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化粧品パッケージデザインと加飾技術

パッケージの低コスト化とデザイン性の向上を両立するための

化粧品パッケージデザインと加飾技術

東京都 開催 会場 開催

今後求められる外装技術、ライフスタイル提案の拡充に向けた異業種コラボ、加飾の特徴を詳解する特別セミナー!

概要

本セミナーでは、化粧品パッケージの感性価値、感性評価について解説し、感性に訴求するパッケージデザインを実現するための手法について、事例を交えて詳解いたします。

開催日

  • 2011年3月23日(水) 13時00分 16時00分

受講対象者

  • 化粧品のパッケージデザインの担当者
  • 化粧品の販売、営業担当者
  • 化粧品の企画担当者

修得知識

  • 化粧品パッケージデザインの完成評価
  • パッケージデザインの基本的な考え方 (アイデンティティー、ロイヤリティーを生み出すもの)
  • 加飾の特長と具体的な事例 (5つの要素)
  • 様々な取引先とのコラボレーション
  • 外装技術に求めること
  • 今後の取り組み

プログラム

第1部 化粧品パッケージのカラー・デザインと感性価値 (13:00~14:30)

 感性価値のモノづくりにおける重要性が説かれて久しい。機能効能、技術、企業の信頼性、価格等による差別化ではない価値軸として感性が取り上げられている。
 そこで、作り手と使い手はカラー・デザインを通じて感性を共有しているのか、という視点に立ち感性価値を検討する。作り手の狙い (デザイン・コンセプト) と化粧品パッケージにおける造形表現の関係、そして、パッケージから受ける使い手の感性的印象の関係を検証し、今後のデザイン企画・開発に活かす方法について考える。

  1. 感性価値とカラーデザイン
    1. 開発者側からの視点
    2. 使い手側からの視点
    3. 感性的イメージの検証とフィードバック
  2. 化粧品パッケージデザインの感性的印象評価
    1. 感性のとらえかた
    2. 色彩とイメージの関連
    3. 感性マップとしてのイメージスケール
    4. 形状デザインとイメージ
    5. 文字形状とイメージ
    6. 五感表現とイメージ
  3. モノ (商品) の感性分類
    1. 化粧品、プロダクト、インテリア
  4. 高級のパターン分類
    1. 4タイプの高級感
  5. 人の感性分類
    1. 感性によるライフスタイル

第2部 外装デザインによるブランド力向上および高質感醸成とコスト低減の両立について ~加飾の特徴と今後の外装技術に求めること~ (14:45~16:00)

  1. アユーラのブランド概要
    1. ブランドコンセプト
    2. ターゲット
    3. 東洋美学できれいになる
    4. 他ブランドとの違い
    5. 商品ラインアップ
    6. ブランドロゴ、意匠デザインへのこだわり
  2. アユーラのパッケージデザイン評価
  3. パッケージデザインの基本的考え方
    1. アイデンティティー、ロイヤリティーを生み出すもの
    2. 新しい技術を積極的に採用
  4. 加飾の特長 (5つの要素)
    1. ローレットに代表されるレリーフ状の凹凸
    2. 硝子、樹脂を問わず材料のもつ透明感、半透明感を生かした色調
    3. 上品で自然な光を放つパール感の多用
    4. 塗装等によるグラデーション (ぼかし) の多用
    5. ブランドシンボル「生命樹」の活用
  5. 具体的な活用事例
  6. デザイン性とコストの両立
  7. 今後、外装技術に求めること
  8. ライフスタイル提案の拡充に向けた異業種コラボの強化

講師

  • 稲葉 隆
    株式会社 日本カラーデザイン研究所 プロジェクト推進部
    シニアマネージャー
  • 寺師 尚一郎
    (株)アユーラ ラボラトリーズ マーケティング部長

会場

大田区産業プラザ PiO

6階 C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

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