技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

臨床試験におけるファーマコゲノミクスと承認申請時のデータ取り扱い

海外レギュレーションを踏まえて解説する

臨床試験におけるファーマコゲノミクスと承認申請時のデータ取り扱い

会場 開催

データの提出が求められる事例の検討、統計モデル、統計モデルデータの品質管理など、起こりうる問題点と対策を詳解する特別セミナー!

概要

本セミナーでは、ファーマコゲノミクスの基礎から解説し、海外レギュレーションから想定されるファーマコゲノミクスを取り入れた医薬品臨床開発について詳解いたします。

開催日

  • 2011年1月27日(木) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 医薬品臨床開発に携わる技術者
  • ファーマコゲノミクスについて理解を深めたい技術者

関連する規制・レギュレーション

  • Guidance for Industry: Pharmacogenomic Data Submissions (FDA)
  • Biomarkers Related To Drug Or Biotechnology Product Development:
    Context, Structure And Format Of Qualification Submissions (ICH E16 draft) など

修得知識

  • 国内外のレギュレーション
  • ファーマコゲノミクスのコンセプト
  • 海外のレギュレーションからファーマコゲノミクスを取り入れた臨床試験のイメージ

プログラム

 FDAなどの海外の規制当局はファーマコゲノミクスに関するガイダンス等を発出し、個別化医療を志向した医薬品開発をリードしています。
 本講座ではファーマコゲノミクスのコンセプトについて理解を深め、海外レギュレーションから想定されるファーマコゲノミクスを取り入れた医薬品臨床開発のイメージをディスカッションします。

  1. 医薬品開発におけるファーマコゲノミクスの現状
    1. ファーマコゲノミクスの歴史
    2. ファーマコゲノミクスとlabelingの現状
    3. 製薬企業の動向
  2. ファーマコゲノミクスに関する遺伝学、分子生物学的観点
    1. 変異と多型
    2. ハーディー・ワインバーグ平衡
    3. ハプロタイプ
    4. 連鎖不平衡
    5. Genome Wide Association Study
  3. ファーマコゲノミクスを取り入れた臨床試験の企画、実施と問題点
    1. Hypothesis generating vs. Hypothesis testing
    2. Retrospective vs. prospective
    3. 表現型の選択と収集
    4. 検出力とサンプルサイズ
    5. データの品質管理
    6. 統計モデル
    7. 構造化集団について
    8. 多重検定と有意水準の調整
  4. 国内、海外の規制の動向
    1. 日米欧
    2. ICH
  5. ファーマコゲノミクス研究と国際的なレギュレーション
    1. FDAのPharmacogenomic Data Submissionsガイダンス
    2. データの提出が求められる事例の検討
    3. Voluntary Submissionでよい事例の検討
  6. 今後の展望
    1. 規制のあり方
    2. 医療現場への還元
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 黒木 義弘
    バイエル薬品(株) 開発本部 開発臨床薬理アジア/日本 ファーマコダイナミクスアジア/日本
    シニアPDエキスパート

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん 5階 第3講習室 (東京都品川区東大井5-18-1)

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/12/15 インド・中国・ASEANにおける医薬品薬事・薬価戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2025/12/15 ICH Q9 (R1) : 品質リスクマネジメント改正の要点と暗黙知・知識管理の品質保証への落とし込み オンライン
2025/12/15 原薬製造における洗浄プロセスの設計と洗浄バリデーション オンライン
2025/12/15 治験総括報告書及びCTD2.5の効率的な作成法と照会事項の分析 オンライン
2025/12/15 非GLP試験における信頼性基準と信頼性確保のポイント オンライン
2025/12/16 GMP基礎講座 (2日間) オンライン
2025/12/16 医薬品製造所における逸脱対応とCAPA効率化/終結判断 オンライン
2025/12/16 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算および基準値設定法入門 オンライン
2025/12/16 インド・中国・ASEANにおける医薬品薬事・薬価戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2025/12/16 GMPに対応した洗浄バリデーションは具体的に何を計画し、何を行い、何を証明すればよいのか オンライン
2025/12/16 製薬用水の品質確保、PIC/S GMP Annex 1改訂で新たに定義された汚染管理戦略の製薬用水への適用 オンライン
2025/12/16 バイオ医薬品・ウイルスベクター・遺伝子治療薬における超遠心分析の基礎と品質評価における具体的な分析検討方法 オンライン
2025/12/16 医薬品事業化のために必要な開発・上市戦略 オンライン
2025/12/16 患者数・市場規模ベースで検討する医薬品の売上予測と事業性評価 オンライン
2025/12/17 GMP省令/行政査察対応を踏まえた変更/逸脱管理と処理手順書作成 オンライン
2025/12/17 スケールアップ・ダウン検討および実験計画の進め方・データのとり方 オンライン
2025/12/17 オーファンドラッグの患者数、売上予測と事業化のポイント オンライン
2025/12/17 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) 実務の基礎 オンライン
2025/12/17 戦略的なターゲットプロダクトプロファイル (TPP) 策定プロセスと競争環境および規制要件を見据えた差別化戦略の構築方法 オンライン
2025/12/18 RMP (リスク管理計画) ・リスク最小化活動の適時適切な検証・更新とRWD活用スキル オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発