非GLP試験における必要最小限の信頼性基準と適合性書面調査対応
~委託時に起きやすいトラブルへの対策を踏まえて~
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、計画書・試験記録・報告書など試験関係資料の効率的な作成と信頼性の確保を行うため、試験資料に求められる要件や試験関係資料作成過程における体制について詳解いたします。
開催日
-
2011年5月30日(月) 13時00分
~
16時30分
受講対象者
- 医薬品開発・製造における適合性調査の担当者、報告書の作成に携わる方
修得知識
- 試験関連資料に求められる要件・体制
- 試験関連資料作成の効率化
- 試験関連資料の高品質化
- 資料の保管・電子化
- QC/QAのポイント
関連する規制・レギュレーションなど
- 薬事法
- 第14条 第3項 (申請資料の収集・作成の基準)
- 第14条 第5項 (基準適合性調査)
- 薬事施行規則
- 第40条 第3項 (試験施設の要件)
- 第43条 (申請資料の信頼性の基準)
- 「新医薬品等の申請資料の信頼性の基準の遵守について」
平成10年12月1日 医薬審第1058号
プログラム
信頼性確保はあくまで我々の社会的責任であり、それは個々の企業が自ら考え、自らの責任で実践していかなければならない問題である。
一方、申請資料の質の向上にともない適合性書面調査は調査方法が簡略化し、調査時間が短縮している。このような状況は、これまで品質過剰であった部分を見直すよい機会であると思われる。
ここでは、効率的な試験関係資料 (計画書・試験記録・報告書) の作成とその信頼性の確保を行っていくために、それぞれの試験資料に求められる要件や試験関係資料作成過程における体制について考えたい。
また、本講演においては、委託試験実施時に起きやすいトラブルへの対策も踏まえた対応を各項目で自社実施試験実施上の対応と併せて考えたい。
非GLP試験はその範囲・分野が広いため、なかなか一律の基準を作るのは難しい。その中でも、各資料に求められるできるだけ最小限の要求事項とその考え方を提示したい。それを各施設に持ち帰り、自施設での状況に合わせた体制やルールを作って欲しい。
また、本講演では、一つの項目に対して自社試験と委託試験での対応を比較しながら、できるだけ活発な質疑応答ができるようにしたい。
- イントロダクション
- 法令
- 適合性書面調査の現状
- 非GLP試験に求められていること
- 試験実施体制
- 試験実施フローと責務の明確化
- SOPの整備
- 計画書・試験記録・報告書の作成ポイント
- 一般的事項
- 計画書
- 被験物質・対照物質等に関する記録
- 使用動物・細胞・生体試料等に関する記録
- 試験実施記録
- 計算・解析記録
- 機器に関する記録
- 報告書
- 資料の保管と電子化
- 保管
- 電子化
- QC/QAのポイント
- 要求事項
- QC
- QA
講師
進藤 順紀 氏
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
開発振興部 / 創薬デザイン研究センター 創薬支援課
プログラムオフィサー
主催
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お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
:
33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
- 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)