技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プレフィルドシリンジ・キット製剤の経済効果/薬価をふまえた剤形改良と表示・識別性の他社差別化

プレフィルドシリンジ・キット製剤の経済効果/薬価をふまえた剤形改良と表示・識別性の他社差別化

~医療現場ニーズを反映する!~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年12月14日(金) 10時30分 15時30分

プログラム

第1部 顧客ニーズと他社との差別化を踏まえたプレフィルドシリンジ注射剤の表示・識別性の改善戦略

(2012年12月14日 10:30~12:10)

講師:
アストラゼネカ (株) メディカル統括部 医薬情報部 医薬情報システムグル-プ 高池 敏男 氏

 医療用医薬品については、有効性と安全性という「物としての安全」に加えて「投薬過誤」防止のための[使用の安全」対策が、近年重要な課題となってきている。
 医療医薬品の容器包装は、「形態」、「表示」による「投薬過誤」と「類似性」などによって、医療機関の製品の採用、購入に影響を、およぼすようになってきている。
 「顧客調査」を通じた「識別性改善」と「類似性」の解消と製品の競争力を高めるための、取り組みについて紹介する。

  1. 医薬品包装に影響を与える要因
    • 医薬品包装の現状
    • 法規制の表示への影響
  2. 注射剤・プレフィルドシリンジの表示に与える要因
    • バ-コ-ド表示
    • 施用部位表示
    • ブリスタ-包装
  3. 注射剤・プレフィルドシリンジの問題点
    • 類似性の発生
    • 表示事項の識別
    • 顧客調査の方法
  4. 今後の展望

  • 質疑応答・名刺交換

第2部 医療現場かたらみたプレフィルドシリンジ・キット製剤の剤形改良と薬価

(2012年12月14日 13:00~15:30)

講師:
国家公務員共済組合連合会 三宿病院 薬剤科 薬局長 鎌田 泉 氏

 医療現場で使用する注射製剤は、用途によりプレフィルド化・キット化することで、使用者の利便性を向上させ医療安全や臨床効果に寄与できる場合も多い。
 しかしながら、製剤改良が経済効果につながらない場合もある。具体例を通し現行の薬価制度を検証すると共に、この機会が臨床現場のニーズに関する情報提供の場になれば幸いである。

  1. 医療機関における医薬品管理
    • どのような手順で医薬品を新規採用するか、整理するか
    • 医療安全の視点からみた医薬品管理
    • 医療経済の視点でみた医薬品購入管理
  2. 薬価はどのように決まるのか
    • 新規収載医薬品の薬価算定
    • 規格間調整と薬価
    • 薬価が下がる理由
    • プレフィルド製剤の薬価とキット加算
    • キット加算の具体例
    • プレフィルド化のメリット・デメリット具体例
    • キット化とフラットプライス
  3. 在宅自己注射療法が適応となる薬剤
    • 凍結乾燥バイアル製剤の問題
    • 凍結乾燥製剤のプレフィルド・キット化
    • インターフェロン製剤の具体例
  4. バイオ後続品に関する最近の話題
    • 成長ホルモン
    • エリスロポエチン
    • G-CSF (コロニー増強因子)

  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 高池 敏男
    アストラゼネカ 株式会社 メディカル本部 医薬情報カスタマーソリューション ビジネスデザイングループ
  • 鎌田 泉
    国家公務員共済組合連合会 三宿病院 薬剤科
    薬局長

会場

東京八重洲ホール

9F 902

東京都 中央区 日本橋3丁目4番13号 新第一ビル
東京八重洲ホールの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/4 バイオ医薬品の製造におけるプロセスバリデーションと注意点 オンライン
2024/12/4 エンドトキシン管理の要件と最新動向を踏まえた課題解決のアプローチ オンライン
2024/12/4 SDS・ラベル超基礎講座 オンライン
2024/12/4 バイオ医薬品製造における逸脱処理・変更管理とその社内運用 オンライン
2024/12/4 承認申請プロセスに関わるPMDA提出資料 (CTD/照会事項回答) 作成のポイント オンライン
2024/12/4 空調システムの維持管理とバリデーション オンライン
2024/12/4 GMP監査の基礎と実践 オンライン
2024/12/4 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2024/12/4 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 オンライン
2024/12/4 GMP監査・無通告査察実施時におけるポイントとQA・QCの各対応 オンライン
2024/12/4 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/12/5 監査を1日で終わらせるコツ オンライン
2024/12/5 造粒・打錠・コーティング製造技術とスケールアップ/打錠障害・品質異変の防止・対策 東京都 会場・オンライン
2024/12/5 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 オンライン
2024/12/5 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/12/5 ICH Q5A ウイルス安全性評価/品質審査での論点と次世代シーケンシング利用/薬事申請に当たっての留意点 オンライン
2024/12/5 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/6 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2024/12/6 GMPが空調設備に求める交叉汚染防止要件とその管理 オンライン
2024/12/6 効率的・効果的な監査証跡レビュー対応の考え方 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発