技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品における外観品質基準確保・検査効率化と製造工程へのフィードバック

外観検査結果を活用して異物発生源調査をし、問題を改善するための手順とは

医薬品における外観品質基準確保・検査効率化と製造工程へのフィードバック

~要求品質レベル明確化による製造・検査の効率化~
大阪府 開催 会場 開催

回収事例から “医薬品に求められる外観の品質基準” を解説!

概要

本セミナーでは、医薬品の要求品質と品質向上のための製造・検査を適正化・効率化し、外観検査から得られる情報を有効に活用する方法を詳解いたします。

開催日

  • 2011年5月27日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品の品質管理担当者
  • 医薬品の外観検査、異物混入対策に関連する技術者

修得知識

  • 外観検査の基礎
  • 外観検査から得られる情報の有効活用
  • 検査項目、検査基準の設定
  • 外観検査の評価・解析

プログラム

 本講演では、医薬品の要求品質と品質向上のための製造・検査を適正化・効率化し、外観検査から得られる情報を有効に活用する方法を説明する。
 また、異物発生源調査、異物問題の改善を達成する手順を解説し、外観検査を担う検査員の教育訓練についても触れる。
 外観検査を品質向上活動として捉え、得られた情報を積極的に活用 (フィードバック) することにポイントをおいて説明する。

  1. 回収事例から考える医薬品の要求品質
    1. 「医薬品等の回収に関する情報」より
    2. 回収事例
    3. 外観検査に求められること
  2. 外観検査の流れ
    1. 外観検査の考え方
    2. 検査工程、検査方法の設定
    3. 検査の自動化
      1. 自動検査機の導入から運用まで
    4. 検査項目、検査基準の設定
      1. 検査基準の設定
      2. 検査の妥当性
  3. 目視検査員の教育訓練
    1. 認定制度
    2. 目視検査員の特性把握
  4. 外観検査結果の評価・解析
    1. 異物のトレンド分析
    2. 異物ライブラリ作成の考え方
      1. 錠剤中異物調査の事例
    3. 外観検査結果の評価に基づく検査方法の見直し
    4. 外観検査結果の解析に基づく製造工程の改善
    5. 製造環境の改善
      1. 防虫対策
      2. 毛髪 (体毛) 対策
  5. 製薬各社における外観検査実施状況
  • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

ドーンセンター

5階 セミナー室1

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 34,000円 (税別) / 35,700円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/16 製薬用水の製造法・品質管理・バリデーション方法の基礎、査察事例を踏まえた考察 オンライン
2024/12/16 試験検査室管理におけるOOS/OOT対応とサンプリング実施のポイント オンライン
2024/12/16 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 オンライン
2024/12/16 ペプチド医薬品の疾患別事例からみる市場性およびペプチドの合成・分析のポイント オンライン
2024/12/17 異物不良ゼロへのアプローチ 東京都 会場・オンライン
2024/12/17 省力化・効率化で実践するCSVへのヒント オンライン
2024/12/17 デスクトップで行う医薬品市場予測のスキルアップと精度向上 オンライン
2024/12/17 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 オンライン
2024/12/17 LNP (脂質ナノ粒子) 製剤における品質評価/製剤設計・品質管理・製造プロセスとDDS技術・動向 オンライン
2024/12/17 GMPが空調設備に求める交叉汚染防止要件とその管理 オンライン
2024/12/17 無菌製剤・再生医療等製品の工場における査察対応とGMP改善業務 オンライン
2024/12/17 再生医療を含めた国際共同治験の進め方と各ステージ毎における対応手法 オンライン
2024/12/17 PV業務においてグローバルSOPとローカルSOPをどう棲み分け、整合性を図るか オンライン
2024/12/18 GMP省令改正に対応した供給者管理の留意点 東京都 会場・オンライン
2024/12/18 SDS・ラベル超基礎講座 オンライン
2024/12/18 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン
2024/12/18 バリデーション入門講座 オンライン
2024/12/18 ICH品質関連ガイダンス視点から考えるCTD-Q記載要求事項と効率的申請資料作成法 オンライン
2024/12/18 核酸医薬品の品質管理および分析・評価のポイント オンライン
2024/12/18 コンピュータシステムバリデーション (CSV) で要求される各規制・ガイドラインの理解 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2020/10/30 クリーンルームの微小異物・汚染物対策と作業員教育
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/31 異物分析の基礎と応用事例集
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2