライン
2025/11/5 2025年4月改正ISO11137-1:2025 最新規格に適合した医療機器の放射線滅菌バリデーションの実務ポイントと留意点 オンライン
2025/11/5 薬事承認・保険適用・診療報酬改定を総合した保険収載戦略と満足する保険適用獲得のポイント オンライン
2025/11/6 GMPコンプライアンス教育手法とその実効性評価の事例 オンライン
2025/11/6 医療機器GVPの要求する安全管理業務の留意点と効果的なCAPA活動 オンライン
2025/11/6 米国の医薬品法規制の全体像および第二次トランプ政権の医薬政策の実務への影響 オンライン
2025/11/6 薬事承認・保険適用・診療報酬改定を総合した保険収載戦略と満足する保険適用獲得のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/12/27 生体吸収性材料の開発と安全性評価
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/7/27 ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/5/10 分析法バリデーション実務集
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2016/12/16 バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2015/9/30 医療機器/ヘルスケア関連商品の薬事法 (薬機法) “超”入門講座【2】
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点