技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ICH-Qトリオ、PIC/S-GMP対応を考慮したQA完全網羅セミナー (入門編) Bコース

ICH-Qトリオ、PIC/S-GMP対応を考慮したQA完全網羅セミナー (入門編) Bコース

東京都 開催 会場 開催

QA 関連セミナーとの同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。
(通常受講料 : 110,250円 → 割引受講料 84,000円)

開催日

  • 2012年11月15日(木) 10時30分17時00分

受講対象者

  • 品質保証部門に配属になりQA経験の浅い方
  • 品質保証部門でGMPマターの照査担当の実務者
  • 開発部門、製造部門、品質管理部門、薬事関連部門、サプライマネジジメント部門等でGMP全般及びGMPマターのレビュー対象に関する知識を一通り習得されたい方

プログラム

 変更及び逸脱管理は、医薬品ライフサイクル管理において、継続的改善に繋がる重要な位置づけである。
 変更及び逸脱管理への取り組み方及び事例を学ぶ。
 品質情報及び品質欠陥 (苦情) に対する自責の判断や回収の要否判断、原因究明・是正処置などにおいて、 GMP/GQPに基づき、製造販売業及び製造業が対応すべきポイントを学ぶ。

第1部「事例で学ぶ変更及び逸脱管理のポイント」

(2012年11月15日 10:30-12:00、12:45-14:15)

  1. GMPにおける逸脱管理及び変更管理の位置付け
    • 改正薬事におけるGQPとGMPとの関係
    • 品質マネジメントシステム
    • ICH-Q10に基づく新しい概念 (CAPA:是正処置及び予防処置)
    • リスクマネジメントシステム
    • 医薬品GMPシステム
    • 変更管理・逸脱管理の目的
    • 変更管理・逸脱管理の概念図
  2. 逸脱管理のポイント
    • 逸脱・変更とは (FDA査察指摘に対する基本思想を含む)
    • 逸脱管理対象
    • 逸脱対象及び逸脱の分類 (外部要因に起因した逸脱、内部要因起因した逸脱、手順からの逸脱)
    • 逸脱処理ルート
    • 規格外試験検査結果の処置 (OOS手順)
    • 逸脱管理の仕組み (事例)
    • 逸脱ランク
    • 逸脱発生時の暫定処置 (ものの処置、工程の処置)
    • 再発防止対策 (真因究明と真因の排除)
    • 事例で学ぶ逸脱管理
  3. 変更管理のポイント
    • 変更管理の対象と品質への影響及びフロー
    • 変更管理の概念図及び品質への影響評価の視点
    • 変更管理の対象
    • 変更管理処理ルート
    • 変更管理体制
    • 逸脱管理の仕組み (事例)
    • 変更対象のランク区分
    • 一部変更申請の対象事項
    • 変更管理の仕組み (申請、審査・承認、実施)
    • 事例で学ぶ変更管理

第2部「回収要否を考慮した品質情報及び品質不良等の処理 (苦情処理) の留意点」

(2012年11月15日 14:30-17:00)

  1. GQP及びGMP省令で要求されている苦情 (品質情報) のポイント
  2. 苦情処理における用語の定義
  3. 製造販売業/GQPにおける苦情処理フロー及び品質保証責任者の責務
  4. 製造販売業/GQPにおける苦情処理における留意事項
    • 薬事法関連に係る苦情
    • 緊急判断の要求事項
    • 苦情対応が可能な事例
    • 苦情の分類
    • 回収事例
  5. 製造販売業/GQPにおける苦情/回収対応要否判断フロー (事例)
  6. 苦情 (品質情報) 調査票 (事例)
  7. 製造業/GMPにおける苦情処理フロー
  8. 製造所における原因究明とその対策の基本事項
  9. 製造所における原因究明技法 (事例)
    • 電子線マイクロアナラーザー (EMPA)
    • 面分析からSEM+線分析 (アマルガム)
    • フーリエ変換赤外分光分析
    • 実体顕微鏡及び光学顕微鏡
  10. 苦情処理 (原因究明及び改善措置) 事例
    • アンプル注射剤の変色
    • 打錠工程に起因した錠剤表面の異物付着
    • 包装工程に起因した枚数不足

講師

  • 若山 義兼
    高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチ
    代表

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/12 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 (1日目) / スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 (2日目) オンライン
2025/9/12 スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 (2日目 / 全2日間) オンライン
2025/9/12 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/9/12 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン
2025/9/12 原薬製造プロセスにおけるスケールアップ検討・トラブル実例 / QbDに基づくCQA・CPP設定手順と遺伝毒性不純物管理および洗浄対象物質クライテリオン設定 オンライン
2025/9/16 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/9/16 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2025/9/16 GVPの基本的重要事項の的確な理解と業務遂行能力の習得 オンライン
2025/9/16 バイオ/抗体医薬品における品質管理の基礎とトラブル対応 オンライン
2025/9/16 再生医療等製品の不純物等を含むCMC薬事文書、CTD-Q作成のポイントと製造・品質試験の実際 (2日コース) オンライン
2025/9/16 医薬品包装工程のバリデーション (PV) の重要性と工程トラブル改善事例 東京都 会場・オンライン
2025/9/17 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン
2025/9/17 GDPに対応する温度・文書管理・バリデーションと輸送業者の管理 オンライン
2025/9/17 医薬品ライセンスを想定した開発早期段階での事業性評価と契約におけるリスク回避策 オンライン
2025/9/17 バイオ/抗体医薬品における品質管理の基礎とトラブル対応 オンライン
2025/9/17 医療機器、医薬品容器等における滅菌前製品の微生物汚染菌 (バイオバーデン) 管理要求と微生物試験のバリデーション オンライン
2025/9/17 PIC/S GMP Annex 1 汚染管理戦略につながる無菌医薬品製造設備の設計・エンジニアリング オンライン
2025/9/17 医薬品や化粧品における経皮吸収の基礎と評価手法 オンライン
2025/9/18 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者の製造・品質管理の要求事項/監査 (書面・実地) のポイントと監査時のチェックリスト・着眼点 オンライン
2025/9/18 GMPに基づいた衛生管理とその徹底 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発