技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

PIC/S GMPと今までのJ-GMPとの違いからみたGMP文書作成・管理 (超入門)

PIC/S GMPと今までのJ-GMPとの違いからみたGMP文書作成・管理 (超入門)

~GMP施行通知改訂 (案) をふまえた“これからの”ドキュメント作成~
大阪府 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年6月20日(木) 12時30分 16時30分
  • 2013年6月21日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • GMP文書・記録管理の基礎を体系的に学びたい方
  • GMP文書・記録の体系・管理方法の改善を目指されている方
  • GMP適合性調査及びGMP監査対応における文書・記録で悩んでいる方
  • GMP文書を作成する実務に関与で悩んでいる方

修得知識

  • GMP文書・記録管理の基礎
  • GMP文書・記録の体系・管理方法の改善
  • GMP適合性調査/GMP監査対応
  • GMP文書の作成・事例

プログラム

 PIC/S加盟参入申請により、PIC/Sや査察対応など取り巻く規制環境が一段と変化する状況にある。我が国では関連した通知類が改訂される現状にあることからPIC/S GMPとこれまでのJ-GMPとの違いに着目したGMP文書作成・管理の実際について解説します。

  1. PIC/S加盟申請及びPIC/S GMPガイドラインの意義
    • 我が国のPIC/S加盟申請に対応した準備の動向
    • GMP基準の一元化としてPIC/S GMPガイドライン
    • PIC/S –GMPガイドラインの枠組み
  2. J-GMPとPIC/S GMPとの比較分析に基づく国内ガイドラインの見直し
    • J-GMPとPIC/Sガイドラインとの比較分析結果
    • 主要な差異6項目に対する対応 (方向性)
    • 国内ガイドラインの見直しの動向 (例えば、施行通知の改訂及びGMP事例集の改訂)
  3. PIC/S- GMP ガイドラインの法規制上の位置付け及び査察における指摘
  4. 文書・記録管理の目的
    • GMP/Documentationの本質はAccountability ( 説明責任) とTraceability ( 遡及性)
  5. 品質保証マネジメントの文書化
    • 品質マネジメントの原則
    • 品質保証の文書化
    • 医薬品GMPの文書化
    • 品質管理の文書化
    • 製品品質の照査の文書化
    • 品質リスクマネジメントの文書化
  6. 品質保証マネジメントの土台となる手順書 (業務標準書類)
    • 文書化が要求されている23手順書 (主要な手順書/written procedures)
    • PIC/S GMPガイドライン/ パート1 の各所で要求されている33 手順書
  7. 製品実現に必要なる技術文書類 (技術標準書類)
    • 指示書 (指示又は要求事項) の形態として文書類 (製造処方、指図書、規格書)
    • 手順書 (標準作業手順書及び指図を示したもの)
    • 計画書 (プロトコール)
  8. PIC/S GMPが要求している78記録類
    • 指図 (製造・包装・試験指図) に基づき実施した記録類
    • 報告書類
    • 業務標準にもとづき運用した記録類
  9. その他の文書化すべき事項
    • 安定性監視プログラム
    • 設備適格性及びバリデーションプロットコール
    • 参考品及び保存検体管理
    • 出発物質及び包材のサンプリング
  10. 文書・記録の体系的管理のポイント (GMP文書の階層的文書体系)
  11. 文書の作成と管理 (発行、改訂、配布、保管) のポイント
  12. 記録の作成と管理 (訂正、保管) のポイント
  13. 査察に対応したマスターファイルのポイント
  14. 文書作成事例 (作成の“こつ”)
    • 製品標準書
    • バリデーションマスタープラン
    • 製造指図書原本
  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 若山 義兼
    高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチ
    代表

会場

ドーンセンター

2013年6月20日:4F 大会議室2
2013年6月21日:4F 大会議室1

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 61,714円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 54,714円 (税別) / 57,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/24 リスクマネジメント/ワーストケースアプローチに基づく洗浄バリデーション実施 (残留限度値・DHT/CHT設定など) と残留物の評価法 オンライン
2024/6/24 変更管理・逸脱管理コース (2日間) オンライン
2024/6/24 適正なCAPA実現につながる逸脱・OOS処理フロー及び原因・試験室調査の進め方と処置事例 オンライン
2024/6/24 バイオ医薬品製造におけるGMP対応をふまえたプロセス開発からの設備設計・スケールアップ オンライン
2024/6/24 日米欧の規制対応を可能とするためのグローバルPV体制構築とベンダーコントロール オンライン
2024/6/24 オンコロジー領域における医薬品売上予測手法とデータ収集及び注意点 オンライン
2024/6/25 医薬品製造現場における少人数体制のQC/QA業務効率化/コスト削減 オンライン
2024/6/25 経皮吸収の基礎と評価方法 オンライン
2024/6/25 治験総括報告書及びCTD 2.5の基本的な作成法と照会事項への対策 オンライン
2024/6/26 生産移行後のトラブルを未然に防ぐための製造設備および支援設備のバリデーション 東京都 会場・オンライン
2024/6/26 改正GMPに対応する技術移転/移管での同等性評価とバリデーション/作業者教育 オンライン
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2024/6/26 GMP超入門講座 オンライン
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2024/6/26 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2024/6/26 治験薬GMP基礎講座 オンライン
2024/6/26 仮想医薬品例示で基本レギュレーションを理解し、効率的にCMC申請資料を作成するポイント オンライン
2024/6/26 事例を交えて学ぶ共同研究契約・共同出願契約等に関するポイントと実践的対処方法 オンライン
2024/6/27 一般医薬品における有効期間を考慮した規格及び試験方法の設定と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2024/6/27 一般医薬品における技術移転 (製法・試験法) の手順と同等性の評価方法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法