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PIC/S要件を踏まえた原薬GMP理解と出発物質の取り扱い・変更管理

速習!

PIC/S要件を踏まえた原薬GMP理解と出発物質の取り扱い・変更管理

~PIC/Sへの加盟でどう変わるか?国内GMPとのGAP分析とICHQ11の影響~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年1月23日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品に関連する技術者、品質担当者、管理者

修得知識

  • 出発物質の選定と管理
  • 変更管理の管理戦略のポイント
  • 原薬製造委託先の適格性評価と監査について

プログラム

 医薬品原薬の品質保証において、FDA、EU、PIC/S が求めている特に重要なポイントについて、今後日本がPIC/Sに加盟するにあたって理解すべきポイントを、出発物質の定義から変更管理までについて、速習します。また、ICHQ11の影響等について解説します。
 規制当局は原薬及び原薬の製造工程の管理が十分であるかどうかを評価します。PIC/S GMP査察における査察官による重要質問項目、及びFDA査察における代表的な483文書及び警告書についても紹介します。
 プロセスバリデーション方策については、用語と適用範囲に三極 (日米欧) で相違点がありますが、各国の行政当局が取り上げている方策は収束する傾向にあります。研究開発段階から試製工場へ、またさらに実生産規模へスケールアップするときに情報を収集すること、ならびにスケールアップで重要と考えられる業務を確定し、これを文書化することが求められています。

  1. 出発物質の選定と管理
    1. 三極 (日・米・EU) の出発物質に関する規定
    2. 出発物質の変更
    3. 出発物質再設定の理由及び根拠
    4. CHQ11の出発物質の考え方
  2. 変更管理の管理戦略のポイント
    1. 世界同時変更が可能となる仕組み作り
    2. 日米EUの変更のカテゴリーと変更手続き
    3. 変更の必要性とその問題点
    4. 変更事例:審査が短縮可能となるようなクリアすべき前提条件
  3. プロセスバリデーションの解釈とそのアプローチ
    1. 新FDAガイダンス:プロセスの設計と適格性確認
    2. ICH Q11の考え方
    3. Continued Process Verificationの進め方
  4. 原薬製造委託先の適格性評価と監査について
  5. GMP査察
    1. PIC/S:査察官からの重要質問項目は何か
    2. FDA査察/代表的な483文書及び警告書
    3. EMA査察の指摘事項

講師

  • 人見 英明
    合同会社 ヒトミライフサイエンス研究所

会場

連合会館

5階 502会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
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