技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎、求め方、実践的活用法

溶解度パラメータ実務活用のための

溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎、求め方、実践的活用法

~ハンセン球の測定とプローブ溶媒の効率的な選択法~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2026年6月2日〜8日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーは、溶解度パラメータの基礎・求め方、溶解度パラメータの有効利用法、多様な複合材料開発への最新の応用事例、今後展開が期待される分野の応用事例まで、基礎から分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2026年5月26日(火) 10時00分 ~ 16時00分

受講対象者

  • 溶解度パラメータに関連する技術者、開発者、研究者
    • 粉体
    • 高分子
    • 塗料
    • インク
    • 機能性材料
    • 接着剤
    • エラストマー
    • 医薬品
    • 化粧品食品
    • サプリメント など
  • 溶解度パラメータの計算を習得したい方、活用したい方

修得知識

  • 溶解度パラメータの基礎と利用法
  • ハンセン球の測定とプローブ溶媒の効率的な選択法
  • 親和性の評価法
  • 高分子系・粒子系複合材料開発への最新応用事例

プログラム

 C.M. Hansenが提唱したハンセン溶解度パラメータ (HSP値) は、分子間力に基づく材料間の熱力学的親和性の指標です。経験的に、 HSP値の近い材料同士は、よくぬれ、よく付き、よく溶け合います。HSP値の測定や実践的活用には、3D空間 (HSP空間) におけるハンセン球が不可欠ですが、その測定には、約20種類以上の溶媒 (プローブ溶媒) を用いた煩雑な実験を必要とします。
 本セミナーでは、初めにHSP値の基礎と求め方、特にハンセン球の測定とプローブ溶媒削減のための効率的な選択法について説明します。その上で、親和性に係る諸現象をどのように予測・評価し、新しい製品開発に繋げていけばよいか、実務に役立つ設計技術を多くの最新応用事例を交えて紹介します。初心者の方にも理解しやすく、研究・開発・生産の現場で即活用できる内容となっています。

  1. 溶解度パラメータの基礎と利用法
    1. ヒルデブランドのSP値と相互作用パラメータ
    2. ハンセンのHSP値 (3DSP値) と4DSP値
    3. SP値・HSP値の利用法
      1. ハンセン球と相対的エネルギー差 – 標準的な方法 –
      2. 三角線図とてこの規則
      3. 溶媒混合の法則
    4. 親和性を予測・評価するための指標
      1. HSP距離 (ハンセン距離)
      2. ハンセン球間の最短距離
      3. ハンセン球の重なり体積比
  2. 溶解度パラメータの計算と測定法
    1. 化合物のSP値・HSP値の原子団寄与法による計算
      - 手法による違いが大きいので注意 –
      1. Fedors法
      2. van Krevelen & Hoftyzer法
      3. Stefanis & Panayiotou法など
      4. ソフトウェアの利用
      5. 数値計算の新しい流れ
        • COSMO-RS
        • AIなど
    2. 化合物のSP値・HSP値の測定法
      1. 濁点滴定法
      2. 溶解・膨潤法 – 標準的な方法 –
      3. インバース・ガスクロ法 – 便利だが、機器は高価 –
    3. 粒子のSP値・HSP値の測定法
      1. 凝集/沈降法 – 標準的な方法 –
###インバース・ガスクロ法 – 便利だが、機器は高価 –
  1. 低磁場パルスNMR法 – 便利だが、機器は高価 –
  1. プローブ溶媒の効率的な選択法
    1. プローブ溶媒の分類
    2. プローブ溶媒の二段階選択法
    3. 適用事例
  1. 高分子・溶媒複合材料における相分離性の評価と応用例
    1. 混合溶媒系における最適溶媒比率
      1. 相図と温度組成線図
      2. グリーン抽剤
      3. ペロブスカイト貧溶媒析出法
      4. 反応誘起相分離吸収液
    2. 高分子溶液における溶解性/相分離性と応用例
      1. 相図と均一相/不均一相の形成
      2. マイクロカプセル
      3. エアロゲル
      4. 光ファイバー型酸素センサー
    3. 高分子ブレンドにおける相分離性と応用例
      1. 相図と均一相/不均一相の形成
      2. メンブレンコンタクター
      3. ポリマー改質アスファルト
      4. 歯科用接着剤
  2. 粒子分散系材料における付着性/分散性の評価と応用例
    1. 高分子コンポジットにおけるフィラーの分散性と応用例
      1. 付着性/分散性の評価法
      2. コア/シェルナノ粒子コンポジット
      3. レジンコンクリート
      4. Li電池複合電極材料
    2. 粒子分散液の分散・安定化と高分子分散剤の選択
      1. 粒子間相互作用力と分散安定化機構
      2. ぬれ/分散化のための良溶媒の選択
      3. 高分子分散剤の選択指針
  3. まとめ
  4. 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年6月2日〜8日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/10/9 粉体装置・設備トラブルの原因と予防・対策 オンライン
2026/10/20 高分子・ポリマー材料の合成、重合反応の基礎とそのプロセス及び工業化・実用化の総合知識 オンライン
2026/10/20 微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御 オンライン
2026/10/21 マイクロ波による加熱の基礎と応用および安全対策 オンライン
2026/10/21 微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御 オンライン
2026/10/21 レオロジーを特許・権利化するための基礎科学、測定技術、出願戦略 オンライン
2026/10/22 SP値・HSP値 (溶解性パラメータ) の考え方、測定・算出法と各種材料開発への活用 オンライン
2026/10/22 高分子レオロジーの基礎と粘弾性測定解析 オンライン
2026/10/23 マイクロ波による加熱の基礎と応用および安全対策 オンライン
2026/10/23 安定性・凝集抑制を目指したタンパク質溶液製剤の合理的設計・添加剤選定と構造安定性の評価 オンライン
2026/10/26 高分子レオロジーの基礎と粘弾性測定解析 オンライン
2026/10/26 無機ナノフィラーのポリマーへの分散・複合化技術 オンライン
2026/10/27 粘着剤・粘着テープの粘着・剥離現象と評価・選定方法 オンライン
2026/10/27 粉体プロセスのトラブル発生事例とその対策 オンライン
2026/10/27 粉体の付着力・付着性の基礎と付着が関与する粉体操作の要点 オンライン
2026/10/28 カーボンナノチューブの分散・成膜および応用展開 オンライン
2026/10/29 分散剤の種類、機能、選び方と使い方及び分散性評価 オンライン
2026/10/29 ポリマーアロイの相分離構造の形成、分散構造制御とモルフォロジーの観察・解析技術 オンライン
2026/10/29 カーボンナノチューブの分散・成膜および応用展開 オンライン
2026/10/30 実例で学ぶ「スプレードライヤ技術と運転・条件設計」 東京都 会場・オンライン