技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

「製剤発明」:権利化の留意点とライフサイクルマネジメントにおける活用方法

「製剤発明」:権利化の留意点とライフサイクルマネジメントにおける活用方法

大阪府 開催 会場 開催

最高裁判決で製剤発明の特許権存続期間延長に関する特許庁の審査運用が否定され、今後、製剤発明の権利化・LCMにおける活用が一層重要になる。

概要

本セミナーでは、「製剤発明」の権利化・LCM (ライフサイクルマネジメント)の活用について基礎から実務で役立つノウハウまで詳解いたします。

開催日

  • 2011年6月28日(火) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 製剤における知的財産担当者、管理者
  • 製剤発明の特許申請担当者
  • 製剤に関連する技術者

修得知識

  • 製剤発明の基礎
  • 製剤発明における権利化のポイント
  • 製剤発明におけるLCMの活用

プログラム

 最高裁判決が4月28日に出され、「製剤発明」についての特許権存続期間延長に関する特許庁の審査運用が否定されました。
 今後、「製剤発明」の権利化およびLCM (ライフサイクルマネジメント) における活用が一層重要になることから、権利化および活用についての実務的に大いに役立つ解説を経験に基づいて行います。

  1. 「製剤発明」:権利化の留意点
    1. 「製剤」関連の発明と物質特許
    2. 製剤発明の把握
    3. 製剤発明の特許効力
    4. 製剤発明の権利化で強調すべき事項
      • 製剤発明の分類 (技術分野) の相違
      • 製剤の特徴部分と効果・物性の関係の強調
      • 製剤発明の特徴部分 (新規性)
      • 製剤の構成部分の新規性
      • 製剤の構造の新規性
      • 製剤の外形の新規性
    5. 製剤発明の進歩性の主張
      • 製剤発明の効果・物性 (進歩性)
    6. 製剤発明の権利化における留意点
    7. ノウハウ技術である製剤発明の権利化
  2. 「製剤発明」:LCMにおける活用
    1. 製品保護における「製剤発明」の活用
    2. 医薬品の特許保護と売上高
    3. 医薬品の特許保護とは
    4. 製薬企業の発展に必要な事項
    5. 医薬品の保護最大化と製剤特許
    6. 製剤発明の特許出願の時期
    7. 製剤特許による製品保護期間の延長
    8. 製剤発明を利用した製品保護期間の延長
    9. 製剤特許の存続期間延長による製品保護期間の延長
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 宇佐見 弘文
    知的財産戦略ネットワーク 株式会社
    知財戦略アドバイザー

会場

ドーンセンター

4階 中会議室1

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/15 医薬品・食品・化粧品工場における異物混入の具体的防止対策 東京都 会場・オンライン
2024/11/15 薬価算定/制度の要点と加算取得に向けた薬価戦略のポイント オンライン
2024/11/15 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2024/11/15 再生医療等製品・遺伝子治療薬開発のための生物由来原料基準/カルタヘナ法 徹底解説 オンライン
2024/11/15 希少疾患における治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2024/11/16 CMC部門・研究部門での電子実験ノート利用における規制の実務対応 オンライン
2024/11/19 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン
2024/11/19 ICH Q12,Q14の要件と承認後変更管理 (PACMP) の具体的進め方 オンライン
2024/11/19 ラボと製造の現場におけるデータインテグリティ実務とCSV 監査証跡の定期レビューとQAレビュー オンライン
2024/11/19 空調システムの維持管理とバリデーション オンライン
2024/11/19 治験薬GMP入門 オンライン
2024/11/20 製薬用水の基礎と実践知識を理解する オンライン
2024/11/20 他社特許の読み方、分析法と障害特許への対応 オンライン
2024/11/20 GMP監査の基礎と実践 オンライン
2024/11/20 変形性関節症の病態/治療・診断技術の現状と臨床現場が望む新薬像 オンライン
2024/11/20 リポソームと脂質ナノ粒子の基礎・調製・評価および応用のポイント オンライン
2024/11/20 FDA査察対応セミナー 入門編 オンライン
2024/11/21 エンドトキシン管理の要件と最新動向を踏まえた課題解決のアプローチ オンライン
2024/11/21 医薬品R&D段階でのNPV活用と課題解決策 オンライン
2024/11/21 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/10/1 軸受の密封 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/12/27 「特許の棚卸し」と権利化戦略