技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ナノ粒子インク開発に役立つ

ナノ粒子インク開発に役立つ

~ナノ粒子濃厚分散系の最新評価法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、分散性・分散安定性の定義など基礎的事項の説明だけでなく、実用ナノ粒子インク開発に役立つ最新評価方法について、できるだけ専門用語を用いずに解説いたします。

開催日

  • 2012年11月7日(水) 10時30分16時30分

プログラム

 近年、エレクトロニクスメーカー等によって製品化されている多くの商品は、磁性材料、液晶、有機EL、太陽電池、燃料電池、二次電池等、いずれもインクと呼ばれる濃厚分散系を経由するプロセスが多用されている。しかし、プロセスで活用される実用インクは粒子濃度が高い故に光をプローブとする従来法を適用すると問題点が発生し、十分な評価が行われていない。
 本講では、分散性・分散安定性の定義など基礎的事項の説明だけでなく、実用ナノ粒子インク開発に役立つ最新評価方法について、できるだけ専門用語を用いずに解説する。さらに、分散性制御に必須の評価項目として粒子表面の特性評価法、とくに親・疎水性評価法について最近開発した実用的手法を紹介する。非水系溶媒にナノ粒子を分散する工程でお困りの方、ナノ粒子表面の親・疎水性評価、ナノ粒子の溶媒への親和性評価を行いたくても適当な手法がなくて諦めておられた方に聴講して頂ければ幸いです。

  1. ナノ粒子インク開発で遭遇する問題点の傾向と対策
    1. 1次粒子の評価法と凝集粒子の評価法は違うの?
    2. ナノ粒子インクの粒度分布を測定するための最適手法とは?
      • インクを希釈して測ってもよいのか?-
    3. 分散性と分散安定性の定義とは?
      • 実用系で観察される現象とそれへの対策-
    4. ゼータ電位で制御される分散安定性とナノ粒子インクに求められる安定性の違いとは?
    5. DLVO理論と拡張DLVO理論はどこが違うの?
    6. 水系インクと非水系インク開発におけるポイントとは?
  2. ナノ粒子インクの分散性評価方法
    1. 遠心沈降分析法による評価 (スクリーニングおよび品質管理法としての活用法)
      1. 遠心沈降分析法の原理-古くて新しい遠心沈降分析法;蛋白から微粒子まで-
      2. 遠心沈降分析法を用いた分散性評価
        • 分散安定性の見える化、・沈降速度の評価、
        • ポットライフの見積りと実例、・粒子圧密過程の評価と凝集粒子の検出法
    2. 超音波スペクトロスコピーによる評価 (原因究明手法としての活用法)
      1. 超音波スペクトロスコピーの原理-固体粒子から高分子、イオンまでが対象-
      2. 超音波スペクトロスコピーを用いた分散性 (微粒子化過程) 評価と分散状態
      3. 濃厚分散系の粒度分布評価方法とその実用例の紹介
    3. パルスNMR法による評価 (プロセス管理法・粉砕工程管理法としての活用法)
      1. パルスNMR法の原理-NMRで何を測って、何が分かるの?-
      2. パルスNMR法による湿式比表面積測定-相対評価とプロセス管理-
      3. パルスNMR法による高分子吸着量の評価-有機溶媒中での高分子吸着量の求め方-
  3. ナノ粒子/溶媒界面特性の重要性と特性評価方法
    1. 水系スラリーにおける分散安定化機構
      1. 静電反発力による安定化と帯電機構-どのようにしてナノ粒子は帯電するのか?-
      2. 立体障害による安定化と表面高分子層の評価 吸着ブラシ層の厚さを測る-
    2. 非水系インクにおける分散安定化機構
      1. ナノ粒子-溶媒間相互作用-表面修飾と溶媒への親和性付与-
      2. 分散性 (微粒子化プロセス) に及ぼす粒子表面の親・疎水性
      3. ナノ粒子-溶媒界面エネルギーの低下と分散性-溶媒親和性の評価方法-
    3. 粒子表面の最新評価方法-ナノ粒子でも微粒子でも親水性・疎水性を評価しよう-
      1. 電位差滴定法
      2. 遠心沈降分析法
      3. パルスNMR法

  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 武田 真一
    武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社
    代表取締役

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第1特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/22 めっき技術の基礎ならびに密着性向上・トラブル対策の具体的ポイント オンライン
2026/1/22 粉体プロセスにおけるトラブル事例とその対策のポイント オンライン
2026/1/22 インクジェット技術とインクの基礎・応用と技術動向 オンライン
2026/1/23 粉体プロセスにおけるトラブル事例とその対策のポイント オンライン
2026/1/23 粒子分析技術の基礎、測定・評価と応用 オンライン
2026/1/23 インクジェット技術とインクの基礎・応用と技術動向 オンライン
2026/1/26 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎と活用法 オンライン
2026/1/26 粉体・微粒子における帯電・付着力とコントロールおよびその評価 オンライン
2026/1/26 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制の最新状況 オンライン
2026/1/27 無機ナノ粒子の合成と表面処理・分散性向上 オンライン
2026/1/27 微粒子分散系の安定性評価の考え方と「ポテンシャル曲線」の描き方・読み方・使い方 オンライン
2026/1/27 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制の最新状況 オンライン
2026/1/28 ナノカーボン材料の分散安定化技術と評価法 オンライン
2026/1/28 分散剤の選択、添加、配合の総合知識とノウハウ オンライン
2026/1/28 フッ素フリー表面処理材料の開発動向とその特性評価 オンライン
2026/1/28 塗料・塗膜の基礎 : 塗装工程の重要ポイント (塗装系) と耐候性技術 東京都 会場・オンライン
2026/1/28 無機ナノ粒子の合成と表面処理・分散性向上 オンライン
2026/1/29 めっき膜の密着性改善・剥離対策の考え方と分析・解析手法 オンライン
2026/1/29 ウェットコーティングの単層および重層塗布技術解説と塗布故障の原因と対策 オンライン
2026/1/29 化粧品開発における微粒子粉体の分散・安定化とレオロジー解析による評価技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2018/2/28 顔料分散の基礎講座
2016/11/29 二軸押出機
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術
2014/8/25 粉砕・分散技術の基礎と応用・トラブルシューティング
2014/4/30 微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/7/25 正しい分散剤の選定・使用方法と、分散体の塗布性を上げる添加剤技術
2013/6/26 UV・EB硬化型コート材の基礎、各種機能向上技術
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/6/1 超撥水・超親水化のメカニズムとコントロール
2012/3/1 インクジェット技術入門
2011/11/25 インキ業界10社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/25 アクリル酸エステル 技術開発実態分析調査報告書