技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

3極の規制をふまえた医薬品包装材料の規制・規格要件

3極の規制をふまえた医薬品包装材料の規制・規格要件

大阪府 開催 会場 開催

開催日

  • 2011年10月28日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品の包装に関連する技術者、開発者、品質担当者

修得知識

  • 承認申請書に記載すべき包装材料・包装工程などの必要要件
  • 3極局方における医薬品包装の試験法と規格

プログラム

第1部 3極における医薬品包装材料の規制・規格用件・登録/求めている包装材料 (10:30~14:15)

 医薬品申請には、包装に使用された方法及び包装材料の全ての記載が含まれます。一方、医薬品の包装材料 (容器・栓等) の管理に関するGMPの要求事項は、3極GMP及びPIC/S GMPに記載されている。
 本講座では3極の要求事項について相違点を中心に解説します。

  1. 医薬品承認申請書に記載する包装材料及び包装工程
    1. 申請に提出すべき情報
    2. 米国における承認申
    3. EMEAの包装材料と登録申請内容と留意点
    4. 構成物の適合性について
    5. 包装の保護について
    6. 安全性について
    7. 容器・蓋システムの性能について
  2. 三極薬局方の規定
    1. 容器の種類
    2. プラスチック製容器
    3. 注射剤の容器
    4. 液剤の容器
    5. 容器・包装材料試験
  3. 容器・包装材料に係るGMPの要求事項
    1. GMP省令
    2. 米国CGMP
    3. EU-GMP及びPIC/S GMP
  4. 包装工程におけるGMP査察指摘事例
  • 質疑応答・名刺交換

第2部 3極局方 (JP、EP、USP) における医薬品包装資材の品質基準と試験法の比較 (14:30~16:30)

 医薬品包装資材として使用される樹脂、ゴム、ガラスの日欧米の局方の現状比較、ICHにおける整合化進捗状況、日本の課題を紹介し、又トピックスとして放射線滅菌とマスターファイル制度にも触れる。

  1. 医薬品包装資材の概要
  2. 日本薬局方 (JP) の品質基準
    1. プラスチック
    2. ガラス
    3. 輸液用ゴム栓
    4. 潤滑剤 (課長通達)
  3. 米国薬局方 (USP) の品質基準
    1. ガラス容器
    2. プラスチック容器及び性能試験
    3. ゴム栓の試験法と規格
  4. 欧州薬局方 (EP) の品質基準
    1. 容器に使用される材料
    2. 容器の試験法と規格
    3. ゴム製栓の試験法と規格
  5. 3極の現状の比較と日本の課題
  6. トピックス (良くある質問)
    1. 包装材料への放射線滅菌の現状と課題
    2. 原材料マスターファイル制度の現状
  7. まとめ
  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 人見 英明
    合同会社 ヒトミライフサイエンス研究所
  • 西 秀樹
    西包装専士事務所
    代表

会場

ドーンセンター

4階 大会議室3

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/4 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発 オンライン
2025/3/5 (薬物) 国内治験と国際共同治験のモニタリング業務の差異と実務対応力の習得 オンライン
2025/3/5 無菌製剤・再生医療等製品の工場における査察対応とGMP改善業務 オンライン
2025/3/7 リスク分析をした洗浄バリデーションの実施方法と残留許容限度値の設定 オンライン
2025/3/7 PMDA審査官から高評価が得られる非臨床領域のメディカルライティング オンライン
2025/3/10 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/3/12 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/3/13 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2025/3/13 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/3/14 薬物の消化管吸収について - 評価・予測 オンライン
2025/3/14 信頼性基準適用試験における運用への落とし込み・記録の残し方と (国内外) 委託時の信頼性保証 オンライン
2025/3/14 アクティブターゲティング型DDSの現状と展望 オンライン
2025/3/14 各種製剤におけるヒト経口吸収予測法と品質規格の設定 オンライン
2025/3/17 FDA/EMAの早期審査・早期承認制度の課題と対応 オンライン
2025/3/18 GLP省令:施設/試験で押さえるべき信頼性確保と最終報告書・生データの信頼性 オンライン
2025/3/21 リスク分析をした洗浄バリデーションの実施方法と残留許容限度値の設定 オンライン
2025/3/24 非経口剤の血漿中濃度推移の解析 オンライン
2025/3/28 海外当局によるGMP査察への準備と対応 オンライン
2025/3/28 試験室QCと信頼性確保を踏まえた分析法バリデーションの統計・基準値設定と分析法変更・技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2025/3/28 3極 (日欧米) GCP査察・社内監査の事例と指摘解決・予防にむけたQMS実装と品質管理手法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点