技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

2013年韓国厚生当局の再編成と審査・査察体制の再構築

2013年韓国厚生当局の再編成と審査・査察体制の再構築

~旧と新体制による医薬品の実態調査/査察SOP (Checklistを含む) の紹介~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年9月5日(木) 13時30分 16時30分

修得知識

  • 本テーマの関連法規・ガイドラインなど
    • 「政府組織法」
    • 「食品医薬品安全處とその所属機関職制 施行規則」
    • 告示「食品医薬品安全處とその組織機関職制」

プログラム

 韓国では2013年3月23日「政府組織」法改正により食品医薬品安全庁 (KFDA) は「庁」から「處」 (日本の「省」に該当) に昇格した。「食品医薬品安全處とその所属機関職制」施行規則とその告示も3月23日に改正され、MFDS組織のみならず下部組織である「食品医薬品安全評価院」 (NIFDS) と「地方食品医薬品安全庁」 (RFDA) の組織拡大を伴い、KFDAが行っていた承認審査と再審査はNIFDSに移管された。医薬品の実態調査 (査察) もMFDSとNIFDSが共同で行うことになり、医療機器の査察はRFDAが新たな組織を設置することになった。再編成の主目的は、食品と医薬品の安全性の確保にある。これらの一連の動きは、2010年11月にKFDAとNIFDSがソウルから忠清北道オソン保健医療行政タウンに移転した時にすでに開始されていた。

  1. 政府組織と厚生当局の再編成
    1. 旧と新 政府組織
    2. 「食品医薬品安全庁」から「食品医薬品安全處」へ
  2. 保健福祉部の再編成
    1. 保健福祉部の変遷
    2. 旧と新保健福祉部の組織
    3. 保健福祉部の機能
    4. 保健福祉部の所属組織
  3. 食品医薬品安全處の歴史
  4. 食品医薬品安全處の変遷
    1. オソン生命科学団地
    2. 旧KFDAと新MFDSの組織
    3. 旧と新 評価院の組織
    4. 旧と新 地方庁の組織
  5. 食品医薬品安全處の組織の変遷
    1. MFDSの変遷
    2. 旧と新 KFDAの機能
  6. 韓国医薬品安全管理院の新設
    1. 設立の背景
    2. 医薬品の適正使用情報 (DUR)
    3. 医薬品安全管理政策
  7. 審査体制の再構築
    1. 安全庁から評価院に移管した機能
    2. 第23条:評価院医薬品審査部
    3. 第24条:評価院バイオ生薬審査部
    4. 第25条:評価院医療機器審査部
    5. 第28条:地方庁の職務
  8. 査察 (実態調査) 体制の再構築
    1. 実態調査の種類
    2. 旧と新体制による医薬品の実態調査
    3. 新体制による医療機器の実態調査
    4. 査察SOP (Checklistを含む) の紹介
    5. 自主問答Q&A集の紹介
  9. 厚生当局組織再編成の影響
    1. 保健衛生行政の大改革
    2. ここ3年間の法令改正
    3. 結論
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 紙谷 清
    ACメディカル (株) 信頼性保証部
    監査担当者

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第2特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/15 再生医療等製品・遺伝子治療薬開発のための生物由来原料基準/カルタヘナ法 徹底解説 オンライン
2024/11/15 希少疾患における治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2024/11/16 CMC部門・研究部門での電子実験ノート利用における規制の実務対応 オンライン
2024/11/18 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2024/11/19 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン
2024/11/19 ICH Q12,Q14の要件と承認後変更管理 (PACMP) の具体的進め方 オンライン
2024/11/19 ラボと製造の現場におけるデータインテグリティ実務とCSV 監査証跡の定期レビューとQAレビュー オンライン
2024/11/19 空調システムの維持管理とバリデーション オンライン
2024/11/19 治験薬GMP入門 オンライン
2024/11/20 製薬用水の基礎と実践知識を理解する オンライン
2024/11/20 GMP監査の基礎と実践 オンライン
2024/11/20 変形性関節症の病態/治療・診断技術の現状と臨床現場が望む新薬像 オンライン
2024/11/20 リポソームと脂質ナノ粒子の基礎・調製・評価および応用のポイント オンライン
2024/11/20 FDA査察対応セミナー 入門編 オンライン
2024/11/21 エンドトキシン管理の要件と最新動向を踏まえた課題解決のアプローチ オンライン
2024/11/21 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/11/21 新規モダリティにおける事業性評価手法 オンライン
2024/11/21 ICH Q5A ウイルス安全性評価/品質審査での論点と次世代シーケンシング利用/薬事申請に当たっての留意点 オンライン
2024/11/21 医薬品R&D段階でのNPV活用と課題解決策 オンライン
2024/11/21 mRNA医薬品の基礎および設計・合成と製造のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策