技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

製法変更における同等性評価・データ取得範囲と一変・軽微の判断基準の明確化

製法変更における同等性評価・データ取得範囲と一変・軽微の判断基準の明確化

~変更時のデータ取得範囲・不純物プロファイルの同等性評価~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年3月19日(火) 10時30分16時20分

受講対象者

  • 医薬品に関連する技術者、品質管理担当者、管理者

プログラム

第1部 『製法変更における不純物の取り扱いと不純物プロファイル管理 ~不純物プロファイルの同等性評価~』

(2013年3月19日 10:30〜13:00)

ニプロファーマ (株) 信頼性保証本部 顧問 小田 容三 氏

 医薬品原薬/製剤の不純物について報告の閾値、構造決定の閾値、安全性確認の閾値に基づく考察と判定基準の設定、不純物プロファイルに基づく品質管理及び製法変更における不純物プロファイルの同等性評価について解説する。

  1. 医薬品原薬/製剤の不純物管理に関するガイドラインについて
    1. 新原薬の不純物に関するガイドライン (Q3A)
    2. 新製剤の不純物に関するガイドライン (Q3B)
    3. 新医薬品の規格及び試験方法の設定 (Q6A)
    4. 原薬GMPガイドライン (Q7)
  2. 医薬品原薬/製剤の不純物の管理
    1. 原薬/製剤の対象不純物について
    2. 原薬/製剤の不純物の報告、構造決定、安全性確認の閾値について
    3. 原薬/製剤中の不純物の判定基準の設定
    4. 原薬/製剤中の不純物の構造決定、安全性確認
    5. 原薬/製剤の不純物の安全性確認に関するQ&A
  3. 原薬の不純物プロファイルに基づく品質管理
    1. 原薬中の不純物プロファイルの対象不純物について
    2. 不純物プロファイルの確立
    3. 不純物プロファイルの同等性の考え方
    4. 不純物プロファイルの同等性評価基準について
  4. まとめ

  • 質疑応答・名刺交換

第2部 『承認申請書及びGMP上の一変・軽微変更届の判断基準と製法等変更の取扱い』

(2013年3月19日 13:00〜16:20)

上武大学 看護学部 専任講師 宮木 晃 氏

 PMDAに申請する製造販売申請書のうち、製造 (原薬、製剤) 方法の記載内容は商業ベースで医薬品を製造する中で変更管理が生じた場合、一部変更か軽微変更届かの鍵を握る大きな要素である。また変更管理はGMP上で製造管理と品質管理の処理を完全遂行することが求められている。
 本講座では変更管理の仕組みと変更管理の事例をいくつか挙げて、一部変更又は軽微変更届のどちらに該当するかを、私見を交えて解説することとする。
 さらに変更管理を遂行するにあたって、製造所では教育訓練を実施したか否かも求められるので、教育訓練のポイントも説明する。

  1. 強調したい点
  2. PMDAへの医薬品適合性調査申請について
  3. 変更管理の実地 (書面) 調査上の留意点
  4. 日欧等の規制要件とガイドライン
    1. 日本のGMP省令等
    2. ICH-Q7
    3. PIC/S GMPガイドライン
  5. 承認申請書記載要領について
    1. 原薬の製造方法
    2. 製剤の製造方法
  6. 一変申請・軽微変更届出の判断基準等 (私見含む)
  7. 変更管理のポイント
    1. 変更管理の手順書の作成ポイント
    2. 変更管理の対象とフロー図
    3. 変更のクラス分類と内容 (変更管理の対象のランク区分)
    4. 一部変更と軽微変更
    5. 変更管理の処理方法
      • 申請
      • 審査
      • 承認
      • 実施
    6. 教育訓練の実施と記録
  8. 変更管理の事例
  9. 教育訓練のポイント
    1. 教育訓練の体系
    2. 教育訓練の手順書・フロー図の作成
    3. 年間計画、実施、記録の作成
    4. 教育の評価
  10. GMP適合性調査における主な指摘・指導事項について
  11. その他

  • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

連合会館

4F 404

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/20 効率的な医薬品開発を実施したい方のためのCMC安定性試験レギュレーション解説 オンライン
2025/8/20 開発・薬事担当者のためのeCTD v4.0適応にむけた重要ポイントと見直し事項 オンライン
2025/8/21 安定性試験のための統計解析 オンライン
2025/8/21 開発段階に応じた治験薬GMP管理を何をいつ準備し、どのような管理をするかの効果的運用方法 オンライン
2025/8/21 薬事申請をふまえたICH Q5A (R2) ウイルス安全性評価 / 次世代シーケンシング (NGS) 導入の考え方とVirus Filtrationのポイント オンライン
2025/8/21 コンピュータ化システムバリデーションの効率的な実施法 オンライン
2025/8/21 効率的な医薬品開発を実施したい方のためのCMC安定性試験レギュレーション解説 オンライン
2025/8/25 変更・逸脱管理とOOS/OOT及び一変・軽微変更の判断基準とCAPA実践手順 オンライン
2025/8/25 医薬品の特性を踏まえた外観目視検査基準の設定と検査結果の妥当性評価および検査員の育成・認定 オンライン
2025/8/25 中小規模組織での品質リスクマネジメント (QRM) の運用 オンライン
2025/8/25 低分子・高分子の高活性物質を扱う共用設備での洗浄評価基準と洗浄管理の留意点 オンライン
2025/8/25 ICH-GCP (R3) のeTMFマネジメントへの影響とeTMFシステムのセキュリティ オンライン
2025/8/26 GMP適合機器・設備のための設計・バリデーション・保全とクラウドを含むCSV・DI対応・実践 (全3コース) オンライン
2025/8/26 海外CTD-M3を活用した承認申請時の「規格及び試験方法」の簡略記載の注意点 東京都 会場・オンライン
2025/8/26 基礎から学ぶクラウド利用におけるCSV実務 / SaaSのバリデーションとIaaS/PaaSクラウド基盤の適格性評価 オンライン
2025/8/27 添加剤・資材メーカー・製造委託先を含む監査のポイント / 監査員養成講座 東京都 会場・オンライン
2025/8/27 CSV/DI対応を踏まえた医薬品GMP分野におけるITシステム (MES/LIMS/CDS等) 構築の要点 オンライン
2025/8/27 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 オンライン
2025/8/27 ファージセラピーと臨床応用 : バクテリオファージを用いた医薬品の開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2025/8/28 ラボにおける監査証跡/レビュー方法 (いつ・誰が・項目・頻度・レベル) と分析機器毎のレビュー例 オンライン