補償の内容・範囲、補償額、障害の認定時期などの補償基準に迫る
治験補償に関する各種文書作成法と補償範囲設定・金額算定方法
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは治験者に安心して治験に参加いただくために、同意取得時、健康被害発生時の説明資料等の作成方法について詳解いたします。
また、抗がん剤の治験における補償のあり方について、講師が最近執筆した内容を解説いたします。
開催日
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2011年3月25日(金) 13時00分
~
16時30分
受講対象者
- 治験の計画担当者
- 治験の同意取得時、健康被害発生時の説明資料作成に携わる方
修得知識
- 同意取得時、健康被害発生時の説明資料等の作成方法
- 治験における補償・賠償の判断と範囲設定
プログラム
治験の計画にあたっては、被験者の安全を最優先に、医学的・科学的観点から十分な検討が行われ、その実施にあたっては細心の注意が払われますが、十分な注意を払っても治験薬による副作用等による健康被害を完全に防ぐことが難しい場合があります。
治験依頼者はそのような万一の場合に備え、健康被害に対して適切に対応できるよう補償制度を構築するGCP上の義務があります。また、被験者の方々が安心して治験に参加いただくための同意取得時の健康被害補償に関する情報提供のあり方にも工夫が必要です。
本セミナーでは同意取得時、健康被害発生時の説明資料等の作成方法についてお話したいと思います。
また、抗がん剤の治験における補償のあり方について、演者が最近執筆した内容を紹介いたします。
- 同意取得時、健康被害発生時の説明資料等の作成方法
- 同意取得時の健康被害補償に関する情報提供
- 健康人を対象とする治験
- 患者さんを対象とする治験
- 製造販売後臨床試験
- 健康被害発生時の説明資料等の作成方法
- 医療費支払についての説明文書・申請書
- 「医療費支払の手続きにつきまして」及び「医療費等請求書」の記載内容
- 「医療費等振込通知書」の送付
- 障害補償金支払に関する各種文書作成法
- 「医療費支払の手続きにつきまして」に追記すべき内容
- 患者様ご家族へ「障害補償金申請手続きのご案内」の送付
- 「障害補償金申請手続きにつきまして」及び「障害補償金請求書」の記載内容
- 症状固定の際に転院先主治医へ提出する「診断書作成依頼書」の内容と依頼方法
- 治験責任医師による「症状固定報告書」の記載内容
- 「障害補償金振込通知書」の送付
- 遺族補償金支払に関する各種文書作成法
- 「遺族補償金支払の手続きにつきまして」に記載すべき内容
- 「生計維持関係の判定結果につきまして」の作成方法
- 「遺族補償金振込通知書」の送付
- 「ご面談の件につきまして」及び「補償金が支払われる場合につきまして」の送付
- 「補償金等受領証」の送付と受領
- 保険会社への保険金請求時の書類と留意点
- 治験における補償・賠償の判断と範囲設定:
特に抗がん剤の治験における補償の内容・範囲
- 医薬品副作用被害救済制度が批判されている点
- 医法研ガイドラインが批判されている点
- 「被害の迅速な救済」の観点からの批判
- 「被害救済の充実・強化」の観点からの批判
- 解決策
- 「被害の迅速な救済」の観点からの批判に対する解決策
- 「被害救済の充実・強化」の観点からの批判に対する解決策
- 抗がん剤の治験の補償基準
- 補償の範囲
- 補償額
- 障害の認定時期
講師
鍋岡 勇造 氏
中外製薬 株式会社
臨床業務推進部
治験補償担当
主催
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お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
:
33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名で参加の場合1名につき 7,350円割引
- 3名で参加の場合1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)